[Tokyodebian-2007] Debian勉強会30 事前課題
noriaki sato です。 Debian勉強会30事前課題を送ります。 宴会くんに書き損ねてしまったのですが、 宴会も参加でよろしくお願いします。 -- 「今後Debconfを日本で開催するためにDebianの認知度を上げる方法」 こーゆーのを考えるのは非常に苦手なのですが、ない知恵を絞ってみました。 debian は数ある Linux distribution の中でも「敷居が高い」と言われていると思います。 とりあえずぐーぐる先生に尋ねてみた所、 Red Hat 敷居が高い に一致する日本語のページ 約 975 件中 1 - 50 件目 (0.15 秒) deiban 敷居が高い に一致する日本語のページ 約 9,950 件中 1 - 50 件目 (0.16 秒) という結果が得られました。 どうやら debian は Red Hat の10倍ほど敷居が高いようです。 「敷居が高い」というイメージには、 「使い勝手が良くない」というイメージも含まれていると思います。 そこで、やはりもっと使い勝手を良くしたらどうか?という事が考えられますが、 それでは「それ何て Ubuntu?」という事になってオシマイです。 うーん、困りました。 しかし、ここで逆転ホームラン! RMS よろしく 「Ubuntu は debian/Ubuntu と名乗るべきだ」 とあちこちで言いふらす、とゆーのはどーでしょうか? もちろん「KNOPPIX は(以下略」でも可。 こんなネタしか思いつきませんでしたorz ごめんなさい。 ___ Tokyodebian-2007 mailing list Tokyodebian-2007@lists.alioth.debian.org http://lists.alioth.debian.org/mailman/listinfo/tokyodebian-2007
[Tokyodebian-2007] Debian勉強会30 事前課題
内山と申します。 今回初参加となります。以下事前課題です。よろしくお願い致します。 「企業がDebconf のスポンサーになるためには」 企業がスポンサーとなるためには”費用対効果”が必ず求められると思います。 Debconfに投資するとこんな良いことがあるとか、しないとこんな不利益 があるとか(これは脅迫ですね)が明確になると企業は投資しやすくなると考え ます。 「今後Debconf を日本で開催するためにDebian の認知度を上げる方法」 Debianには「堅苦しい」、「古め?」という固定観念というかイメージがあるよ うに思えます。そこを逆に利用して安心・信用して利用できるディストリビュー ションとしてある特定分野の利用を推進し、「○○ならDebian」というような ポジションを築くのが良いのではないかと個人的には思います。 ___ Tokyodebian-2007 mailing list Tokyodebian-2007@lists.alioth.debian.org http://lists.alioth.debian.org/mailman/listinfo/tokyodebian-2007
[Tokyodebian-2007] Debian勉強会30 事前課題
有限会社デジタルインフラの岡島です。 毎度お騒がせしております。 いま言われている、2007年7月第30回勉強会へ参加できるかどうかは微妙ですが、一応投稿。 今回のテーマですが、 もちろん、単に Debconfをやれればいい、というのであれば、 偶然運良く支援企業が見つかるのを期待する、というのもひとつの方策ではあります。 日本のマーク・シャトルワース(例のUbuntuの人ですよ)、みたいなのが現れ、 しかも、なぜかDebianに興味を持ってくれれば、なんとかなるでしょう。 しかし、究極的には、もっと根本的なことに目を向けるべきでしょうね。 (それが言いたくて、わざわざ投稿している。) これは、某社団法人系MLでの例の騒動(って、知っている人はL7ではどれ位なんですか?)とも、 その根源的次元においてはまったく同じことなのですが、 ガバナンス(統治)をどう考えるか、権力性をどう考えるのか、公共性をどう考えるか。 そういった次元に最終的には帰着できます。 また、Debconf開催限定では、もっと表面的には、「Debianは儲かるか?」の一点でしょう。 「儲かるか?」という次元は、皆さんも理解しやすいでしょう。 そして、その次元の検討は重要です。 たとえば、実際にやってしまうと非常に反発は買うんでしょうが、IceWeasel に対し、 いま Firefox (というよりMC/MJ)が やっているような アフィリエイト契約を入れるとか。 そして、それと同じような商売を、ありとあらゆるパッケージに広げる。 そういった次元で本当に儲かってしまえば、Debconf開催なんて簡単でしょう。 たとえ、Debianプロジェクトに直接的にはカネが入らなくても、 とにかく、Debianのまわりでちょろちょろしてればカネが儲かる、という状況を つくれば、Debconfの開催は簡単です。 が、しかし。 それでいいの? Debianの理念って、「自由」じゃなかったっけ。 私からすると、むしろ狂信的、教条的ともいえるほどの自由への信仰。 これがDebianじゃなかったっけ。 わたしは、Debian真理教徒じゃないので、べつにそれを捨てるのならそれはそれでかまいませんが、 (というか、そもそもDDでもない)、 でも、捨てるの? ・・・で、いい加減長くなりすぎるので、いきなり結論にワープしますが、 とにかく、結論としては、みなさんは、このどちらかを選ぶ必要性があります。 Debianって、はたしてどっち? 1、オタクのお遊び。 2、社会基盤。(=デジタル社会のインフラ、って、どっかのバカ零細企業かよ!)。 1なら1でかまいませんし、また、1と2は矛盾するものではなく、共存も可能です。 JPNICとJANOGみたいな関係ですね。 ただ、まず認識してほしいのは、現行では、Debianは1です。 Debianはオタクのお遊びとしては非常にハイレベルなんですが、しかし、1です。 そして、1で得られる「特権」というのは、たとえば、それこそ中野区の施設を 打ち合わせ用に貸してもらえたり、とかですね。 それ以上ではないですし、それ以上を求めれば、それはなにかと問題を起こすでしょう。 なぜかといえば、社会一般からみた認識が、「世田谷釣り友の会」といった存在と変わらない 程度である以上、受けられる「特権」もその程度なわけです。 たとえ、「そんなレベルじゃない」「社会基盤へ貢献してるんだ」 とかいろいろいったところで、社会一般から見てそれは認められない主張です。 そして、当然ですが、それじゃ、Debconfの開催はムリでしょう。 「世田谷釣り友の会」の合宿に、公共施設を無料で貸すような自治体があれば、 そちらのほうが問題でしょ?それと同じことです。 そんなもん、自分たちでホテル借りて勝手にやれと。これが一般国民の常識です。 どうしてもやりたいなら、たとえ理念を曲げてでも、即、カネになるような絵を描くことです。 でも、それでいいの? 2になれれば、Debconfの開催は可能です。 逆に言えば、Debianに近づけば、非常に迂遠にはカネになるような絵を描くことです。 この場合、理念との合致も簡単でしょう。 ただ、すくなくとも、JPNIC程度の組織や規律は必須でしょうね・・・。 といっても、驚くべきことに、Debianのそれと、JPNICのそれが、そんなに変わらなかったりするんですが。 なにやってんだよ、某社団法人。もうね。 いい加減長すぎるので、短くまとめると、 とにかく、Debconf開催のために、資金援助から地元自治体の協力からそういったものを とってくるのに必要なのは、 A、とにかくカネになる。 B、社会に貢献している、という大義名分。 このどちらかが必要です。 で、A はDebianの理念から外れそうなので、結局はB。 このあたりをどう考えるかが、Debconfだけではなく、Debian全体にとっても、 今後、カギになるポイントなんだと思います。 ___ Tokyodebian-2007 mailing list Tokyodebian-2007@lists.alioth.debian.org http://lists.alioth.debian.org/mailman/listinfo/tokyodebian-2007