「日本語ユーザのためのOpenOffice.orgに関する開発仕様提案書の作成」
これに誰の提案が採択されようと、この実施には ja.openoffice.org が関与せ
ざるをえない。
となれば、この公の文書を良く知る必要がある。良く分析する必要がある。
Yutaka kachi wrote:

> 応募要領についていくつか疑問点をお持ちのようですが、
> その部分を「こうやります」と具体化して提案するものだと思いました。

この応募要綱はすでに良く具体化されている。

> 4. 求められる成果の具体的内容
> 現在、基本検討・基本設計を実施しているのは次のメジャーリリースとなる
> 3.0版であると考えられる。3.0版に向けて、日本語ユーザの視点から見た改
> 善・開発要望をまとめ、コミュニティでの議論を経て英語による仕様書を作成
> し、OpenOffice.orgの基本設計書へ反映させる作業を行う。 

http://openoffice.s16.xrea.com:8080/pukiwiki/pukiwiki.php?%5B%5Brequest4v30%5D%5D
これのことでしょう。この部分の「こうやります」は、ML, FAQ等を利用して、
さらに改善・開発要望をまとめる、でしょう。

提出すべき調査報告書も具体的です。

> 本調査では、以下の調査報告書を必須とする。
> 1. OpenOffice.orgにおける日本語操作についての要求事項について調査した
> 結果をまとめた調査報告書
> 2. OpenOffice.orgに対する改善・開発要求を英語で記述した技術仕様書
> 3. ドイツのOpenOffice.org開発者と基本設計への反映について協議した際の
> 議事録 

1.
http://openoffice.s16.xrea.com:8080/pukiwiki/pukiwiki.php?%5B%5Brequest4v30%5D%5D
これをまとめる。
2. http://wiki.services.openoffice.org/wiki/Specification_template
このテンプレートに従って仕様書を書く。
3. ハンブルクのSunエンジニアとの話し合いの記録

> 本調査は、以下の手順で調査実施することが期待される。
> (1)改善・開発要望の調査
> OpenOffice.orgに対する改善要望、新機能の開発要望を、公知となっている情
> 報、利用者、有識者へのヒアリング、IPAのOSSデスクトップ導入実証実験の成
> 果等をもとに調査する。(参考資料1)

二宮町のOSSデスクトップ導入実証実験の成果など。(参考資料1)は、(1)
OpenOffice.orgの要望調査対象の例、OpenOffice.orgのコミュニティに寄せられ
ている改善・開発要望で、http://ja.openoffice.org/
が示してあるが、ja.openoffice.orgは、Japanese Native Language Projectの
サイトであって、改善・開発要望を集めるだけの場所ではない。参考資料1は、
http://openoffice.s16.xrea.com:8080/pukiwiki/pukiwiki.php?%5B%5Brequest4v30%5D%5D
これにすべきではないか。

> (4) 仕様書作成
> 現状のOpenOffice.orgの実装も踏まえ、英語による開発要望の仕様書を作成す
> る。(参考資料2) 

http://wiki.services.openoffice.org/wiki/Specification_template

> (5)開発側との協議
> OpenOffice.org開発現場を訪問するなど、開発チームと十分な意思疎通を行
> い、提案する技術仕様について相互に十分な理解を深める。協議を通じて次
> バージョンの基本設計仕様への反映可能性を調査する。

ハンブルクに行く。Sun Microsysytemsのエンジニアと話し合いをするというこ
とです。


> 本調査に当たって、Webサイトの設置などの、意見集約手段を開発する必要
> がある場合は、提案時に明記すること。

CMSサイトなどを作るのでしょうか。

> 5.審査基準
> (1)実施体制として、以下の条件を満たす人員が含まれていることを客観的
> に説明できる。
> ・業務要員(一部でも可)がOpenOffice.orgについての十分な知識を有している
> こと。
> ・業務要員(一部でも可)が英語でのコミュニケーション能力を有していること。
> ・日本語操作に係る十分な基礎知識(文法、文書スタイル、文字コードシステ
> ム等)を有していること。
> ・ 電子文書に係る国際標準についての十分な知識を有していること。
> (2)提案が既存のユーザコミュニティとの連携を考慮していること。
> (3)OpenOffice.org開発者との既存のチャネルは必須ではないが、すでに開
> 発貢献など実績がある場合は評価する。

(1)はグッデイさんに揃っているのでしょう。
(2)は可知豊さんの担当でしょう。
(3)は非常にきめ細かな規定。

> ・IPAの実証実験の結果
>  http://www.ipa.go.jp/
> ・インターネット上で公開されている導入事例
> ・OpenOffice.org が定める現行仕様書および仕様書雛形
>  http://specs.openoffice.org/

「日本語ユーザのためのOpenOffice.orgに関する開発仕様提案書の作成」に誰の
提案が採択されようと、この実施には ja.openoffice.orgをはじめ、数多くの
OpenOffice.orgプロジェクトが関与することになります。
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khirano

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