yossy_takeuchiです。

【質問1】1枚のCDにソースコードを同梱できない場合の扱い

「かもめ焼き」で新バージョンのCDを計画していますが、
個人的な意見&メンバーさんのご意見を汲んだ上で、
今回は「1.1.5/2.0 CD」を作ろうかと思っています。

OSC2005 Tokyo/Fallで配布した
「OpenOffice.org 2.0 Beta2 CD」と同様のものです。

当然ながら、OOo1.1.5とOOo2.0を同じCDに入れると
OOoのソースコードはそのCDに入らないのですが、
ソースコードの扱いは下記のどちらがよいのでしょうか?

方法1:
 ソースコードを別CDにした「2枚組み」という形で用意する。
 同じダウンロードサイトにバイナリCDとソースコードCDを用意。

方法2:
 ソースコードCDは作らないが、
 バイナリCDのReadmeファイル、あるいはかもめ焼きのDLサイトにて、
 「ソースコードの入手方法」項にソースコードDLサイトへの
 リンクを明記する。


「GNU GPLに関して良く聞かれる質問」
http://gnu.intissite.com/licenses/gpl-faq.ja.html
「バイナリは私のインターネットサーバに置き、ソースは
 他のインターネットサイトに置くということはできるでしょうか?」
を見ましたが、
「かもめ焼きプロジェクト」は「OpenOffice.org 日本ユーザー会」内の
1プロジェクトなので、上記の「方法2」もありだと思います。
いかがなものでしょうか?

「方法1」は、LGPL 第4節(↓)にある「同じ場所」を満たすための
形式的なものであって、ソースコードCDの需要は
殆どないかもしれませんが…。

# インターネット上にあるものはすべて「同じ場所」という
# 拡大解釈もできたりしますけど(^_^);


参考:LGPL 第4節 (和訳)
> 4. あなたは上記第1節および2節の条件に従い、『ライブラリ』
> (あるいはその一部、または第2節における派生物)をオブジェクト
> コードないし実行形式で複製または頒布することができる。
> ただし、その場合あなたはそれらに対応する完全かつ機械で
> 読み取り可能なソースコードを添付し、上記第1節および2節の
> 条件に従いソフトウェアの交換で習慣的に使われる媒体で頒布
> しなければならない。
>
> オブジェクトコードの頒布が、指定された場所からコピーする
> ためのアクセス手段を提供することで為されるとして、その上で
> ソースコードも同等のアクセス手段によって同じ場所からコピー
> できるようになっているならば、オブジェクトコードと一緒に
> ソースも強制的にコピーされるようになっていなくてもソース
> コード頒布の条件を満たすものとする。


【質問2】OpenOffice.org 1.1.xのライセンスについて

OpenOffice.org 2.0〜は「LGPL」のみになるようですが、
1.1.5(あるいはそれ以前、ないしそれ以降の1.1.x)は
「LGPL/SISSL」のままなのでしょうか?
(以前に同様の質問をしましたが、回答がありませんでした)


以上、よろしくお願いいたします。
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