小野寛生です。

2019年4月10日(水) 12:01 KIRIYAMA Kazuhiko <k...@kx.openedu.org>:
>
> 桐山です

> > https://bugs.freebsd.org/bugzilla/show_bug.cgi?id=226634#c8
>
> この記事では Python27 と Python36 は共存できないと書いていま
> すが,py36-setuptools は graphics/mesa-libs で使うので,結局
> 今の ports ツリーではまず最初に

いえ、この記事が言っているのは、
1) DEFAULT_VERSIONS=python=2.7 でビルドされた py27-setuptools と
DEFAULT_VERSIONS=python=3.6 でビルドされた py36-setuptools は共存できない。
2) DEFAULT_VERSIONS=python=2.7 でビルドされた py27-setuptools と
DEFAULT_VERSIONS=python=2.7 でビルドされた py36-setuptools は共存できる。
3) DEFAULT_VERSIONS=python=3.6 でビルドされた py27-setuptools と
DEFAULT_VERSIONS=python=3.6 でビルドされた py36-setuptools も共存できる。

ということです。
具体的には、devel/py-setuptools はデフォルトのバージョンと同じ FLAVOR
を作成する場合に、/usr/local/bin/easy_install という
バージョン番号のつかないファイルを生成するのですが、(1) では両方のパッケージがこのファイルを持つので衝突します。
(2) と (3) の場合は異なる FLAVOR のパッケージの中で 1 つしかこのファイルを持たないので衝突しません。
つまるところ、ports&packages のシステムでは、DEFAULT_VERSIONS の設定が異なるパッケージが混ざることは
想定していないし、サポートするつもりもない。基本的には DEFAULT_VERSIONS を変更したらパッケージを全部
作り直してねということなんだと思います。


> # make -C $PORTSDIR/devel/py-setuptools FLAVOR=py36 install
> # make -C $PORTSDIR/graphics/mesa-libs PYTHON_VERSION=python2.7 install
>
> しとかないとうまくいかないと思います.
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