Re: [ja-discuss] highlightingとshadingの訳語
On Mon, 29 Jun 2015 18:29:15 -0700 (MST) Junichi Matsukawa wrote: > この変更をされた担当者のブログが公開されていました。 > http://zolnaitamas.blogspot.hu/2015/03/word-compatible-text-highlighting-in.html > 現在のHilighting の訳は「文字の背景」ですが、ブログにも蛍光ペンのアナロジーと書かれています。 なるほど、興味深いです。 蛍光ペンのアナロジー云々はWordの機能解説の部分に書いてあります。 ここで注目すべきは、WriterのhighlightはWordのshadingに近い、ということ ではないでしょうか。 言われてみれば確かにWordの蛍光ペンは選択できる色が少なかったように記憶 しています。 > またこの変更に関係するBugzillaの会話の中にも > https://bugs.documentfoundation.org/show_bug.cgi?id=64490 > "Highlighting" markerという言葉が出てきます。プログラムしている方々もマーカー機能として思われているのでは無いでしょうか。 全部は読んでいませんけど、これも概ねWordでの話ではないでしょうか。 > 新しいWriterのアイコンを見ても蛍光ペンのような画像になっているので「蛍光ペン」で良いのかなと私は思います。 > 黒い背景に白い文字の使い方もあるのでしょうが、私がWriterで文書を書くときも「Hilighting機能」は蛍光ペンとしてしか使っていません。 WordのhighlightとWriterのhighlightは機能が違うので、余計に混乱を招く 「蛍光ペン」にするべきではないと思いましたが、いかがでしょう。 > 「Shading」は現在の訳は「背景色」だと思います。 違います。"background color"の翻訳が「背景色」です。 -- AWASHIRO Ikuya ik...@fruitsbasket.info / ik...@oooug.jp / iku...@gmail.com GPG fingerprint: 1A19 AD66 C53F 2250 3537 1A9D 3A53 2C1D 20AB CC8A -- Unsubscribe instructions: E-mail to discuss+unsubscr...@ja.libreoffice.org Posting guidelines + more: http://wiki.documentfoundation.org/Netiquette List archive: http://listarchives.libreoffice.org/ja/discuss/ All messages sent to this list will be publicly archived and cannot be deleted
Re: [ja-discuss] highlightingとshadingの訳語
いくやさん。西堀さん。 この変更をされた担当者のブログが公開されていました。 http://zolnaitamas.blogspot.hu/2015/03/word-compatible-text-highlighting-in.html 現在のHilighting の訳は「文字の背景」ですが、ブログにも蛍光ペンのアナロジーと書かれています。 またこの変更に関係するBugzillaの会話の中にも https://bugs.documentfoundation.org/show_bug.cgi?id=64490 "Highlighting" markerという言葉が出てきます。プログラムしている方々もマーカー機能として思われているのでは無いでしょうか。 新しいWriterのアイコンを見ても蛍光ペンのような画像になっているので「蛍光ペン」で良いのかなと私は思います。 黒い背景に白い文字の使い方もあるのでしょうが、私がWriterで文書を書くときも「Hilighting機能」は蛍光ペンとしてしか使っていません。 「Shading」は現在の訳は「背景色」だと思います。「Shading office2013」で画像検索をしてみましたが「網掛け」機能を使っている例を私は見ませんでした。ほとんどがセルやパラグラフの背景色の設定でした。「網掛け」を使うと文字が読みにくくなるので私はほとんど「網掛け」は使っていません。現実的な使い方の表現から「背景色」でよいのではないかと思います。 松川 -- View this message in context: http://nabble.documentfoundation.org/highlighting-shading-tp4152928p4153097.html Sent from the Discuss mailing list archive at Nabble.com. -- Unsubscribe instructions: E-mail to discuss+unsubscr...@ja.libreoffice.org Posting guidelines + more: http://wiki.documentfoundation.org/Netiquette List archive: http://listarchives.libreoffice.org/ja/discuss/ All messages sent to this list will be publicly archived and cannot be deleted
Re: [ja-discuss] Re: [ja-discuss] highlightingとshadingの訳語
どもども、いくやです。 On Mon, 29 Jun 2015 23:57:28 +0900 Kiyotaka Nishibori wrote: > 他に文字を強調する方法をして思いつくところでは > - 文字に下線を引く > - 文字の色を変える > - 文字を太字にする > - 文字を斜体にする > 等、さなざまな方法がありますので、どうやって強調するかを示す表現が良いように思います。 仰るとおりですね。 > 私の主張は以上ですが、いくやさんにも「蛍光ペン」を参考にするべきではない理由があるはずでしょうから、よろしければお聞かせください。 蛍光ペンという割には蛍光色じゃないからです。 もともと蛍光色しかなかったのに、後から沢山の色をつけられるようになっ たとか、ワープロ専用機の時代がそうだったとか歴史的な理由かなぁと思った ので。歴史的な理由であれば継承する理由はないと思います。 #私が使っていたワープロ専用機はモノクロだったので色を付ける機能はあり ませんでした 「ラインマーカー」であれば許容できるかなぁという感じではあります。 どう見ても和製英語ですし。 あとはどうやってWriterで出てくるhighlightとそうでないのとの区別を付け るのか、というのも、現在と将来に渡って実務的な問題として残ることにな ります。 これを避けるためには無難なもので統一してしまったほうがいいということ になります。 このあたりに関しては完全にバランスの問題なので明確な正解というのはな いですよね……。 -- AWASHIRO Ikuya ik...@fruitsbasket.info / ik...@oooug.jp / iku...@gmail.com GPG fingerprint: 1A19 AD66 C53F 2250 3537 1A9D 3A53 2C1D 20AB CC8A -- Unsubscribe instructions: E-mail to discuss+unsubscr...@ja.libreoffice.org Posting guidelines + more: http://wiki.documentfoundation.org/Netiquette List archive: http://listarchives.libreoffice.org/ja/discuss/ All messages sent to this list will be publicly archived and cannot be deleted
[ja-discuss] Re: [ja-discuss] highlightingとshadingの訳語
西堀です。順不同になりますが… 2015年6月29日 0:47 AWASHIRO Ikuya : > どもども、いくやです。 > > ようやくLibreOffice 5.0 RC1をインストールし、翻訳の確認を開始しました。 > ざっと見ても結構難しいところが残っているなぁと思います。 > > ひとまずこちらをご覧ください。 > https://pbs.twimg.com/media/CIg7K81WcAA-L9b.png:large > ここを訳そうと思ったら、結構大きな罠にハマりました。 > > ただし、上記の画像の部分はMicrosoft Office (というかWord)との互換性の > 部分なので、"highlighting"は「蛍光ペン」、"shading"は「網かけ」と > 訳すべきだと思います。参考: > http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1150996216 > この点に関しては異論ありません。 > 現状、"highlighting"を「文字の背景」と訳していますが、「背景」は"background" > の訳語であるべきであり、ふさわしくありません。 > 「強調表示」とするのが妥当のように思われます。 > > ではWriterでも「蛍光ペン」と訳すべきかと思いがちですが、これは明らかに > 参考にするべきではない訳なので(ワープロ由来?)Writerでは本来あるべき > 翻訳にしたいところです。 > KeyID pFtDy および wbyfc については「蛍光ペン」または「蛍光マーカー」が良いのではないかと考えます。これらの語句は Writer で蛍光ペンのようなアイコンにポインタをかざしたときに出るツールチップ (wbyfc) およびそのアイコン横の逆三角のボタンをクリックしたときに出現するダイアログのタイトル (pFtDy) です。 理由の説明の前に、次のことをお試しください。すでにご存知かとは思いますが、段落背景の塗りつぶしと(現行訳でいうところの)文字背景の塗りつぶしでは振る舞いが違います。 1. Writer を開く。 2. 段落の書式で行間を2行に設定、同じく背景をグラデーションにして任意のグラデーションに設定する。 3. 上記に設定した段落で任意の文字を入力する(途中で改行(Shift+Enter)を入れるとより判りやすくなるとおもいます)。 4. 「文字の背景」アイコン横の▼をクリックし、任意の色を指定する(このアイコンはトグルボタンで、ポインターがインクの瓶に変わると思います)。 5. 任意の文字をポインターでなぞる(2箇所なぞってください)。するとその文字のところの背景が塗りつぶされる。が、行間は塗りつぶされない。 6. もう一度「文字の背景」アイコン横の▼をクリックし、「塗りつぶしなし」を指定する。 7. 先程の2箇所のうち1箇所をインク瓶ポインターでなぞる。すると、「文字の背景」の色は消え、段落背景のグラーデーションに戻る。 8. もう一度、段落の書式設定ダイアログを開き、段落の背景を「なし」に指定する。すると段落の背景は消えるが、1箇所残っていた文字の背景には変化がない。 では理由です。 理由1: 強調する方法を表す語のほうが良い いくやさんも述べられているように > (色を変えることだけを「強調表示」としていいのかは迷うところではありま > す。例えばフォントを大きくしても強調表示になりますし) 他に文字を強調する方法をして思いつくところでは - 文字に下線を引く - 文字の色を変える - 文字を太字にする - 文字を斜体にする 等、さなざまな方法がありますので、どうやって強調するかを示す表現が良いように思います。 理由2: 「蛍光ペン」が直感的に感じる 上記 4 の動作ですが、これはあたかも教科書やノートの重要な箇所に蛍光ペンでマークするかのような動作です。また、すべてを確認したわけではありませんが、アイコンも蛍光ペンを思わせるようなものが多いように感じられます。ということで、特に経験の浅いユーザーにとって「蛍光ペン」はユーザーフレンドリーな気がします。 理由3: 「蛍光ペン」は、あながち超訳ではない 蛍光ペンを英語では "highlighter" と言うようです。[1][2] なので、"highlighting" に「蛍光ペンで塗って目立たせること」の意味合いがあるように思われます。 [1] https://en.wikipedia.org/wiki/Highlighter [2] http://ejje.weblio.jp/content/highlighter 私の主張は以上ですが、いくやさんにも「蛍光ペン」を参考にするべきではない理由があるはずでしょうから、よろしければお聞かせください。 西堀 -- Unsubscribe instructions: E-mail to discuss+unsubscr...@ja.libreoffice.org Posting guidelines + more: http://wiki.documentfoundation.org/Netiquette List archive: http://listarchives.libreoffice.org/ja/discuss/ All messages sent to this list will be publicly archived and cannot be deleted