統計数理研究所の丸山です。 発端となった問題は既に解決したと思いますが、Subjectを変えて GPT と EFIの 関係について考えてみたいと思います。私が気になったのは野中さんの
>GPTスキームは元々(U)EFI規格の一部として作成されたのですが、現状では >Legasy BIOSとGPTの組合せも(の方が?)多用されており、 という部分です。そのあたりの歴史は知らないので、まずは何か参照できる文献 があればご教示願いたいと思います。 それはともかく、GPT を少し知って、 UEFI のことは殆ど知らない私から見ると、 歴史はどうであれ、GPTはこれまで広く普及していた「(Microsoft slice)+(BSD label)」の方式(今ではMBRスキームを呼ぶようになったが)がはらんでいた問題 を解決しており、例え UEFI規格が無くても、UEFIモードがなくBIOS boot しか できないマシンであっても、MBRは捨ててGPTに移行すべき、と思えるのです。で すから、 >現状ではLegasy BIOSとGPTの組合せも(の方が?)多用されており、 は起るべくして起っている現象であって、そこに敢えて UEFI boot モードの話 を持ち出す必要もないし、また GPTの規格はLegacy BIOS, UEFIの起動モードと は独立の規格であるべきだと思うのです。 皆様のご意見を伺いたい。 なお、一応「(Microsoft slice)+(BSDlabel)の方式がはらんでいた問題」の中で 特に重大なものをここに書いておくと、 1. Microsoft slice のアドレス指定は 32ビットであって、2TBを越えるストレー ジでは、アドレス指定が不可能になる。(/usr/include/sys/diskmbr.h 或いは /usr/src/sys/boot/i386/boot0/boot0.S 参照) 2. stage 1 boot code の大きさが 15 sector(7680バイト)に制限されていて、 自由が効かない。 3. (2と実質同じ意味だが)boot manager を特定のOSパーティションの中に埋め 込まざるを得ず、その OSパーティションを削除すると、他のOSパーティショ ンまで起動困難になる。 -------- 丸山直昌@統計数理研究所 _______________________________________________ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"