On 5/24/06, Yoshiyuki Masutomi <[EMAIL PROTECTED]> wrote:
結論として、2.0.3rc2の段階では
日本語のみの文章で、縦書グリフの定義がされていないフォントを使用してPDF出力した場合に、「埋め込みフォント「BAAAAA+Unknown」を抽出できません。〜」と言ったダイアログが表示される。
日本語のみの文章で、縦書グリフの定義がされていないフォントを使用してPDF出力した場合に、文字色が透明になった状態でエクスポートされる。
と言う不具合が2点ほど発生します。

縦書きぐりふがまったく定義されていないフォントであれば、それはいたしかたなしの
ような気もいたしますが、せめて横書きぐりふを使って欲しいものですね。というか、
そうなっているはずなんだけど。。。

透明というかぐりふのデータが出力されていないというか、というのは、いくらなんでも
おかしいですね。

もう少しややこしいのは、TTC (TrueType Collection) の場合です。
「もとやしーだ」が、最初のフォントセットには横書き・縦書きが入っていて、
二番目と三番目のフォントセットには横書きのみの情報しか入っていない
ようですよね。この場合、二番目もしくは三番目のフォントセットて縦書きを
使う場合、一番目の縦書きの情報を代わりに使え。というのは、、、、

理論的には TTC は、まったく異なるフォントセットを組み合わせてもよいので、
TTCファイル内の異なるフォントセットは関係が無いとして扱うほうがようような
気もするのです。

とはいえ、実際に TTC を使うのは、異なるフォントセットでありながら、
共有できる部分がある複数のフォントを組み合わせるのが自然ですから、
一番目の縦書きの情報を使え。というのも、わからんでもないです。

例えば、以下のような組み合わせの TTC ファイルです。
 一番目: ひらがなも漢字も固定幅
 二番目: ひらがななどについては横幅(文字間隔)が変化する。漢字については固定幅
 三番目: ひらがなや英数字について横幅(文字間隔)が変化する。漢字については固定幅

ここでは、漢字について共有できるので、TTCファイル形式にする意義があります。
一番目から三番目まで、文字の形自体が細くなるわけでなく、単に文字間隔が変化する
だけだとすると、縦書きにした場合には文字の中央線をそろえればよいので、
横幅(文字間隔)は関係なくなりますよね。そうすると、何も二番目や三番目に縦書きの
情報を持たせる必要はない。といわれれば、半分納得できるようなできないような。。。

Tora

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