中田さん

アナウンスの提案ありがとうございます。

OpenOffice.org 日本語プロジェクト内部向けには必要十分な内容になっているかと思います。

外部向け、つまり annou...@ja.openoffice.org に流すものとしては、丁寧な追加情報が必要になってくるかと思います。
http://wiki.services.openoffice.org/wiki/JA/Marketing/Major_OpenOffice.org_Deployments
特にこれらユーザー向けの説明が一番大切になってくるかと思います。
http://www.pref.yamagata.jp/ou/somu/020051/openoffice_dounyu.html
例えば一番最近の例でいうと山形県はホームページに「OpenOffice.org(オープンオフィス ドット
オルグ)の導入について」というページがあって、<参考(外部リンク)>のところに、OpenOffice.org 日本語プロジェクト
ホームページ (OpenOffice.orgのダウンロード、コミュニティ
等)という記述があり、http://ja.openoffice.org へのリンクがはられています。

このようなユーザーさんがたくさんいるので、OpenOffice.org のドメイン www.openoffice.org や
ja.openoffice.org がどうなるのかは伝えなければなりません。

プロジェクト名とプロダクト名がどうなるのかも気になるところでしょう。
http://s.apache.org/iGh
ただいま議論中ですがパベル案が採用されそうな気配です。
:)
つまり、プロジェクト名:Apache OpenOffice.org プロダクト名:OpenOffice.org
なんですが、なんだそのままじゃないか、といわれればそうなのですけれども、そこに至るまでの議論が非常に興味深いので興味のある方はスレッドの頭、デニスクーパーさんの投稿から読んでみてください。

ja.openoffice.org を含むドメインやこのメーリングリストを含む OpenOffice.org
のメーリングリストが突然使えなくなるということはないでしょう。
つまり、しばらくは使えるということです。

annou...@ja.openoffice.org 向けのアナウンスは、もう少し情報を集めて、時間をかけて、作成していいと思います。
なんといっても OpenOffice.org は10年の歴史に幕を閉じるわけです。
そして新たな出発をする。これは歴史的できごとですね。

オラクルがアパッチにOpenOffice.orgを寄贈した、ということは日本の方にはわかっているだろうとおもいます。
しかし、何が寄贈されたのか、アパッチにどのように受け入れられたのかは十分理解されていません。
http://wiki.apache.org/incubator/OpenOfficeProposal/ja
まずはこれを読んでいただくのが一番かと思います。

今後 LibreOffice とのコラボレーションが課題になってくると思われます。
それには相互理解が大切です。
チャンネルはすでに開かれています。
http://openoffice.org/projects/marketing/lists/dev/archive/2011-05/message/29
OpenOffice.org のルイスと LibreOffice のフローリアンはいっしょに仕事をしています。
また現在私やスペイン語のAlexandro、イタリア語のAndrea、クメール語Javier含め、LibreOffice と Apache
OpenOffice.org の両方に貢献している人がたくさんいます。
言語チームのページと日本語メインページはTDF/LibreOffice発足時にTDF運営委員会のメンバーから依頼されて私が作成しました。
http://wiki.documentfoundation.org/Language_Teams
http://wiki.documentfoundation.org/JA/Main_Page
TDF運営委員のAndre や有力メンバーのSimon Phippsは、アパッチOpenOffice.org のメーリングリストに登録し発言しています。

互いに組織の目的や構成や問題点をよく知ることが大切だということがわかっているからです。

TDFにはオラクルの社員でないOpenOffice.org コミュニティカウンシルのメンバーがほとんど行きました。
あたりまえですがオラクルの社員はひとりも行っていません。
Apache OpenOffice.org にはハンブルクのコア開発者が集まりました。
これもあたりまえです。コア開発者のなかにはオラクルの人もいますし、オラクルを離れた方もいます。

TDFは名前こそファウンデーションですがまだ法的に財団になったわけではありません。
ドイツの法律に基づいてドイツで財団になる手続きをしていますが組織構成や規約が要件に合わないところがあり調整中です。
LibreOfficeは順当にリリースしているように見えますが、「LibreOffice 3.4.1
はすべてのユーザー向け。しかし大企業には LibreOffice 3.3.3 を推奨。7月末の LibreOffice 3.4.2
は企業向け。」などと自分で言っているように、リリース基準がはっきりしていません。
はっきり出来ない理由はQAにあります。TDFの会員承認委員会をやっているソフィーなどが先頭に立ってQAを呼びかけているのですが一向にQAをやる気配がありません。今後のLibreOfficeの課題だと思います。
TDF/LibreOfficeも設立からまだ9カ月くらいでしょうか。まだまだです。
Apache OpenOffice.org もまだインキュベータです。インキュベータになってから1カ月しか経っていません。

これからのOpenOffice.orgとLibreOfficeの展開とコラボレーションが本当に楽しみです。
:)
Thanks,
khirano
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