斉藤%ちょっと微妙にずらす だったりします。

At Sun, 26 Mar 2006 23:01:29 +0900,
tgn1013 wrote:
> > そして、このような「実験」や「試み」を多く行い、それらから得られた
> > 経験を活かして、長期的にはどのように環境になるべきとお考えでしょうか。
> 
> と、私も上記の意見に共感するのです。

> 結果、ノウハウが付けば10年スパンだと(また台数がある程度あれば)コスト削減
> も出来る、様に思います。
> 日本の企業では、システムサポートを自社でやる、そのサポート部隊には教育と
> ノウハウ蓄積が必要、という意識が少ない企業が多いように思いますので、この
> 点も実際には弊害だと思いますが。

んー、それって人件費+その周辺考えるとすげーキツいんですよ。> システム
サポートを自社でやる とか。

# ユーザ20に対してサポート1で、外注も使えば...とかって議論にすぐなっちゃ
# うし。

意識はあっても、現実的な落としどころを探って次に繋げるだけでも一苦労す
るわけですし。(この時点でコストかかりますしね。)
で、「痛みに耐えるのはどこまで?」というのもあってユーザ教育すら金で買
える部分がある以上はコストとの見合いってことで...。
だから弊害とは思えないというところもあります。

決済権限を持つ側からすれば、長期的にやるのであれば「どこまで説得力のあ
るネタを提供してくれるか?」と「(決済権限を持つ人柱が)自分が説明する場
合に第三者に納得してもらえるだけの材料があるのか?」かと。

# まぁそれら自体も考えずに却下とかしちゃう人間が決済権限を持つのであれ
# ば、持たせた時点で負けだと思いますが。:D


全体の展望を見ることができてフリーな環境に対して将来像を描ける人材は少
ないのは事実で、フリーな環境を推奨する側は現実的なコストを描けないとい
う場合が多く、双方が平行線というよりもすでにねじれの関係だったりするこ
とが悩ましいでしょう。

フリーな方向にベクトルが向いてて、且つそれを実行する力量が揃うのならそ
れにこしたことはないんでしょうけど、それでも「実際にフリーソフトウェア
で構築された環境をそうだと意識できない人々」のほうがはるかに多いわけで。

なので経験から得られたものもあって展開したいんだけど、それすらも「金額」
とか「コスト」で判定されるのは仕方がないことだと思います。

∴いきなり長期的にやろうとしてきたことがばっさりいかれるとかあるかと。

# んで、キモは「バランスが取れる」ということなんですがね。

## 決済権限もあってフリーなモンを浸透させられる力を有してても、超える
## 壁はいくらでもあります。
## 「超えようとするだけの情熱」がいつまで続くかってのもキモか...。

-- 
斉藤直彦 <http://www.trashbox.jp/~saito/> <http://deb.dip.jp/~nao/d/>

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