nazotokoの渡邊です。 2010/1/8 K.Shirakata <argr...@ub32.org>: > 白方というものです。本筋とは完全に離れていて、純粋に興味本位ですが。 > > (2010/01/09 4:01), Shun N. Watanabe wrote: > >> ゼンリンは住宅地の地域名が同様に間違ってかかれた他社の地図を、 >> 著作権侵害で何度も訴えており、敗訴したことがありません。 >> 明らかに「間違い」は著作権で保護されます。 >> http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2003/09/25/545.html > > 「敗訴したことがない」ということに関するソースはありますでしょうか?
すいませんが、私にはそれを本当に証明することはできません。 理由は、いまの私には全判決を知ることができないからです。 判決は個人情報を隠した上で、全部秘密になったものを除けば、 パブリックドメインですが、電子化されている物は少ないです。 一応電子化されている物は、 http://www.courts.go.jp/search/jhsp0010?action_id=first&hanreiSrchKbn=01 で検索できますが、ゼンリン(善隣)が原告の物は出てきませんでした。地図の著作権侵害に関する判決なら少数ですが出てきます。 判決文は裁判所や大きめの図書館には置いてあるもののようです。 あとはニュースサイトなどがありえますが、 それらニュースには、ここで議論している通り、 たとえ元の判決がパブリックドメインでも、 著作権が付加されるので、 大体1年より前のニュースは公開されていません。 料金を払えば読めると思いますが、 引用くらいしか公開できません。 対「何とか地図」 勝訴 199x年y月z日 A新聞 みたいに。 あくまで私が知るかぎり(概ね2000年以後)では、 「間違い」をコピーしたのが明らかなのには、 ゼンリンは敗訴してないです。 1990年代は結構多く訴訟をしていた気がします。 対北海道地図訴訟(2003-2008年)では、 初審で敗訴、控訴して和解(ゼンリンが取り下げた)となってますが、 これは「よく似ている」、「家一件一件訪問調査しなければ、書けない」 などの訴訟理由だったので、北海道地図が本当に調査して 書いたと言うのが真実だったんじゃないでしょうか。 ちなみに、今こんな家の表札が書いてある地図を勝手に作ると、 著作権法ではなく、個人情報保護法で罰せられます。 たぶん、カマかけて裁判してでも独占したいほど貴重な地図なんでしょう。 本当にどうでもいいですが、私的には 損害賠償額の方に注目してしまいます。 大体50万人都市1年公開で1千万円くらいらしいです。 そろそろ1億円相当貢献者がOSM にもいるんじゃないでしょうか。 Shun N. Watanabe _______________________________________________ Talk-ja mailing list Talk-ja@openstreetmap.org http://lists.openstreetmap.org/listinfo/talk-ja