三浦です。 On 2010年03月07日 13:50, Mage Whopper wrote: > > OSMの利用方法はwiki.osm.orgにまとまっています。 > 本にして今以上わかりやすくなったとしても > 情報量はwiki.osm.orgにある以上の物は出てこないと思っています。 > 何らかの形で書籍化が実現するとして、一般的な入門書同様、 > わかりやすくする->詳細な情報を省く > ->文章劣化版 + 画像、と言った体裁の本になるのではないでしょうか。 > なのでむしろwikiにまとまった情報がないのに > 本がまとまるのか?というところは心配です。 >
Wikiの翻訳が進んでいないのは、確かにその通りで、結果として英語を 参照しないとできない、という状況が解消できていません。 > 書籍化や、寄稿などされてたことがあるとわかると思いますが、 > ソースにできる情報源が少ない状態で本をまとめるのは > かなりしんどいです。 > 取材先なし、ソースは英語かドイツ語のみ、 > 日本語の用語定義もまとまっていない... > やらなきゃならない仕事だとしたら頭かかえます。 > 専門誌向けの寄稿であれば、経験があります。英語しか情報がないなかで、 専門家向けの情報入手や構造の解説などです。 これが、一般向けとなると、頭を抱えます。 > とりあえず手をつけるとすれば > 時々MLでも話題に上る訳語と表記統一、 > Wiki内容の徹底的な日本語化でしょうか。 > http://wiki.openstreetmap.org/wiki/Ja:Index Workの見える化のために、ニーズにあわせて、これをまず更新することからですね。 > 技術的に簡単にできても「活字になる」ことを意識したとたん > 基本的に修正はできませんのでハードルはあがります。 > 用語の混乱は後で自分の首を絞めることにもつながります。 > つまり、WBSにわけて、依存関係を考えると順不同ですが タスク番号 タスク (依存性) ------------------------------------------ 1. 訳語の統一 (2 Featureの翻訳) 2. Wikiの翻訳 (1 訳語の統一) 3. Featureの翻訳 (4 訳語候補の調査) 4. 書籍執筆 (1−3、5) 5. 用字の調査 (1をベースとして) 6. ソフトの使い方マニュアル (2?) みたいな感じですか?他には? > 活字になることを気にしないでやるのであれば > wiki.osm.orgをきちんと使えるようにまとめるのが > 認知、普及には一番貢献すると思います。 > 書籍化用のwikiは自前で持ってもいいでしょう。 > この辺はツールの選択の課題となりますね。 活字にするときに、レイアウトは出版社の編集にまかせる(プロのツールの適 用)と考えれば、 文章と図画に専念するというのが妥当な線と思います。 > osmのwikiできちんとまとめておければ > 書籍にするにしてもwiki同士でコピーすれば何とかなります。 > 現状では site:osm.orgで検索しても > 日本語だとほとんど情報を拾えないことが > 参加のハードルを上げているボトルネックだと思います。 > 自分では不便なので > 日本語圏での普及と逆方向なことは認識しつつ > 日本語で検索することをだいぶ前にやめています。 > ええ、日本語で情報を拾えるように、エントリー部分で努力していますが、 日々すすんでいく情報をおっていくのはたいへんです。 翻訳のボランティアが多数入らないと、普及すすまないんだけど、 翻訳のボランティアが興味をもつほどに、普及しないとボランティアが増えない という チキンエッグ問題にはまっているといえます。 これを解くためには、基本に戻れば、体制を整備して予算を獲得して金で解決という 方法ですかね。 > PCを使わないOSMへの貢献方法を切り出してまとめるのであれば > 紙の方が良いでしょうね。 そうですね。 ただ、携帯の活用については、技術的研究および、公式サイトにしたときの ビジネスモデルも検討課題です。 三浦 -------------------------------------------------------------- Ovi Mail: Being used in over 200 countries http://mail.ovi.com _______________________________________________ Talk-ja mailing list Talk-ja@openstreetmap.org http://lists.openstreetmap.org/listinfo/talk-ja