東です。

contributeにもいろんなやり方がありますが
コスト削減、収入増加などのメリットを感じた企業が
何らかのcontributeを行うケースは出てくると思っています。

私自身はむしろ未完成の今の状態を楽しんでいますが
現時点ではそうした「何かを作り出す、利用者参加型」の
サービスなどに向いているんじゃないでしょうか。

# OSM参加者が増え、マップがより充実してきたら、
# またいろんな用途が出てくると思いますが。

4sq利用者のコメントにPOIをOSMに提供したらいいんじゃないの、
という声が結構あがっていましたが
既存POIはGoogle Maps上で位置を決めたものだと思いますので
OSMにインポートするには(グレイではありますが)ライセンスや
著作権をクリアにする必要があります。
今後、4sqのモバイルアプリ側のベースマップがOSMになったとしたら
その上で新規作成したPOIをOSMに投稿する、というのはアリだと思います。
ただ、これって既に全く同じコンセプトのmapme.at という
サービスが提供されており、どうなっていくのかよく分かりません。
(2010年のSotMでの発表スライド)
http://www.slideshare.net/johnmckerrell/how-i-built-a-locationbased-social-app

Appleでの利用は古いデータを試しに少し使ってみたという程度で、
地図として国内の他のサービスを置き換えるレベルでは無いと思います。
コスト削減だけでOSMに置き換えてしまうと、4sq利用者からの声のように
利用者が離れていくかもしれない、そういうことはサービス提供者側は
当然分かっていると思います。
今回のAppleの動きはOSMを知らなかった人に知らしめたという点が大きく
本格利用やcontributeはまだ未知数だと思います。


12/03/11 ribbon <o...@ns.ribbon.or.jp>:
> On Sun, Mar 11, 2012 at 08:42:07AM +0900, Taro Kawahara wrote:
>
>> さっこんの、Google Maps API 有料化に伴う動向は興味深いですね。
>>
>> http://jp.techcrunch.com/archives/20120309google-maps-api-vs-openstreetmap/
>> (日本語訳の文末にある通り、原文のコメント欄が特に面白い。Wikipediaが成功
>> した理由との対比コメントとかが興味をひいた)
>>
>> さてはて、どうなることやら。
>
> 最近のュアルライセンスのように、商用だったら、おまけ付けたり、
> サポート付けたりして有料、というようにすれば、反発は避けられたかな?
> どうでしょう?
>
> oota
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