tora wrote: > 現在の実装では、GSL (Graphic System Layer) には、アプリケーション種別に応じた、 > マシン上にインストールされている適切なデフォルトフォント名を見つけ出して回答する > メソッドが用意されているにもかかわらず、上位アプリケーションは、使っていないのです。
少し訂正します。 現状の実装において、実際には上位アプリケーションは、そのメソッドを呼び出しています。 しかし、その呼び出し方に、GSL 側と上位アプリケーション側で相違があるようなのです。 GSL側は、表示デバイスのオブジェクトへの参照が引数として渡されてくることを期待しています。 しかし、実際には引数として、NULL が渡されいるのです。 GSL 側では予期していなかったことです。 しかたがないので、何も返さないわけにもいかないだろうと気を利かせて、VCL.xcu に記述されている フォント名の一覧を返してあげています。(それが良くなかったのしれません) 上位アプリケーションでは、勘違いしたまま、戻り値が1つのフォント名ではなく、フォント名の 配列がかえってくるものだから、適当に独自にその中の1つを選んでデフォルトのフォント名と しているというわけです。 > http://www.openoffice.org/issues/show_bug.cgi?id=58535 > > そのメソッドを使っていれば、VCL.xcu 内のつづりが全角文字/半角文字/大文字/小文字など > に関係なく、正しいフォント名を見つけられるようになっているのに。。。 > > 現在の実装では、各上位アプリケーションがGSLに対して、VCL.xcuの当該の行の内容を返す > ように依頼し、各アプリケーションが独自に勝手に、その行内のフォント名一覧の情報を > 基にデフォルトのフォント名を決めてしまっているのです。 > > この根本的な問題については、解決に向けて動き出しているようなのですが、、、 6月20日にターゲットが 3.0 から 2.0 へ修正され、作業(上位の各アプリ側とGSL側とのやり取りに ついての再検討)が開始されているようです。 Tora --------------------------------------------------------------------- To unsubscribe, e-mail: [EMAIL PROTECTED] For additional commands, e-mail: [EMAIL PROTECTED]