curvirgoです。

ふりがな関数エクステンション 0.3 を Upload しました。

変更点は以下の様になります。
 * Windows 95、98、MEで正しい結果が返ってこない問題を修正
 * FURIGANA関数の引数としてセル範囲を指定可能に
 * ASC、JIS関数の追加
 * HIRAGANA、KATAKANA、HEPBURN関数の追加
 * ATOKを使っている場合、全角カナを返すように修正
 * FURIGANA関数を使っているCalcファイルを開いたときにOOoが落ちる、あるいは振り仮名が表示されないか表示されても
   意味不明な文字列が表示される問題を修正 (for Windows)
 * マクロで引数として与えられた日本語文字列のフリガナを返すサービスをサポート

また、"Windows 
95、98、MEで正しい結果が返ってこない問題を修正"に伴い、それまで振り仮名変換対象文字列が(1byte、2byte問わず)100文字までという制限(使用しているAPIによるもの)がありましたが、0.3
 からは以下のような動作になります。

以前の動作
1.振り仮名変換対象文字列もしくは振り仮名変換対象セル内の文字列全ての振り仮名を取得
2."1."の結果を表示する

0.3での動作
1.振り仮名変換対象文字は、ASCII,半角カタカナ,半角/全角SPACE 以外の文字
2.振り仮名変換対象外文字をデリミタとして、文字列を複数の振り仮名変換対象文字列と振り仮名変換対象外列に分解し、
  振り仮名変換対象文字列のみ振り仮名を取得
3.振り仮名を取得した文字列と、振り仮名変換対象外文字列を再度結合
4."3."の結果を表示する

という動作に変わりました。

このことにより、
A.振り仮名変換対象文字が連続して100文字までの文字列からは振り仮名を取得可能、100文字を越えるものは取得不可
B.振り仮名変換対象文字が連続して100文字を越える前に ASCII,半角カタカナ,半角/全角SPACE が含まれる場合に限って、
  文字数の制限がない
ということになります。

また、Windows版でもMeCabを利用する形態のパッケージを作成しました。
このパッケージを使うことにより、プラットホーム間での変換結果の違いが発生しません。
ただし、前もってMeCabをインストールおよび、libmecab.dllのファイルがあるパスをコマンドサーチパスに追加しておく必要があります。
それから、Windows-MeCab版ではWindows-IMM版(IMEの機能を利用して振り仮名を取得するパッケージ)での文字数制限がありません。

Linux版の注意点として、Vine LinuxではMeCab 0.92 もしくは 0.93 での正常動作を確認できていません。
もし、ふりがな関数の使用時にcrashするようであればMeCab0.91を使用して下さい。

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