グッデイ榎です

中本さんや前田さんと夜通しでお話して、日本語プロジェクトの課題を改め
て再認識しました。

私なりにいろいろと考えましたが、今の日本語プロジェクトの最大の課題は
枠組みをしっかり固めようとするあまり、枠にはまらない人を活かしきれず
場合によっては追い出してしまうという状況にあると思います。

オープンソースコミュニティらしさとは、誰もが気持ちよく協力しあえる関
係を築けることだと思います。

排除の論理ではなく、助け合いの論理で日本語プロジェクトを運営していく
道があるはずです。

中本さんの日本語プロジェクト・OpenOffice.orgをよくしたいという思いは
とても強く、それを無にすることはしてはいけないことだと思いました。

私としては日本語プロジェクトがチームとして助け合えるように、全力を尽
くしていきたいと思います。

また、開発者からエンドユーザまで様々な方の力をお借りしながら、QAに
しっかりとコミットし、OpenOffice.orgの品質を高めていきたいと考えて
います。

現在動いていないドキュメントプロジェクトも再開し、組織の壁にとらわ
れず、幅広く協力を得ながらドキュメントを作成していきたいと考えてい
ます。

ご意見やご協力をいただければ幸いです。
よろしくお願いします。


On Mon, 16 Feb 2009 08:26:15 +0900
Takashi NAKAMOTO <bluedw...@openoffice.org> wrote:

> 中本です。
> 
> 以前のメールは突然に脈絡もなく投げてしまい、みなさんも反応しずらかったかもしれ
> ません。変なメールを突然にすみません。けれども、私の言っていることはそんなに的
> 外れなことではないと思うので、今日はどうして今の体制では不十分だと私が考えてい
> るのか、そして、私はどうしたいのか、というのを少し詳しく述べたいと思いますので、
> みなさんと問題意識が共有できればと思います。
> 
> 1. 目標の設定
> 
> プロジェクト全体が進むべき方向をみなさんで共有したり議論する必要があると思いま
> す。特に、リリース作業については、リリース目標日を設定する必要があります。目標設
> 定のないままやってしまうと、特に脆弱性に関する修正が含まれているバージョンアップ
> の場合には問題になってしまいます。ボランティア主体のコミュニティではありますが、
> 少なくともリリース活動を社会的に意味の活動に昇華させるには、そういう目標設定と達
> 成度の評価が必要だと思います。
> 
> また、最近は形式的な活動によりアクティビティが増えているようにも見えたりすること
> があるのですが、そうではなくて、目標設定により、その目標に沿ったOOo製品への直接
> 的な貢献やWebやメールを使った情報提供により、OOo日本語プロジェクトとして本当に
> 重要で本質的な活動をどんどんとできるようにしていきたいです。
> 
> 2. 方針の明確化
> 
> リリース作業に限らず、プロジェクト全体の方針が明確で無いので、貢献者は言われた作
> 業をこなすことはできるけれども、自分から提案して成果を残していくのは難しいと思わ
> れます。方針を明確にして、その方針にそって自ら積極的に提案して行動できるような環
> 境を整えたいですね。
> 
> 3. 課題の共有
> 
> これは抽象的な感じの話になってしまいますが、MLでの雰囲気ではみんなで課題を共有し
> ようという感じになっておらず、逆に現状の問題点を挙げていくと何となく忌み嫌われて
> しまいがちです。私も問題点を挙げるときにはメールでも口頭でも少し表現が尖ってしま
> うので、そういったところは私自身が改善していかなければいけないことですし、そうい
> う雰囲気になってしまったのは私のせいかと思う部分もあるので、少し何とかしたいとい
> う思いもあったりもするのですが...定期的に選挙するのと同じような理由で、定期的に
> 課題を吸い上げる場を設けるのも一案かと思います。
> 
> それと、課題の共有ができると、それがそのままToDoになるので、それを見た人がコミュ
> ニティに貢献するチャンスが沢山生まれます。これはとても重要なことだと思います。
> 
> 4. 関係各所との連携
> 
> 当然ながらOOo本家コミュニティとの連携はしなければなりませんが、それだけではなく
> 個人で活動される方、企業や官公庁の方、その他のコミュニティと連携をとることが大事
> だと思います。そのあたりの議論の無いまま、日本語プロジェクトだけで勝手にやるのは
> 問題があると考えています。
> 
> このコミュニティに長くない人にはあまり上の話を実感を持って聞いてもらえないかもし
> れませんが、いずれも現状としてある深刻な問題です。まずは、そのあたりの問題共有が
> できればと思います。現状が良く分からなければ、遠慮なく質問していただければと思い
> ます。
> 
> -- 
> Takashi NAKAMOTO <bluedw...@openoffice.org>
> 
> On Mon, 9 Feb 2009 10:16:11 +0900
> Takashi NAKAMOTO <bluedw...@openoffice.org> wrote:
> 
> > 中本です。
> > 
> > さて、突然ですが、日本語プロジェクトリードの選挙をしませんか。
> > 
> > OpenOffice.orgの個人ユーザー、企業ユーザーが増えていく中、日本語プロジェクト
> > が世の中に対して果たすべきことは数多くありますが、それらの事柄を円滑かつ公正
> > に進めるため、今の体制では不十分だと私は考えています。私は日本語プロジェクト
> > の立ち上げ時から、長いことプロジェクト運営などに携わってきましたが、最近はML
> > の投稿数も減って、日本語プロジェクトの活動はあまり活発ではないようです。この
> > 状況は、何としても変えていかなければならないと思います。
> > 
> > そこで、「日本語プロジェクトリードの選挙をしよう!」という賛成の声がたくさん
> > 聞かれれば、その声をもってNative-Language Projectに選挙をしていただくようお
> > 願いすることができます。
> > 参考(英語ですが...): http://native-lang.openoffice.org/
> > 
> > 最近は、このメーリングリストへの投稿者も限られてしまっていますが、普段あまり
> > 投稿されない方でも全然構いませんので、多くの人の賛成が得られればと思います。
> > +1/-1だけの簡単な意思表示だけでも構いませんし、この機会にプロジェクト運営に
> > 関して意見があれば聞かせていただければと思います。
> > 
> > 以上、急な話ですが、みなさんのお返事をお待ちしております。よろしくお願いしま
> > す。
> > -- 
> >  Takashi NAKAMOTO <bluedw...@openoffice.org>
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株式会社グッデイ
榎真治 <en...@good-day.co.jp>

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