野中です。

既に解決済みのようですが、補足しておきます。

(2012/01/02 10:34), TOKITA Miki wrote:
> (2011/12/31 18:42), TOKITA Miki wrote:
>>> ブートローダーをそんなに考慮しなくても良いのかな?
>>> という回答ですが、ローダーをMBMもしくは同等なものにすると、
>>> http://wikiwiki.jp/disklessfun/?multipleboot
>>> に書いてあるように、起動時少し面倒な(少なくとも2回選択することになるかも?---FreeBSDではインストール時にブートローダーをインストールしない選択にすれば1回でOK)ことを厭わなければ、その後がすごく楽です。
> 
> Linux版を試してみたのですが、いろいろ試してみた結果
> ("ln -s /dev/ada0 /dev/sda"とか)最終的にfdiskのオプションが
> 違うらしくて、FreeBSD上でインストールすることはできませんでした。
> 
> なので、USBメモリからインストールしようとしたのですが、VirtualBoxは
> USBメモリからのブートに対応しておらず・・・。
> 最終的に、(http://elm-chan.org/fsw/mbm/mbm.html)からCDイメージを
> 持ってきて、mbmをインストールしました。
> 
> 結果、無事にWindows7とFreeBSD9.0RC3のデュアルブートに成功して
> います。
> 
> 
>> FreeBSDではインストール時にブートローダーをインストールしない選択に
>> すれば〜
> 
> 9.0の場合、ブートローダのインストールは選択できませんが(強制的に
> インストールされますが)、mbmでFreeBSDを(1回)選択するだけでブート
> 可能となりました。
> 
> 
> ただ、添付のテキストを見ていると
> 「・LBA対応により8GBを越える(2TBまで)HDDをサポート。」
> という記述があり、最近の3TB以上のHDDでは使えない可能性がありますね。
> #ウチには環境がないので確認できません。

MBR形式で指定できるブロック数の最大値が32bit=4Mで、ディスクの
ブロック長が512Byte。したがってMBRで2TBより大きなHDDはサポート不可です。

上記制限を取り払うために新たなブートローダ形式とディスク管理形式を
UEFIで規定しています。
ここで規定されているディスク管理形式がGPTです。

Windows7(64bit)や、Grub v1.99以上では上記ブートローダとGPTの両方を
サポートしていますが、FreeBSDではGPTはサポートしているものの、
今のところUEFI形式のブートローダは未サポートで、FreeBSD独自の
ブートローダを使用しています。

なので、GPT形式でフォーマットするとWindowsとFreeBSDのデュアル
ブートは原則として不可です。

#「原則として」なので裏技はありますが、各OSのブートシーケンスを
#それなりに把握していないと設定は無理です。

これから3TBのHDDを買ってデュアルブートを考えている人は、事前調査を
キチンとしないと泥沼にはまりますので、お気を付けください。

野中

> ・・・ということで、結論としてはWindowsとFreeBSD9のデュアルブートには
> mbmの使用が簡単でおすすめ、ということになるかと思います。
> 別スレッドでDobashiさんが検証されているとおり、FreeBSD9のportsには
> 使用できないブートローダがあるようなので(RELEASEで改善するかも
> しれませんが)、あまり悩みたくなければmbmを使うのが楽かもしれません。
> 
> 
> --
> ときたみ
> http://tokitami.cocolog-nifty.com/

メールによる返信