稲員です。
On Thu, 05 Jan 2012 14:53:56 +0900 "Dobashi.M"<md...@luna.wak2.jp> wrote: > 1: 9.0RC3(Vbox)(/のみ) の時に portsの xfce4をmake中に > /: create/symlink failed, no inodes free > となったものです。 Xfce4 は依存関係が深いですから、それらを全部手元で build すると なるとかなりの数のファイルが出来そうですね。 余裕のない環境だとそういう事も起きそうです。 portmaster 等の tool を使えば install が終った下位の依存 ports は都度 clean してくれるでしょうから、ファイル数が爆発的に増えて しまう事は避けられるんじゃないでしょうか。 > 使用している容量で見ると > > iused(合計) Used(合計) > 1: 394k+126k=520k 3.5G : 520/3.5= 148.57 > 2: 4.6k+28k+364k+630k=1026.6k 5.4G+257M : 1026.6/5.657= 181.47 > > ほぼ近い i-nodeの比を示しているようです。 全く無意味とは言いませんが、 iused と Used の比を取るなら iused/Used よりは Used/iused の方がファイルシステム中の平均ファ イルサイズという分かりやすい数値になると思います。 (1) の例なら 3.5G/520k=6.9k bytes/inode ですね。 似た様な使い方のファイルシステムなら平均ファイルサイズも似た様な ものでしょうから、その逆数もだいたい似た様なものでしょう。 > そこで残りの容量と ifreeの比...? > > ifree(合計) Avail(合計) :比 > 1: 126k 3.4G 37.059 > 2: 630k+28k 8.2G+206M 78.277 i-node は UFS のファイル管理の根本となるデータですから、基本的 に 1 つのファイルを作成する毎に 1 つの i-node が必要で、それは管 理するファイルのサイズに依りません。 つまり 0B のファイルだろう と 1GB のファイルだろうと 1 つの i-node で管理されます。 ですから、サイズの小さなファイルを大量に作ると Avail はだだ余り なのに ifree が無くなってファイルが作れないという事態が起こりま す。 これを踏まえて ifree/Avail という数値の意味を考えると、単位空き 容量当たりの利用可能 i-node 数ですから、数値が小さい方が i-node が先に無くなり易く、大きい方が空きディスク容量が先に無くなり易い という事でしょうかね。 # 本当か? なんにしても、これは Dobashi.M さんが知りたい事とは違うような気 がします。 -- Rikito INAKAZU (稲員力士) <riki1017k...@gmail.com>