[FreeBSD-users-jp 96210] Re: Freebsd10.1のカーネルnatでsmtpが通らない
Fri, 6 Apr 2018 09:23:16 +0900 ilovefd <ilov...@topaz.plala.or.jp> writes: >NATルータの後ろのメールサーバのrc.confでは当然、 >sendmail_enable=“YES" 失礼しました。状況を誤解しておりました。 丸山 直昌 まるやま なおまさ メールアドレス: m...@amogha.jp ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 96195] /etc/pam.d/system
統計数理研究所の丸山です。 /etc/pam.d/system をいじると、どのあたりに影響が出るのでしょうか。 なぜこれをお尋ねするかというと、TrueOS(PC-BSD)の GUIログインマネージャー PCDM が pam の service 名として"system" を使っていて、 OTPを使い始めると /etc/pam.d/system をいじらない限り、GUIでのログインができなくなってしま うのです。ソースを確認すると、 https://github.com/trueos/pcdm/blob/master/src-qt5/PCDM/src/pcdm-xprocess.cpp の中で pam_start を呼んでいるところは 314行目あたりに if(xuser=="root"){ ret = pam_start("system", cUser, , ); } else{ ret = pam_start("login", cUser, , ); } となっています。私の素人考えではここの "system" は "xdm" に直したい気分 ですが、現状ソースからコンパイルしないでしのごうと思えば、 /etc/pam.d/system をいじらざるを得ないと思います。それをやった場合の副作 用を知っておきたいのでお尋ねする次第です。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 96177] Re: zipアーカイブ中の日本語ファイル
統計数理研究所の丸山です。 Mon, 20 Nov 2017 22:20:18 +0900 Takashi SHIRAI <shi...@unixusers.net> writes: > 昔の FreeBSD には /usr/bin/unzip なんて無かったので、歴史 >的には ports の方が元祖の筈。 FreeBSD 7.4 までは /usr/bin/unzip はありませんでした。それで私は 1.1.5.1から 7.4 まで、使っていたすべての FreeBSD のバージョンで /usr/local/bin/unzipをインストールしていました(FreeBSD 2 以降は pkg_add で、 1.1.5.1はどうやったか覚えていません)。Release 8 は私は使ったことが ないのでわかりません。 9.1 から私は PC-BSD を使うようになって、これはイ ンストーラーが最初から unzip のパッケージを add するようになっていて、そ れで私は一週間前に梅本さんの記事を読むまで /usr/bin/unzip があることに全 く気が付いておりませんでしたが、昔のファイルシステムを今見てみると9.1 Release には /usr/bin/unzip があります。 unzip のような OS のコア機能から遠いコマンドが /usr/bin に入っていること に違和感を感じるのは、私だけでしょうか。その上、対をなすべき zip は /usr/bin には無い、というのも何か割りきれません。 既にある /usr/local/bin/unzip が8bit 透過でないことが気に入らないCORE team のメンバーが 8bit 透過の /usr/bin/unzip を入れてしまった、というの は勘ぐり過ぎでしょうか。 ---- 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 96166] Re: zipアーカイブ中の日本語ファイル
丸山です。 ガキョーン! Tue, 14 Nov 2017 00:02:32 +0900 Hajimu UMEMOTO <u...@mahoroba.org> writes: >ちなみに、ports の unzip は 8 ビット透過ではないみたいです。FreeBSD に >標準で入っている unzip は 8 ビット透過ですので、ロケールを合わせたり適 >切にコード変換しないと表示ができないかもしれませんが、壊れることはない >です。 何と、何と。 /usr/local/bin/unzip と /usr/bin/unzip があったんだ! 迂闊でした。 私自身が出した質問ですが、今私が答えるとしたら % /usr/bin/unzip -l xxx.zip |nkf -S -w とやってみろ、の一行ですね。 お粗末様でした。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 96160] Re: zipアーカイブ中の日本語ファイル
青木 様 丸山です。 Sun, 12 Nov 2017 22:46:48 +0900 Tomoaki AOKI <junch...@dec.sakura.ne.jp> writes: >converters/convmvは、指定したディレクトリ内のファイル一括 >又は単一ファイル指定でファイル名の文字コード(エンコーディング) >を変換するものです。 なるほど、それは便利そうですね。有難うございます。つまりは foreach f (*) set g=`echo -n "$f" | nkf -Sw` if ( "$f" ne "$g" ) then mv "$f" "$g" end などということは convmv で一発でできる、ということでしょうか。昔Windows で使っていたファイル達をそのまま UNIX のファイルシステムに単純コピーした ものを未だに大事に持っていたりしますが、それらの日本語ファイル名を一括で コード変換するには最適、という感じですね。 ただそれは私の元来の質問の趣旨、つまり unzip の解凍でのファイル名のコー ドに関する挙動の問題とは別の話だと思います。今回梅本さんに教えて頂いたこ とによってわかったことは 1. ICONV off でコンパイルされた unzip で解凍した場合 2. ICONV on でコンパイルされた unzip をそのまま使って解凍した場合 3. ICONV on でコンパイルされた unzip にコマンドラインオプション -O sjis を付けて解凍した場合 ではファイル名は全部違う結果になりました。そして 3 だけが私が理解できる 文字コードで、他の二つは nkf をどう使っても読める文字のファイル名は現れ ませんでした。ま、私の nkf に対する理解が足りないのかも知れませんが、も し 1 と 2 の場合にどのようなコードがファイル名として現れるかわかりました ら、この ML 書いて報告して頂ければ幸いです。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 96149] zipアーカイブ中の日本語ファイル
統計数理研究所の丸山@ Windows大嫌い、です。 Windowsで作ったzipアーカイブを添付ファイルで送られてくると、 packageにあ るunzipを使って解凍してますが、日本語のファイル名のファイルは取り出すこ とはできても、ファイル名が復元できなくて、困ることがあります。(ファイル 名に重大な意味を込める人がいます。) % unzip -l xxx.zip |nkf -w などとしてもファイル名は見えません。これ何とかならないものでしょうか。 # Windows にファイル転送して見る、という回答はなしですよ。 [maruyama@pc01{1017}] ~% pkg info unzip unzip-6.0_6 Name : unzip Version: 6.0_6 Installed on : Fri Dec 9 01:28:23 2016 JST Origin : archivers/unzip Architecture : freebsd:10:x86:64 Prefix : /usr/local Categories : archivers Licenses : Info-ZIP Maintainer : eha...@freebsd.org WWW: http://www.info-zip.org/UnZip.html Comment: List, test, and extract compressed files from a ZIP archive Options: CHINESE: off DOCS : on ICONV : off KOREAN : off RUSSIAN: off Annotations: cpe: cpe:2.3:a:info-zip:unzip:6.0:freebsd10:x64:6 Flat size : 305KiB (以下略) 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 96106] Re: ブート環境の名前
統計数理研究所の丸山です。補足です。 beadm-1.5.6 grub2-efi-2.02_15 grub2-pcbsd-2.02q_8 で、当該マシンは Legacy boot です。 ブート環境の名前に関して、昨日非常に奇妙な現象に遭遇したので、報告してお きます。 私のあるマシンは PCBSD10.3(つまりはFreeBSD10.3amd+packages)でzfsで運用し ていますが、一昨日まで BE Active Mountpoint Space Created Nickname initial - - 68.7M 2016-05-27 01:56initial 10.3Release-pkg1.7.2- -2.0K 2016-05-27 17:53pkg172 10.3Release-20160607-pkgadd - -6.6M 2016-06-07 18:38pkgadd 10.3Release-20170614- - 39.5M 2016-06-07 19:58 20170614 10.3R-p6NR / 722.6M 2017-06-14 09:47 10.3R-p6 のような状態でした(Spaceだけは正確ではありませんが)。昨日大変なヘマをやっ てしまってブート環境 10.3R-p6 の重要なファイルをかなりの数壊してしまって、 正常に動かなくなりました。そこで 10.3Release-20170614 から起動して、 A. 10.3-Update を作り(10.3Release-2017060614 から 10.3R-p6を作った過程をなぞった) B. 10.3R-p6 を 10.3R-p6-corrupted と名前を変更し BE Active Mountpoint Space Created Nickname initial - - 68.7M 2016-05-27 01:56initial 10.3Release-pkg1.7.2- -2.0K 2016-05-27 17:53pkg172 10.3Release-20160607-pkgadd - -6.6M 2016-06-07 18:38pkgadd 10.3Release-20170614NR / 12.4G 2016-06-07 19:58 20170614 10.3R-p6-corrupted - - 722.6M 2017-06-14 09:47 10.3R-p6-corrupted 10.3-Update - - 438.9M 2017-08-19 21:39 10.3-Update とするとこの 10.3-Update は(GRUB経由で)正常に起動しました。ところがこの 10.3-Updateを 10.3R-p6 と beadm rename で名前変更して BE Active Mountpoint Space Created Nickname initial - - 68.7M 2016-05-27 01:56initial 10.3Release-pkg1.7.2- -2.0K 2016-05-27 17:53pkg172 10.3Release-20160607-pkgadd - -6.6M 2016-06-07 18:38pkgadd 10.3Release-20170614NR / 12.4G 2016-06-07 19:58 20170614 10.3R-p6-corrupted - - 722.6M 2017-06-14 09:47 10.3R-p6-corrupted 10.3R-p6- - 438.9M 2017-08-19 21:39 10.3R-p6 とすると 10.3R-p6 は正常に起動できません。少なくとも GRUB 経由ではダメで した。一応ログインプロンプトは出るのですが、表示されるエラーメッセージを 見ると、まるで10.3R-p6-corrupted の方が起動されているように見えます。な おこの状態ではbeadm も df も mount も使えないぐらい壊れているので、本当 のところ、何が起っているか簡単には調べられませんでした。 で仕方ないので、 10.3R-p6 を 10.3R-p6-again を名前変更して BE Active Mountpoint Space Created Nickname initial - - 68.7M 2016-05-27 01:56initial 10.3Release-pkg1.7.2- -2.0K 2016-05-27 17:53pkg172 10.3Release-20160607-pkgadd - -6.6M 2016-06-07 18:38pkgadd 10.3Release-20170614NR / 12.4G 2016-06-07 19:58 20170614 10.3R-p6-corrupted - - 722.6M 2017-06-14 09:47 10.3R-p6-corrupted 10.3R-p6-again - - 438.9M 2017-08-19 21:39 10.3R-p6-again とすると、この 10.3R-p6-again は起動します。これを active にしても大丈夫 です。 どうも GRUB か beadm が何か変だという気がします。まさか zfs のバグってこ とはないと思います。 この奇妙な現象の詳細を追求する時間的余裕は私にはありませんが、教訓として BE名には他のBE名の substring になるようなものは使わない という主義で今後はゆくことにしました。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 96105] ブート環境の名前
統計数理研究所の丸山です。 ブート環境の名前に関して、昨日非常に奇妙な現象に遭遇したので、報告してお きます。 私のあるマシンは PCBSD10.3(つまりはFreeBSD10.3amd+packages)でzfsで運用し ていますが、一昨日まで BE Active Mountpoint Space Created Nickname initial - - 68.7M 2016-05-27 01:56initial 10.3Release-pkg1.7.2- -2.0K 2016-05-27 17:53pkg172 10.3Release-20160607-pkgadd - -6.6M 2016-06-07 18:38pkgadd 10.3Release-20170614- - 39.5M 2016-06-07 19:58 20170614 10.3R-p6NR / 722.6M 2017-06-14 09:47 10.3R-p6 のような状態でした(Spaceだけは正確ではありませんが)。昨日大変なヘマをやっ てしまってブート環境 10.3R-p6 の重要なファイルをかなりの数壊してしまって、 正常に動かなくなりました。そこで 10.3Release-20170614 から起動して、 A. 10.3-Update を作り(10.3Release-2017060614 から 10.3R-p6を作った過程をなぞった) B. 10.3R-p6 を 10.3R-p6-corrupted と名前を変更し BE Active Mountpoint Space Created Nickname initial - - 68.7M 2016-05-27 01:56initial 10.3Release-pkg1.7.2- -2.0K 2016-05-27 17:53pkg172 10.3Release-20160607-pkgadd - -6.6M 2016-06-07 18:38pkgadd 10.3Release-20170614NR / 12.4G 2016-06-07 19:58 20170614 10.3R-p6-corrupted - - 722.6M 2017-06-14 09:47 10.3R-p6-corrupted 10.3-Update - - 438.9M 2017-08-19 21:39 10.3-Update とするとこの 10.3-Update は(GRUB経由で)正常に起動しました。ところがこの 10.3-Updateを 10.3R-p6 と beadm rename で名前変更して BE Active Mountpoint Space Created Nickname initial - - 68.7M 2016-05-27 01:56initial 10.3Release-pkg1.7.2- -2.0K 2016-05-27 17:53pkg172 10.3Release-20160607-pkgadd - -6.6M 2016-06-07 18:38pkgadd 10.3Release-20170614NR / 12.4G 2016-06-07 19:58 20170614 10.3R-p6-corrupted - - 722.6M 2017-06-14 09:47 10.3R-p6-corrupted 10.3R-p6- - 438.9M 2017-08-19 21:39 10.3R-p6 とすると 10.3R-p6 は正常に起動できません。少なくとも GRUB 経由ではダメで した。一応ログインプロンプトは出るのですが、表示されるエラーメッセージを 見ると、まるで10.3R-p6-corrupted の方が起動されているように見えます。な おこの状態ではbeadm も df も mount も使えないぐらい壊れているので、本当 のところ、何が起っているか簡単には調べられませんでした。 で仕方ないので、 10.3R-p6 を 10.3R-p6-again を名前変更して BE Active Mountpoint Space Created Nickname initial - - 68.7M 2016-05-27 01:56initial 10.3Release-pkg1.7.2- -2.0K 2016-05-27 17:53pkg172 10.3Release-20160607-pkgadd - -6.6M 2016-06-07 18:38pkgadd 10.3Release-20170614NR / 12.4G 2016-06-07 19:58 20170614 10.3R-p6-corrupted - - 722.6M 2017-06-14 09:47 10.3R-p6-corrupted 10.3R-p6-again - - 438.9M 2017-08-19 21:39 10.3R-p6-again とすると、この 10.3R-p6-again は起動します。これを active にしても大丈夫 です。 どうも GRUB か beadm が何か変だという気がします。まさか zfs のバグってこ とはないと思います。 この奇妙な現象の詳細を追求する時間的余裕は私にはありませんが、教訓として BE名には他のBE名の substring になるようなものは使わない という主義で今後はゆくことにしました。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 96097] Re: tme - SPARCstation 2 Emulator
統計数理研究所の丸山です。 SPARCStation 2(Sun4)のエミュレーター tme(tme-0.8_6.txz, /usr/ports/emulator/tme)は10.2amd でも 10.3amd でも一応動きましたが、も うちょっと何とかならないものかな、と感じました。具体的には 1. ttya が使えません 仮想Sun4上で getty を動かしても、一見何の問題も生じていないように見え ますが、ホストOSの側からttya にどうやってアクセスするのかわりません。 2. ネットワークインターフェース le0 がうまく使えません。 ドキュメントの説明には、tmesh が /dev/bpf に rw でアクセスする必要あり、 とあるので、root で tmesh を動かし、 仮想Sun4上でifconfig を使ってアド レスを設定すると、同じセグメント上の別のマシンとの間の ping は両方向成 功しますが、 2.1 仮想Sun4上での nfs mountは成功しません。 2.2 仮想Sun4への ssh は成功しません。 2.3 仮想Sun4とホストOSとの間の ping は成功しません。 2.4 ホストOSが複数のネットワークインターフェースを持っている場合にle0 をどちらのインターフェースに紐付けするのか、指定方法がわかりません。 元々の開発者がもう数年も何もしていないようですし、開発者自身"alpha quality"と言っているので、あまり多くは期待できないのですが、元々の動作環 境が NetBSDらしく、以上2点は多分NetBSDでは動いていて、それをそのまま FreeBSDでコンパイルしてうまくいっていないものと想像します。私としては1 と 2.1, 2.2 くらいは何とかなって欲しいのですが、どなたか腕に覚えのある方 のお知恵を拝借できれば幸いです。 # もうSPARCStation2(ピザボックス)は廃棄にします。 ---- 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 96095] Re: tme - SPARCstation 2 Emulator
統計数理研究所の丸山です。 失礼しました。動きました。ちょっとしたバグがあるようで、ドキュメントの通 りにやってもコマンドに無反応だったので、動かないのかと思ったのですが、ゲ ストのSS2を自動起動に設定したら問題なく動いているように見えます。 もう少しテストしてみますが、これで「ピザボックス」を廃棄にできます。 それにしてもあの当時の4Mbps SCSIは遅いですね。昔を思い出しました。2Gのディ スクがクラッシュして restoreするのに12時間かかったとか。このエミュレーター で使うために、今生き残っている 4G diskをreal SS2上で dd で読み出して FreeBSD10.3のディスクに転送していますが、16時間30分で95%。あと30分で終わ るかな? Wed, 07 Jun 2017 16:44:41 +0900 maruy...@ism.ac.jp (丸山直昌) writes: >統計数理研究所の丸山です。 > >tme という SUN4 エミュレーターを使った経験をお持ちの方いらっしゃいますか? > >FreeBSD 10.3amd上で tme-0.8_6.txz を pkg add して試したのですが、動きま >せん。 > >20数年前の SPARCstation 2 がまだ私の手元にあり、曲がりなりにも動くのです >が、物持ちが良い私でもさすがに捨てたいと思っています。エミュレーターさえ >動けば心置きなく捨てられるのですが、、、。 > > >丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 96094] tme - SPARCstation 2 Emulator
統計数理研究所の丸山です。 tme という SUN4 エミュレーターを使った経験をお持ちの方いらっしゃいますか? FreeBSD 10.3amd上で tme-0.8_6.txz を pkg add して試したのですが、動きま せん。 20数年前の SPARCstation 2 がまだ私の手元にあり、曲がりなりにも動くのです が、物持ちが良い私でもさすがに捨てたいと思っています。エミュレーターさえ 動けば心置きなく捨てられるのですが、、、。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 96035] Re: linprocfs and mfs on 10.3-RELEASE-p16
丸山です。 Wed, 15 Feb 2017 18:46:54 +0900 (JST) Hiroki Sato <h...@allbsd.org> writes: > PC-BSD 10.3 はすでに EoL を過ぎているので > 更新されることはないと思います。 元になっている FreeBSD10.3 はまだ EOLに至っていないのに PC-BSD 10.3は EOLだというのは、要するに「敵前逃亡」ですよね。私としてもそんな頼りにな らないチームは当てにせずに、自己防衛せざるを得ない、ということです。 まあ少ない人数でやっているから、仕方ないのかも知れません。11.0の方に力入 れたいらしいから。 ---- 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 96033] Re: linprocfs and mfs on 10.3-RELEASE-p16
統計数理研究所の丸山です。 Date: Wed, 01 Feb 2017 01:12:31 +0900 Subject: [FreeBSD-users-jp 96025] linprocfs and mfs on 10.3-RELEASE-p16 に書いた問題、PC-BSDで freebsd-update をやると変なことが起こる問題ですが、 結局Satoさんが仰ることが的を得ている、との判断に達しました。つまり、 PC-BSDの kernel は元祖FreeBSDのGENERIC kernel とは違っているのに、 /etc/freebsd-update.confを書き換えて freebsd の update server を使ったた めに起こったことでした。 試しに PC-BSD 10.3 の /boot/kernel をそっくり元祖 FreeBSD 10.3 のものに 置き換えて freebsd の update server を使ってupdate して見ると、私が2/1に 書いた linprocfs と mfs が mount できない問題は発生しないことが確認でき ました。 2/1に書いたこの問題が「再現できない」と一時は思ったのですが、それは次の ようなことをしたために一見問題が発生していないように見えたためでした。 - PC-BSD 10.3 で PC-BSDの update server(fbsd-update.pcbsd.org)を使って freebsd-update をやる -> freebsd-version は 10.3-RELEASE-p6 となる - 更に /etc/freebsd-update.conf を書き換えて元祖FreeBSDの update server (update.FreeBSD.org)を使って freebsd-update をやる -> freebsd-version は 10.3-RELEASE-p16となる これですと2/1に書いた現象は一応起きませんが、Satoさんの指摘を踏まえて考 えると、非常に怪しげなやり方、ということになるのでしょう。(この怪しげな 方法で何が起こっているかを解析してもあまり価値がないと思いますので、やめ ておきます。) この怪しげな方法と、もう一つ、PC-BSD10.3インストール後に /boot/kernel を 入れ替えてからfreebsd-update をやる方法というのも、取り敢えずの回避策と しては考えてみましたが、ここはちょっと手間をかけても最大限の安全策を取る ことにしました。それは、PC-BSDのインストーラーの /distにある *.txz をす べて元祖 freebsd10.3 の ncftp ...ses/amd64/10.3-RELEASE > pwd ftp://ftp.jp.freebsd.org/pub/FreeBSD/releases/amd64/10.3-RELEASE/ This URL is also valid on this server: ftp://ftp.jp.freebsd.org/pub/FreeBSD/releases/amd64/amd64/10.3-RELEASE/ ncftp ...ses/amd64/10.3-RELEASE > ls -l *.txz -rw-r--r-- 1 root wheel 703253243月 25 2016 base.txz -rw-r--r-- 1 root wheel 14324643月 25 2016 doc.txz -rw-r--r-- 1 root wheel 8861843月 25 2016 games.txz -rw-r--r-- 1 root wheel 978074243月 25 2016 kernel.txz -rw-r--r-- 1 root wheel 175450523月 25 2016 lib32.txz に置き換えてPC-BSDのインストーラーを使って、丸々インストールをやり直す、 うというやりかたです。PC-BSD10.3のインストーラーのUSB版は PCBSD10.3-RELEASE-03-31-2016-x64-USB.img というもので、 # mdconfig -a -f PCBSD10.3-RELEASE-03-31-2016-x64-USB.img md0 # gpart show md0 => 3 8521344 md0 GPT (4.1G) 3 16001 efi (800K) 1603 322 freebsd-boot (16K) 1635 85176643 freebsd-ufs (4.1G) 8519299 20484 freebsd-swap (1.0M) # mount /dev/md0p3 /mnt # df /mnt Filesystem 1K-blocksUsed Avail Capacity Mounted on /dev/md0p3 4256990 3956914 -40483 101%/mnt # ls -alg /mnt/dist total 185644 drwxr-xr-x 3 root wheel 512 4月 1 2016 . drwxr-xr-x 24 root wheel 1024 4月 1 2016 .. -rw-r--r-- 1 root wheel 678 4月 1 2016 MANIFEST -rw-r--r-- 1 root wheel 70297356 4月 1 2016 base.txz -rw-r--r-- 1 root wheel 1431780 4月 1 2016 doc.txz -rw-r--r-- 1 root wheel884216 4月 1 2016 games.txz -rw-r--r-- 1 root wheel 99627036 4月 1 2016 kernel.txz -rw-r--r-- 1 root wheel 17691380 4月 1 2016 lib32.txz drwxr-xr-x 7 root wheel 512 4月 1 2016 packages ですから、この入れ替えは簡単です。(10.2で同じことをやろうとすると、 PCBSD10.2-RELEASE-09-12-2015-x64-DVD-USB.iso なので、ちょっと面倒。)この やり方でちゃんとPC-BSDが動くかというと、ほぼ動きます。元々PC-BSDは FreeBSD+関連pkg+αなので、「α」の分だけ調整が必要になる可能性は覚悟の 上でやったわけですが、殆どそのまま動きました。今、普段持ち歩いている ThinkPad X230に「怪しげなp16」とこの「txz総入れ替えインストール版p16」の 両方が入っていて、いつでも比較できますが、今の時点で気が付いた差は /etc/rc.resume /etc/sysctl.conf だけです。 rc.resume は、PC-BSDでは # Check if we need to resume wpa_supp ifconfig | grep -q 'wlan0:' if [ $? -eq 0 ] ; then /usr/sbin/service netif restart wlan0 fi # Restart moused to fix suspend /etc/rc.d/moused restart が余分についていて、これ無しでは resume後にマウス(PS2)が効きません。 また PC-BSDの /etc/sysctl には kern.ipc.shm_allow_removed=1 というのがあって、これ無しでは chrome を起動したときに For correct operation, shared memory support has to be enabled in Chromium by performing the following command as root : sysctl kern.ipc.shm_allow_removed=1 To preserve this setting across reboots, append the following to /etc/sysctl.conf : kern.ipc.shm_allow_removed=1 と文句を言って、動きません。 長々と書いてしまいましたが、要するに PC-BSDのupdate server はメンテナン スがいい加減なので、 freebsdのupdate server を使うためには、こういうこと をせざるを得ない、ということです。昨年12月4日の時点では PC-BSD update: 10.3-RELEASE-p6 FreeBSD update: 10.3-RELEASE-p12 で、先週2月6日の時点では PC-BSD update: 10.3-RELEASE-p6 FreeBSD update: 10.3-RELEASE-p16 でした。つまり2ヵ月間で FreeBSD のupdate server はp12からp16に更新されて いるのにPC-BSDの方は変化がないわけで、メンテナンスが放棄されているように 見えます。これはPC-BSDのファンである私としては悲しいことですが、対策を取 らざるを得ません。 以上、報告でした。 Mon, 06 Feb 2017 20:46:06 +0900 (JST) Hiroki Sato <h...@allbsd.org> writes: >maruy...@ism.ac.jp (丸山直昌) wrote > in <ydlr33bybme@samanta.ism.ac.jp>: > >ma> VIMAGE のことは忘れていました。 >ma> >ma> Date: Thu, 01 Sep 2016 14:04:04 +0900 >ma> Subject: [FreeBSD-users-jp 95966] FreeBSD と PC-BSDの違い >ma> >ma> に書いた通り、 10.3での元祖 FreeBSD と PCBSDの違いは >ma> >ma> usr/src/sys/amd64/conf/GENERIC PCBSD/usr/src/sys/amd64/conf/GENERIC >ma> usr/src/sys/netgraph/bluetooth/drivers/ubt/ng_ubt.c >ma> >ma> だけで、少ないとは言え違うので、可能性だけ言えば、動かなくなる機能はある >ma> わけですが、私は jail は使っていないので、まあこのままFreeBSD プロジェク >ma&g
[FreeBSD-users-jp 96030] Re: linprocfs and mfs on 10.3-RELEASE-p16
佐藤 様 丸山です。 Mon, 06 Feb 2017 16:33:46 +0900 (JST) Hiroki Sato <h...@allbsd.org> writes: > 状況がよくわかりませんが、PC-BSD の環境を > FreeBSD プロジェクト側の freebsd-update サーバで更新しているのでしょうか? > > PC-BSD のカーネルは GENERIC ではない(少なくとも VIMAGE が有効になっている)はずなので、 > プロジェクト側の freebsd-update が提供しているカーネルとは > 互換性がありません。起動しなくなるほどの影響はないと思いますが、 > アップデートによって動かなくなる機能が出てくると思います。 VIMAGE のことは忘れていました。 Date: Thu, 01 Sep 2016 14:04:04 +0900 Subject: [FreeBSD-users-jp 95966] FreeBSD と PC-BSDの違い に書いた通り、 10.3での元祖 FreeBSD と PCBSDの違いは usr/src/sys/amd64/conf/GENERIC PCBSD/usr/src/sys/amd64/conf/GENERIC usr/src/sys/netgraph/bluetooth/drivers/ubt/ng_ubt.c だけで、少ないとは言え違うので、可能性だけ言えば、動かなくなる機能はある わけですが、私は jail は使っていないので、まあこのままFreeBSD プロジェク ト側の freebsd-update サーバを使ってみます。 PC-BSDの update サーバーは 手抜きでどうしようもありません。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 96028] Re: linprocfs and mfs on 10.3-RELEASE-p16
太田 様 統計数理研究所の丸山です。 有難うございます。土日にこの件に少し時間を使ったのですが、{困った,幸いな}事 に、再現しないのです。最近はすっかり zfs に浸かりきった生活をしているのですが、 zfsだと BE を複写して beadm mount 新BE /.Update chroot /.Update freebsd-update fetch chroot /.Update freebsd-update install で何回でも実験ができるわけすが、何故か再現できません。私の投稿に全然反応 が無かったのは、同じ現象に遭遇している人がいないからだと思います。 もう少しトライしてみますが、他に誰も同じ現象に遭ったことが無く、私自身再 現できないのであれば、「あのときだけの神様の気まぐれ」として忘れた方が良 いことでしょう。トライした結果は近日中にお知らせします。 Sun, 5 Feb 2017 22:36:05 -0500 Yoshihiro Ota <o...@j.email.ne.jp> writes: >投稿されてから既にある程度経ってはいますが… > >p12 の時に動いていたのであれば、「カーネルは更新されたがカーネルモジュールは >古いまま」あたりが最初に疑うところでしょう。 > >/boot/loader.conf に記述すれば、カーネルに先読みさせる事もできますが、 >これが無かったら以前も動かなかったと思います。 > >太田 > >On Wed, 01 Feb 2017 01:12:31 +0900 >maruy...@ism.ac.jp (丸山直昌) wrote: > >> 統計数理研究所の丸山です。 >> >> 10.3-RELEASE を p16 に update したら >> >> linprocfs /compat/linux/proc linprocfs rw 0 0 >> /dev/md0 /tmp mfsrw,async,-s1g,-M,-p1777,-v1 0 0 >> >> が駄目になってしまいました。 >> >> link_elf_obj: symbol vnet_entry_ifnet undefined >> linker_load_file: Unsupported file type >> mount: linprocfs: Operation not supported by device >> . >> Mounting /etc/fstab filesystems failed, startup aborted >> ERROR: ABORTING BOOT (sending SIGTERM to parent)! >> >> と表示されて single user に落ちてしまいます。どういうことでしょうか。p12 >> では問題なく mount できるのですが、、、。 >> >> 上の2行を fstab から削除すると起動します。 >> >> 関係ないとは思いますが、実験条件を一応書いておくと、 >> >> Lenovo ThinkPad X230 を UEFI モードにしてPC-BSD 10.3 を zfs に入れて、 >> gnu-grub起動です。同じ fstab で動く 10.3-RELEASE-p12 は >> TOSHIBA dynabookN51 UEFI モード、 zfs上です。 >> >> /etc/freebsd-update.conf は PC-BSDの配布物ではなく、 >> >> ServerName update.FreeBSD.org >> >> に取り替えています。 >> >> >> 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 96025] linprocfs and mfs on 10.3-RELEASE-p16
統計数理研究所の丸山です。 10.3-RELEASE を p16 に update したら linprocfs /compat/linux/proc linprocfs rw 0 0 /dev/md0 /tmp mfsrw,async,-s1g,-M,-p1777,-v1 0 0 が駄目になってしまいました。 link_elf_obj: symbol vnet_entry_ifnet undefined linker_load_file: Unsupported file type mount: linprocfs: Operation not supported by device . Mounting /etc/fstab filesystems failed, startup aborted ERROR: ABORTING BOOT (sending SIGTERM to parent)! と表示されて single user に落ちてしまいます。どういうことでしょうか。p12 では問題なく mount できるのですが、、、。 上の2行を fstab から削除すると起動します。 関係ないとは思いますが、実験条件を一応書いておくと、 Lenovo ThinkPad X230 を UEFI モードにしてPC-BSD 10.3 を zfs に入れて、 gnu-grub起動です。同じ fstab で動く 10.3-RELEASE-p12 は TOSHIBA dynabookN51 UEFI モード、 zfs上です。 /etc/freebsd-update.conf は PC-BSDの配布物ではなく、 ServerName update.FreeBSD.org に取り替えています。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 96004] Re: TrueOS 11.0
いとう 様 丸山です。 お返事遅くなって申し訳ない。github にアカウント作って、TruOS11.0のバグレ ポートに「参戦」したら、メールを見落としてしまいました。この種の開発に有 意義なバグレポートを出すのは面倒ですね。うっかりすると単なる愚痴になりか ねないですね。 Mon, 19 Dec 2016 19:07:46 +0900 Koh-ichi Ito <k...@kkdlabs.jp> writes: >/pub/TrueOS/ にミラーしてますので、みなさませいぜいご利用下さい。 有難うございました。PC-BSD/TrueOS のサーバーは「遠く」て、USBイメージ をダウンロードするのに2時間くらいかかっていたので、助かります。 ---- 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 96002] BIOS/UEFI, ThinkPad X230, lenovofix
丸山です。 このMLで特定のハードウェアの話をするのは好ましくない、と思いつつも、 Lenovo ThinkPad X230の話を書いてしまいます。というのは、X230ではLegacy Boot mode と UEFI Boot modeの切り替えがBIOS設定画面からできるからです。 一台のマシンに二つの Boot Mode は不要だし、運用途中でBoot Modeを変更する のも労力の無駄でしかないわけですが、ソフトウェアのテストや開発が目的であ れば、一台で両方試せる方が楽とか、費用が安く上がる、という場合はあり得る わけです。私は、何と3年以上も日常的に使っているThinkPad X230が切り替え可 能であることに先月になってやっと気が付き、急遽Biosのアップデート用ソフト をlenovoのサポートサイトから手に入れて適用し、TrueOS11.0のテストに使い始 めました。その上 X230は内臓ada0 diskが脱着可能なSATA 600なので、7mm 2.5 インチSATA SSDと「X230用ディスクマウントキット」(1000円くらい)があると、 簡単に内臓ディスクが交換できて、これはテスト機としては申し分なしです。 http://download.trueos.org/master/amd64/TrueOS-Desktop-2016-12-15-x64-USB.img を使ってこの X230に 11.0 を入れた結果を一部ここに書いておきます。このイ ンストーラーは Legacy BIOS, UEFI どちらのモードでも起動でき、Legacyで起 動してインストール作業を行ったた場合には、Legacyで内臓ディスクから起動し た場合にTrueOS11.0が動くようにインストールされ、UEFIで起動してインストー ル作業を行った場合には、UEFIで内臓ディスクから起動した場合にTrueOS11.0が 動くようにインストールされます。内臓ディスクを、どちらで起動しても11.0が 動くようにすることは、原理的には簡単なことですが、それはインストーラーの 標準の機能としては用意されていません(それが有用なこととも、重要なことと も思いません)。 以下、それぞれのモードでインストールした場合の内臓ディスクのパーティショ ン分割状況と、 fdiskの出力を紹介しておきます。いずれも「内臓ディスク全部」 をTrueOS11.0に割り当て、ブートローダーは BSD boot loader(grubではなく) を選択、という一番簡単なインストールの場合です。ここで何故私が fdisk の 出力を示すか、その理由ですが、 lenovo の製品の中には「変態」のBIOSを持つ 物があって、そのために man gpart には"lenovofix" なる特別のオプションが 書いてあります。ここに示す fdiskの出力と、このディスクでTrueOS11.0がちゃ んと起動するという事実は、 X230のBIOSがそのような変態ではない、というこ とを証明していると考えるからです。 さらに付け加えると、X230の UEFI は、私が苦労した TOSHIBA dynabookN51のよ うな変態でもありません。規格に十分に適合していると感じています(UEFI規格 を正確には知らないので、こういう言い方しかできませんが)。 # 中古でも X230は買うべし! Legacyの場合: # gpart show ada0 => 40 500118112 ada0 GPT (238G) 40512 1 freebsd-boot (256K) 552 491708416 2 freebsd-zfs (234G) 4917089688388608 3 freebsd-swap (4.0G) 500097576 20576- free - (10M) # fdisk ada0 *** Working on device /dev/ada0 *** parameters extracted from in-core disklabel are: cylinders=7938384 heads=1 sectors/track=63 (63 blks/cyl) Figures below won't work with BIOS for partitions not in cyl 1 parameters to be used for BIOS calculations are: cylinders=7938384 heads=1 sectors/track=63 (63 blks/cyl) Media sector size is 512 Warning: BIOS sector numbering starts with sector 1 Information from DOS bootblock is: The data for partition 1 is: sysid 238 (0xee),(EFI GPT) start 1, size 500118191 (244198 Meg), flag 0 beg: cyl 0/ head 0/ sector 2; end: cyl 1023/ head 255/ sector 63 The data for partition 2 is: The data for partition 3 is: The data for partition 4 is: UEFI の場合 # gpart show ada0 => 40 500118112 ada0 GPT (238G) 40 204800 1 efi (100M) 204840 491483136 2 freebsd-zfs (234G) 4916879768388608 3 freebsd-swap (4.0G) 500076584 41568- free - (20M) # fdisk ada0 *** Working on device /dev/ada0 *** parameters extracted from in-core disklabel are: cylinders=496149 heads=16 sectors/track=63 (1008 blks/cyl) Figures below won't work with BIOS for partitions not in cyl 1 parameters to be used for BIOS calculations are: cylinders=496149 heads=16 sectors/track=63 (1008 blks/cyl) Media sector size is 512 Warning: BIOS sector numbering starts with sector 1 Information from DOS bootblock is: The data for partition 1 is: sysid 238 (0xee),(EFI GPT) start 1, size 500118191 (244198 Meg), flag 0 beg: cyl 0/ head 0/ sector 2; end: cyl 1023/ head 255/ sector 63 The data for partition 2 is: The data for partition 3 is: The data for partition 4 is: 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 96001] TrueOS 11.0
丸山です。 12月15日に出た http://download.trueos.org/master/amd64/TrueOS-Desktop-2016-12-15-x64-USB.img を試してみましたが、ちゃんと動きました。使ったマシンは Lenovo X230です。 8月頃に PCBSD11.0-CURRENTJUNE2016-06-10-2016-x64-USB.img TrueOS-Desktop-11.0-CURRENTJULY2016-07-26-2016-x64-USB.img があることに気が付いて、これは dynabookN51 というくせのあるマシンで試し て、一応動かすことはできていたのですが、何か完成度高くないな、と思ってい ました。その後 TrueOS-Desktop-2016-10-28-x64-USB が出たのですが、これはどうにもならなゴミでインストーラーがそもそもまとも に起動しませんでした(https://github.com/trueos/trueos-core/issues/199)。 で、今日の貴重な土曜日を使ってバグレポートを書いていたのですが、 2016-12-15版に気が付いてやってみたら、これはまともでした。やっとまともに 動く 11.0 にお目にかかりました(本家FreeBSDの 11.0 は見ていないのですが)。 ま、実用になるほど pkg が入れられるかはわかりませんが。 11.0の評価とか機能や使い勝手の話はここではしませんが、 ftp://ftp.jp.freebsd.org/pub/PC-BSD/iso の 11.0-CURRENTJULY2016/ 11.0-CURRENTJUNE2016/ はもはや不要と思います。この二つの後の TrueOS-Desktop-2016-10-28-x64 が とんでもないゴミだったので、私もディスク上に取ってありましたが、 2016-12-15でかなり改善されたので、これ以前は保存する価値が無いと思います。 PC-BSD が TrueOSに移行するので、今後の TrueOSのミラーをどのディレクトリ に持つか、ご検討ください。 よろしく。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 96000] PCBSDはTrueOSに衣替え
統計数理研究所の丸山です。 私は気がついていなかったのですが、先月 https://www.ixsystems.com/blog/ixsystems-announces-trueos-launch/ というのが出ていて、要するにPCBSDはもう放棄して、新しい名前で心機一転、 再スタートするということらしいです。つい数日前までアクセスできたバグトラッ キングシステム https://bugs.pcbsd.org/projects/pcbsd/ は実質閉鎖されていて、 https://github.com/trueos/trueos-core/issues に行け、という表示になっています。TrueOSは PCBSDで得た色々な成果を引き継 ぎつつも、古い色々なしがらみは綺麗さっぱり捨て去る、ってことかな?まあ、 古臭いものをいつまでの引きずっているとやりにくいことも多いのでしょう。 基本的には元祖FreeBSDにパッケージを付け加えただけ、とも言える作りですが、 でもこれだけの数のパッケージを一通り整合的にセットアップしてくれるのは、 やっぱり有難い。元祖FreeBSDに色々なパッケージを add してお使いの方も多い と思いますが、私は自分が利用する環境を作る場合には、PCBSDをインストール しておいて、そこにいくつか pkg add したり、いくつかの service を止める、 というやり方が一番手間が省けると思っています。 私が PCBSDから得たものは非常に多いと言えますが、一方一番の不満はpackage の update をupdate manager を使ってやるととんでもないことが起こることで す。再起動不能になったことは何回かあります。と言ってもZFSにインストール していれば、ブート環境(BE)を用心して保存しておいて、後戻りする手は使える わけですが。 Security updateもPCBSD10.xで使う fbsd-update.pcbsd.org は既にメンテナン スが放棄されているようで、10.2の場合、PCBSDの update managerを使う限りは、 10.2-RELEASE-p15 より先には進みません(最新は 10.2-RELEASE-p27 ですか?)。 10.3の場合も、FreeBSD10.3の最新にはなりません。 先月のアナウンスには Weekly automatic updates keep the user’s system up-to-date, and all updates are performed safely within system snapshots known as boot environments. と書いてありますが、本当に大丈夫かな? TrueOSの最新版は 11.0R 2016/10/28版で、これを試したところでは、使い物に なる TrueOS11 が出るにはもう少し時間がかかりそうです。そうなると私は PCBSD10.2 か PCBSD10.3で当面我慢せざるを得ないわけですが、もし同じように PCBSDを使いたい人がいるならば、インストール直後に 1. /usr/local/etc/pcbsd.conf に AUTO_UPDATE: disabled を書き加える。 2. /etc/freebsd-update.conf の KeyPrint 771f0e6c8d9de2df1f70a2872a3d25716e6a7a50c32fc4f7ba15746cbf18ce7f ServerName fbsd-update.pcbsd.org を KeyPrint 800651ef4b4c71c27e60786d7b487188970f4b4169cc055784e21eb71d410cc5 ServerName update.FreeBSD.org に書き換える。 の二つを、インストール直後にやる必要があります。これを怠ったり、あるいは やらずにネットワークに20分ほど繋いでおくと、PCBSDの最大の弱点に苦しめら れることになるでしょう。 TrueOSの成功を祈るばかりです。 なお、PCBSD10.2, 10.3 を Windows7、あるいはそれ以前のWindowsとdual boot にする(つまり MBRスキームのスライスにインストールする)ことは、バグがあっ て面倒です(basic modeのインストールではZFSをスライスの先頭に配置してしま うので、BSD label を破壊してしまう)。この問題は一年以上前に私が指摘して いたのですが、これのfixはいまだに採用されていません。まあ、UEFI+GPTスキー ムの時代に急速に変わってきているので、小さな問題だ、と言われてしまうかも 知れませんが。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95999] Re: UEFIモードでの起動パーティション切り替え
t='(hd0,2)' chainloader /EFI/BOOT/BOOTNONA.EFI } menuentry "Chainload boot1.efi of FBSD10.2" { insmod chain set root='(hd0,2)' chainloader /EFI/BOOT/BOOT102.EFI } menuentry "Chainload boot1.efi of FBSD10.3" { insmod chain set root='(hd0,2)' chainloader /EFI/BOOT/BOOT103.EFI } menuentry "Chainload boot1.efi of FBSD11.0" { insmod chain set root='(hd0,2)' chainloader /EFI/BOOT/BOOT110.EFI } menuentry "Chainload bootmgfw.efi of Windows" { insmod chain set root='(hd0,2)' chainloader /EFI/Microsoft/Boot/bootmgfw.efi } 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95975] Re: UEFIモードでの起動パーティション切り替え
野中 様 丸山です。 Fri, 7 Oct 2016 20:16:17 +0900 Naomichi Nonaka <n...@enuenu.org> writes: >私の書いた、boot1.efiにパーティション選択機能(下記A)を加える >パッチは放置されたままで何の動きもありません(^^; このパッチはどこにありますか? >gurb2を使う場合はboot1.efiをchainloadして起動する方が手軽に >できますよ。 え?と、思って https://www.gnu.org/software/grub/manual/grub.html#Supported-kernels を見直すと、なるほどー! ia32 EFIamd64 EFI 64-bit EFI chainloader no (4) yes となっていますね。これは「できる」と読めますね。試してみます。 でも、できたとしても boot1.efi では A, B, C 全部駄目ですから、結局一つ目 の{freebsd-ufs,freebsd-zfs}しか起動できないんじゃないですか?一個のディ スクにFreeBSDが一個で、他にWindows が10個くらい入っている状況で、 FreeBSD用のエントリの記述が簡単になったって、そんなに嬉しくはないですよ ね。私としては C をまず最優先で support して欲しいです。 A. ブート時のキー入力による介入 B. /boot.config による変更 C. gpart の attribute 属性による変更 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95973] UEFIモードでの起動パーティション切り替え
れを使うと insmod ufs2 insmod bsd set root=(hd0,5) set kFreeBSD.vfs.root.mountfrom=ufs:/dev/ada0p5 set kFreeBSD.vfs.root.mountfrom.options=rw kfreebsd /boot/kernel/kernel というメニューエントリで、 /boot/loader を経ずに直接 /boot/kernel/kernelを起動することはできます。ですがこれだと通常 /boot/loader がやってくれていた作業(/boot/loader.conf を読み込んで kernel module をload しておくとか、カーネル環境変数を設定しておく)が全 部飛ばされるので、実際にはOSは満足な動作をしません。その飛ばされる作業 を grub2 自身にやらせるために少し長いメニューエントリを書く必要があり ます。例えば以下のようになります。 insmod ufs2 insmod bsd set root=(hd0,5) set kFreeBSD.vfs.root.mountfrom=ufs:/dev/ada0p5 set kFreeBSD.vfs.root.mountfrom.options=rw kfreebsd /boot/kernel/kernel kfreebsd_loadenv /boot/device.hints kfreebsd_module_elf /boot/modules/nvidia.ko kfreebsd_module_elf /boot/kernel/drm.ko kfreebsd_module_elf /boot/kernel/drm2.ko kfreebsd_module_elf /boot/kernel/iicbus.ko kfreebsd_module_elf /boot/modules/vboxdrv.ko kfreebsd_module_elf /boot/kernel/crypto.ko kfreebsd_module_elf /boot/kernel/aesni.ko kfreebsd_module_elf /boot/kernel/geom_eli.ko kfreebsd_module_elf /boot/kernel/zfs.ko kfreebsd_module_elf /boot/kernel/opensolaris.ko kfreebsd_module_elf /boot/kernel/tmpfs.ko kfreebsd_module_elf /boot/kernel/linux.ko kfreebsd_module_elf /boot/kernel/linux_common.ko kfreebsd_module_elf /boot/kernel/geom_journal.ko kfreebsd_module_elf /boot/kernel/geom_mirror.ko kfreebsd_module_elf /boot/kernel/ums.ko set kFreeBSD.bootfile="kernel" set kFreeBSD.kernel="kernel" set kFreeBSD.kernel_options="" set kFreeBSD.kernelname="/boot/kernel/kernel" set kFreeBSD.module_path="/boot/kernel;/boot/modules" set kFreeBSD.kern.ipc.shmseg="1024" set kFreeBSD.kern.ipc.shmmni="1024" set kFreeBSD.kern.maxproc="1" set kFreeBSD.legal.intel_ipw.license_ack="1" set kFreeBSD.legal.intel_iwi.license_ack="1" set kFreeBSD.legal.realtek.license_ack="1" set kFreeBSD.hint.acpi_throttle.0.disabled="1" set kFreeBSD.machdep.disable_mtrrs="1" set kFreeBSD.kern.geom.eli.visible_passphrase="2" set kFreeBSD.kern.cam.scsi_delay="500" set kFreeBSD.hw.memtest.tests="0" set kFreeBSD.kern.vty="vt" set kFreeBSD.kern.geom.label.gptid.enable="0" set kFreeBSD.kern.geom.label.disk_ident.enable="0" set kFreeBSD.kern.geom.label.ufsid.enable="0" set kFreeBSD.hw.pci.do_power_nodriver="3" set kFreeBSD.net.inet.ip.fw.default_to_accept="1" set kFreeBSD.net.inet.ip.fw.one_pass="0" set kFreeBSD.net.graph.maxdata="65536" set kFreeBSD.grub.platform="$grub_platform" set kFreeBSD.kern.geom.eli.passphrase="$pass" 以上はUFSの場合ですが、zfs なら insmod zfs search --no-floppy -s -l tank kfreebsd /ROOT/initial/@/boot/kernel/kernel kfreebsd_loadenv /ROOT/initial@/boot/device.hints kfreebsd_module /ROOT/initial/@/boot/zfs/zpool.cache type=/boot/zfs/zpool.cache set kFreeBSD.vfs.root.mountfrom=zfs:tank/ROOT/initial kfreebsd_module_elf /ROOT/initial/@/boot/modules/nvidia.ko kfreebsd_module_elf /ROOT/initial/@/boot/kernel/drm.ko kfreebsd_module_elf /ROOT/initial/@/boot/kernel/drm2.ko (以下略) という調子です。 以上で、私がこの記事で書きたかったことはほぼ終わりましたが、最後に少し grub2 のインストールに関係することを書いておきます。 UEFI のマシンに元祖FreeBSD10.3をインストールすることは、私は経験がない のですが、どなたかの記事ではちゃんと起動できるようにインストールされる と書いてありました。起動した状態で、 grub2 を pkg add し、grub-install と grub-mkconfig をやればtype efiのパーティションにかかれた BOOTX64.EFI (このファイル名が case sensitive なのかどうか私は知りませ ん)が grub 用のものに書き換わり、grub のメニューが作成されて、rebootす れば、 grub 経由で 10.3が立ち上がるようになるのでしょう(実験してなく て申し訳ない、無保証です)。この時どのような初期メニューが作成されるの か私は知りませんが、ともかくメニューは /boot/grub/grub.cfg と /boot/grub/custom.cfgを見ればわかります。そして、/boot/grub/custom.cfg を手動で直すか、あるいは /usr/local/etc/grub.d の下にあるファイルを手 動で直してgrub-mkconfig をやり直せば、メニューを思い通りに作り直すこと は可能であるはずです(詳しくは grub2 の info に書いてあるのでしょう)。 この時、上に書いた事を参考にしてください。 PC-BSD10.3について書きますと、標準のインストールでは、grub2 が既定のブー トローダーとしてインストールされ、インストールしたzfs を起動するメニュー が初期状態として作られます。私は /boot/grub/custom.cfgや /usr/local/etc/grub.d の下のファイルをいじくって、複数のパーティション の切り替えを実現しています。 以前は「一個のディスクに複数の zfs(プール名は違える)を作り、ぞれぞれシ ステムをインストールをすると、grub のメニューが面倒」と思い込んでいた のですが、どうも grub-mkconfig はその点も「何とかしてくれる」らしいと 最近気が付きました。ただこれがgrub2 に元々備わった機能なのか、あるいは grub2 に加えて PC-BSD固有の設定が関係しているのか、調べきれていません。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95971] Re: Dual boot on dynabookN51(その4 -- UEFIファームウェア)
統計数理研究所の丸山です。 昨日はこの Subject でかなり長い記事を書きましたが、要約すると、 TOSHIBA dynabookN51 では以下のような【変則デュアルブート】しかできない、 というのが私の結論です。 【変則デュアルブート】 1. 電源を入れると「Windowsブートマネージャー」と題するラインモードのメ ニューが現れ、 Windows 8.1 Windows Recovery の二つアイテムが現れる。ここで Windows 8.1 を選択すればWindows8.1が 立ち上がるが、ESCキーを押す(画面のやや下の方、右には「Esc=キャンセル」 と表示されている)と 2. 画面が一度消えて、その後一瞬同じ「Windowsブートマネージャー」が表示さ れるがすぐに消えて (UTPケーブルが接続されていれば3へ、そうでなければ6へ) 3. 「 >> Start PXE over IPv6. 」と表示されて、十数秒でタイムアウト 4. 「 >> Start PXE over IPv4. 」と表示されて、十数秒でタイムアウト 5. 何故かもう一度「 >> Start PXE over IPv4. 」と表示されて、十数秒でタイ ムアウト 6. gnu-grubのメニュー画面が表示され、PC-BSDが起動できる そして、工場出荷のdynabookN51 をこの【変則デュアルブート】にする手順は A. Windows を起動してWindows 領域を縮小して、PC-BSDを入れる空きをディス ク上に作る B. 高速スタートアップ無効、システム保護無効に設定する (例えば http://d.hatena.ne.jp/msll/20150527/1432708323 参照) C. Windowsの「コマンドプロンプト(管理者)」の窓で bcdedit /set {bootmgr} displaybootmenu yes bcdedit /set {bootmgr} timeout 0 としておく D. Windows をシャットダウンして、PC-BSD10.3のインストールメディアを使っ て起動(USBメモリスティックなら、起動時に F12を数回押して、USB起動を選ぶ) し、インストール作業を行う。その際、先月私が書いた [FreeBSD-users-jp 95926] Dual boot on dynabookN51(その3 -- scfb driver) の要領に従って作業する。 ということになります。(本当は手持ちの dynabookN51 を、リカバリディスクを 使って出荷状態と同等の状態にして確認すれば良いのですが、最早その気力はあ りません。) さて、以上の話はPC-BSDではなく、一般の FreeBSDでもできるかというと、勿論 できます。前にも書きましたが、上のステップDでefiパーティションに作られる \BOOT\BOOTX64.EFI はbios-bootパーティションに書き込まれる gnu-grub を起 動するためのもので、ここを FreeBSD10.3 の /boot/boot1.efi で置き換えると、 gnu-grub を経由せずにfreebsd-zfs あるいは freebsd-ufs のパーティションに ある FreeBSDを起動できます。実際私の dynabookN51は [root@surya{59}] ~# gpart show => 34 976773101 ada0 GPT (466G) 34 2014- free - (1.0M) 20482097152 1 bios-boot (1.0G) 2099200 204800 2 efi (100M) 2304000 262144 3 ms-reserved (128M) 2566144 164506897 4 ms-basic-data (78G) 167073041 7- free - (3.5K) 167073048 1048576010 freebsd-ufs (5.0G) 177558808 8388608011 freebsd-ufs (40G) 261444888 119537664- free - (57G) 380982552 209577984 8 freebsd-zfs (100G) 5905605364096000 9 freebsd-swap (2.0G) という状態に今なっていて、FreeBSD10.3の/boot/boot1.efi(=PC-BSD10.3の /boot/boot1.efi)をefiパーティションの\BOOT\BOOTX64.EFIにコピーしておくと、 grubを経由せずに partition 8 の freebsd-zfs を直接起動します。 ここで面白いことに気がついたのですが、/boot/boot1.efi は 10.3 と10.2では 若干機能が違っていますね。 10.2: typeが freebsd-ufs のパーティションの中で番号が一番若いものを起動 する 10.3: typeが freebsd-ufs または freebsd-zfsのパーティションの中で番号が 一番若いものを起動する (ここでは「パーティションの番号が一番若い」であって、「領域が先頭に近い」 ではありません。)実際、私の dynabookN51 ではpartition 8にもpartiton 10,11(/ と /usr) にもPC-BSD10.3 を入れてありますが、10.2の /boot/boot1.efi を使うと partition 10,11 の freebsd-ufsが、 10.3の /boot/boot1.efi を使うと partition 8 の freebsd-zfs が起動されます。 [maruyama@surya{45}] ~% ls -alg /boot/efi/EFI/BOOT/ total 342 drwxr-xr-x 1 root wheel1024 May 26 20:07 . drwxr-xr-x 1 root wheel1024 Aug 22 2015 .. -rwxr-xr-x 1 root wheel 33811 Aug 13 2015 BOOT102.EFI -rwxr-xr-x 1 root wheel 74833 Mar 31 23:33 BOOT103.EFI -rwxr-xr-x 1 root wheel 33811 Aug 13 2015 BOOTX64.EFI -rwxr-xr-x 1 root wheel 202752 Aug 17 14:38 GRUB.EFI もし元祖 FreeBSDを dynabookN51にインストールして【変則デュアルブート】 にしたいのであれば、上記インストールステップのDを D'. Windows をシャットダウンし、FreeBSD10.3のインストールメディアを使っ て起動してインストール作業を行う。終わったら、インストールメディアの /boot/boot1.efi をefiパーティションの\BOOT\BOOTX64.EFIにコピーする とすれば良いでしょう。 なお、【変則デュアルブート】の6は、この場合 6'. FreeBSDが起動する となります。 次の関心事は、これは dynabookN51だけの話か?という問題です。 昨日書いたように、「Windowsしか起動できない/させない」という方針で作られた (変形)UEFIファームウェアを搭載したPCは他にもあるようですが、そのようなPCで 1〜6のような【変則デュアルブート】ができるか、という問題です。 UEFIブート構成データの {bootmgr} のところを見ると identifier {bootmgr} device partition=\Device\HarddiskVolume2 path\EFI\Microsoft\Boot\bootmgfw.efi となっていますが、この path で指定された bootmgfw.efi をWindows の C:\Windows\Boot\EFI\bootmgfw.efi と diff で比べると完全に一致します。従っ て \EFI\Microsoft\Boot\bootmgfw.efi はマイクロソフト提供のもので、ハード ウェアのベンダーには依存しないものでしょう。このことから判断して、【変則 デュアルブート】の最初のステップ1で、画面のやや下の方、右に「Esc=キャン セル」と表示されるところまでは機種にかかわらず同じではないかと想像してい ます。ここでESCを押すとbootmgfw.efi が「終了する」ということだろうと思い ますが、その次に起ることはUEFIファームウェアの実装依存、ということだろう と思います。 私はUEFIブートのマシンをdynabookN51以外には持っていないので、このように 想像することしかできませんが、これは実験してみる価値があることだろうと思 います。どなたかやってみて結果をお知らせくだされば幸いです。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95970] Dual boot on dynabookN51(その4 -- UEFIファームウェア)
Windows Memory Diagnostic locale ja-JP inherit {globalsettings} badmemoryaccess Yes EMS 設定 identifier {emssettings} bootems No デバッガー設定 identifier {dbgsettings} debugtype Serial debugport 1 baudrate115200 RAM 不良 identifier {badmemory} グローバル設定 identifier {globalsettings} inherit {dbgsettings} {emssettings} {badmemory} ブート ローダー設定 identifier {bootloadersettings} inherit {globalsettings} {hypervisorsettings} ハイパーバイザー設定 --- identifier {hypervisorsettings} hypervisordebugtype Serial hypervisordebugport 1 hypervisorbaudrate 115200 再開ローダー設定 identifier {resumeloadersettings} inherit {globalsettings} デバイス オプション identifier {e97bf812-4850-11e5-beab-ca77328079f8} description Windows Recovery ramdisksdideviceunknown ramdisksdipath \Recovery\WindowsRE\boot.sdi 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95966] FreeBSD と PC-BSDの違い
統計数理研究所の丸山です。 夏休みで少し間が開いてしまいましたが、「Dual boot on dynabookN51」の話の 途中で出てきた点 Thu, 18 Aug 2016 15:42:09 +0900 maruy...@ism.ac.jp (丸山直昌) writes: >ftp://ftp.jp.freebsd.org/pub/FreeBSD/releases/amd64/amd64/10.3-RELEASE/src.txz > >と > >http://download.pcbsd.org/iso/10.3-RELEASE/edge/amd64/dist/src.txz > >を比べてみる必要があるかな? について書きます。 一番気になるところは、当然のことながら usr/src/{sys,bin,sbin,usr.bin,usr.sbin} ですが、結論から言うと実質の違い は二一ヶ所(後述)だけでした。殆ど同じです。例えば diff -r {,PCBSD/}usr/src/sys の最初の方を見てみると diff -r usr/src/sys/Makefile PCBSD/usr/src/sys/Makefile 1c1 < # $FreeBSD: releng/10.3/sys/Makefile 248209 2013-03-12 14:21:52Z bryanv $ --- > # $FreeBSD$ diff -r usr/src/sys/amd64/Makefile PCBSD/usr/src/sys/amd64/Makefile 1c1 < # $FreeBSD: releng/10.3/sys/amd64/Makefile 185515 2008-12-01 14:15:10Z kensmith $ --- > # $FreeBSD$ diff -r usr/src/sys/amd64/acpica/acpi_machdep.c PCBSD/usr/src/sys/amd64/acpica/acpi_machdep.c 28c28 < __FBSDID("$FreeBSD: releng/10.3/sys/amd64/acpica/acpi_machdep.c 246855 2013-02-15 22:43:08Z jkim $"); --- > __FBSDID("$FreeBSD$"); diff -r usr/src/sys/amd64/acpica/acpi_wakecode.S PCBSD/usr/src/sys/amd64/acpica/acpi_wakecode.S 29c29 < * $FreeBSD: releng/10.3/sys/amd64/acpica/acpi_wakecode.S 237037 2012-06-13 22:53:56Z jkim $ --- > * $FreeBSD$ となっていて、殆どの違いはバージョン管理用の文字列の違いです。そこで diff -r {,PCBSD/}usr/src/sys | egrep -v 'FBSDID|\$FreeBSD|^diff|^---' とやって、調査の手間を省くことにすると、 1c1 1c1 28c28 29c29 28c28 31c31 28c28 31c31 36c36 29c29 33c33 のような出力が出る以外には Only in usr/src/sys/amd64: compile Only in usr/src/sys/arm: compile Only in usr/src/sys/boot/efi/loader/arch: i386 Only in usr/src/sys/i386: compile Only in usr/src/sys/ia64: compile Only in usr/src/sys/mips: compile Only in usr/src/sys/pc98: compile Only in usr/src/sys/powerpc: compile Only in usr/src/sys/sparc64: compile Only in usr/src/usr.sbin/bsdconfig: fdisk が得られますが、これらはすべて空のディレクトリでした。 で、二ヶ所の違いですが、 % diff usr/src/sys/amd64/conf/GENERIC PCBSD/usr/src/sys/amd64/conf/GENERIC | egrep -v 'FBSDID|\$FreeBSD' 19c19 --- 96a97,99 > # Enable VIMAGE - KPM > options VIMAGE # Provide jails with vnet > support > と % diff -r usr/src/sys/netgraph/bluetooth/drivers/ubt/ng_ubt.c PCBSD/usr/src/sys/netgraph/bluetooth/drivers/ubt/ng_ubt.c | egrep -v 'FBSDID|\$FreeBSD' 31c31 --- 111a112 > #include 112a114 > #include 125a128 > #include 551c554 < --- > CURVNET_SET(TD_TO_VNET(curthread)); 557a561 > CURVNET_RESTORE(); 564a569 > CURVNET_RESTORE(); 568a574 > CURVNET_RESTORE(); でした。 なお、二つの src.txz のサイズですが、 % ls -alg {,PCBSD/}src.txz -rw-r--r-- 1 maruyama staff 316689812 4月 1 02:28 PCBSD/src.txz -rw-r--r-- 1 maruyama staff 126900216 3月 25 11:13 src.txz と大幅に違っています。これは % du -s {,PCBSD/}usr/src/release/ 1316usr/src/release/ 187012 PCBSD/usr/src/release/ の違いによるもので、他のディレクトリのサイズは殆ど違いがありません。 release が大幅に違っているので、当然のことながらインストールメディアの内 容は大幅に違っています。 以上が私の調査の結果でした。要するに「同じOS」だということです。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95964] Re: Dual boot on dynabookN51(その3 -- scfb driver)補足
いとう 様 丸山です。有難うございます。今後もよろしく。 Fri, 19 Aug 2016 22:06:51 +0900 Koh-ichi Ito <k...@kkdlabs.jp> writes: >丸山さん > >On 2016 08 18 23:44, 丸山直昌 wrote: > >> 注意: ftp://ftp.jp.freebsd.org/pub/PC-BSD/pkg/10.0-RELEASE/amd64/All/ >> は賞味期限切れで使えません。 > >ご指摘ありがとうございます。もともと丸山さんのご意見で始めたミラーなんで >すが、お役に立てておらずすみません。 > >現在、コンテンツを(機械が)鋭意再取得中ですので、今しばらくお時間をいただ >きたく。 > >いとう%one of r...@ftp.jpix.ad.jp a.k.a. ftp{,1,7}.jp.freebsd.org 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95960] Re: Dual boot on dynabookN51(その3 -- scfb driver)補足
KIRIYAMA 様 丸山です。私の意図をご理解頂けていないようで、残念に思います。 >おそらく丸山さんのような常にアプリケーション >を最新にしておきたいような人には というところは大きな誤解です。私にとって重要なのは、私のパソコンの「安定 稼働」であって、最新である必要など全くありません。 今年3月31日リリースの PC-BSD10.3に私が自分のパソコンをバージョンアップし たのは先月初めで、それを早いと考えるか、遅いと考えるかは人それぞれだと思 いますが、私は「アプリケーションを最新にしておきたいから」バージョンアッ プしたわけではありません。数日前の青木さん宛の記事にも書きましたが、 >私にとって優先課題は PC-BSDのバグをなるべく減らすこ >と、PC-BSDハンドブックの適切でない記述があれば直させること、それによって >PC-BSDがより多くの人々にとって使いやすいものになることです。 です。PC-BSDを、これまでWindowsを使っている初心者でも使えるレベルの使い やすいものになって貰いたいと思っていますし、私自身は殆どWindowsを使わず に普段生活しています。そういう考えの元でBUG report を PC-BSD bug tracking system に時々出していますが、新しいリリースが出ると、前のリリー スに対するbugレポートはまともに取り上げてくれないのです。これが10.3への バージョンアップを急いだ最大の理由です。 UEFI boot の話などは、別に「新しいもの好き」で飛びついているわけではあり ません。Windowsを普段使っているパソコン初心ユーザが、パソコンショップに 行って「UEFI bootでなく legacy boot もマシンを買いたい」なんて絶対に言わ ないでしょう。店員にWindows10(UEFI boot)のマシンを勧められたら、何のため らいもなく買うでしょう。そういう人達にも「PC-BSDはWindowsとdual boot に できますよ」と言えないと、PC-BSDの普及には役に立たないのです。だから PC-BSD10.3の UEFI bootマシンへのインストールに私は拘るのです。 touch screeen、これは「PC-BSDでtouch screen が使えないのならWindowsの方 が良い」と言われたくないから気になるのです。 portupgrade ですって!?そんなもの初心者には到底勧められませんし、私がそ れを体験しておいても、初心者向けの有用な情報を得るために役に立つとも思え ません。 buildのために1日マシンを動かしておけ、なんて初心者には言えません。例え1 個であったとしても、 ports を make してインストールしろ、と初心者に言う のは無理があります。 このような私の立ち位置をご理解頂けていない状況でのご意見は私には全く役に 立ちません。 >えーと,一般的にバイナリ同士が同一かどうかは,ファイル名とか >タイムスタンプとかだけで比較することは意味がありません.たと >えば何らかのチェックサム(SHA* とか MD5 とか)で比較する必要が >あります. ご教示有難うございます。小学生向けのパソコン教室に入学したような 感動を覚え、涙が出ました。感謝いまします。 恐縮ですが、この件は打ち切りにさせてください。ご意見は全く私の役には立ち ませんし、PC-BSD には関心が無いと仰るKIRIYAMAさんに、私のPC-BSDでの経験 をお知らせすることに何の意味もないでしょう。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95955] Re: Dual boot on dynabookN51(その3 -- scfb driver)補足
KIRIYAMA 様 丸山です。 Thu, 18 Aug 2016 18:10:06 +0900 KIRIYAMA Kazuhiko <k...@kx.openedu.org> writes: >PC-BSD には関心が無いのでいじったことありませんが,おそらく >PC-BSD の packages を作った元の ports ツリー自体違っているの >ではと思いますが... 「ports ツリー自体違っている」とは具体的にどう言う意味か、私には理解でき ませんが、 http://pkg.freebsd.org/freebsd:10:x86:64/release_3/All/ と http://pkg.cdn.pcbsd.org/10.0-RELEASE/amd64/All/ の内容を比べると、ほぼ同じ内容で、ファイル名は殆ど一致しています。違いの 殆どは、マイナーバージョンが違っている点です。マイナーバージョンは pcbsd の方が新しいバージョンになっています(時々更新されて、古いものは消されま す)。でも一部動きません。元祖FreeBSDの方がテストが十分にされていて、動く ことが確認される版が多いように思います。さらに、マイナーバージョンまで込 めて同じ版でも、バイナリーとしては一致しない場合が殆どです。 >> それで私は元祖FreeBSDに置いてある package の方が信用できると思って使って >> います。 > >これはマズイと思いますよ. 私がやっていることをより正確に説明すると、PC-BSDのリリースのインストール メディアに含まれているパッケージについては、そのまま使ってます。インストー ルメディアに含まれているパッケージのすべてがインストーラーで pkg add さ れるわけではないので、何か pkg を追加したくなったときには、まずインストー ルメディアを調べて、入っていればそれを、入っていなければ元祖FreeBSDのパッ ケージをダウンロードして使っています。例えば screen などはインストールメ ディアに含まれているのにインストーラーではインストールされません。 (PC-BSDチームの中にもCLI中毒者がいるようです。新規UIDをGUIで作成すると必 ず .screenrcがホームディレクトリに作成されます。) >ベースとなるような基本ライブラリ(たと >えば libpng* や libpango* なんか)が置き替ったら, 「置き替ったら」というのはどういう状況をお考えなのか理解できませんが、 png, pango はインストールメディアに含まれていて、インストーラーによって インストールされます。これを私はわざわざ置き換えたりはしません。 [maruyama@pc01{163}] /INST% ls -l dist/packages/All/{png,pango}* -rw-r--r-- 1 root wheel 427936 3月 26 06:24 dist/packages/All/pango-1.38.0.txz -rw-r--r-- 1 root wheel 103336 3月 26 06:48 dist/packages/All/pangomm-2.36.0.txz -rw-r--r-- 1 root wheel 272432 3月 26 05:27 dist/packages/All/png-1.6.21.txz >最悪大多数 >のアプリケーションが動かなくなる可能性すらあります. 何か動かなくなったら、pkg add と pkg delete を逆順に辿って元に戻すだけの ことです。 http://pkg.cdn.pcbsd.org/10.0-RELEASE/amd64/All/ で困るのは、新しい版への更新がかなりの頻度で起こっていて、アーカイブを残 しておいてくれないことです。ですから、これに頼っていると、戻したくなった とき戻せない可能性があります。また元祖FreeBSDに比べてミラーサイトが少な く、ダウンロードに時間がかかり過ぎます。TeX一式、つまり tex-dvipdfmx-20150315_1.txz tex-xdvik-22.87_4.txz ja-xpdf-jafont-3.03_2.txz texlive-full-20150521.txz とその依存パッケージのダウンロードに半日もかかっては気が狂いそうになりま す。 注意: ftp://ftp.jp.freebsd.org/pub/PC-BSD/pkg/10.0-RELEASE/amd64/All/ は賞味期限切れで使えません。 libreoffice はPCBSD10.3のインストールメディアには含まれておらず PCBSDのサイトに 5月13日に置かれたものは libreoffice-5.0.6.txz 12-May-2016 23:27 82077208 でしたが、これは動きませんでした。同じ時点で元祖FreeBSDのサイトから入手 可能であったものは libreoffice-5.0.4.txz 75437096 2016-Mar-08 11:18 でこれはPC-BSD10.3に pkg add して動きました。 apache-openoffice は、PCBSD の方は apache-openoffice-4.1.2_6.txz 13-May-2016 09:41 92093936 で動かず、元祖 FreeBSDの方は apache-openoffice-4.1.2_3.txz 92150868 2016-Mar-10 08:06 で、PCBSD10.3に pkg add して動きました。 私はこのような経験に基づき、 > それで私は元祖FreeBSDに置いてある package の方が信用できると思って使って > います。 と書きました。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95951] Re: Dual boot on dynabookN51(その3 -- scfb driver)補足
青木 様 丸山です。 Wed, 17 Aug 2016 18:30:11 +0900 Tomoaki AOKI <junch...@dec.sakura.ne.jp> writes: >「これも標準配布物に含めて構成すれば >より多くの人に使いやすくなるのに」ということの提案も重要と思います。 その通りだと思います。とは言え、そのような提案が説得力を持つためには、 「今の標準配布物では足りない」という説明が重要になるでしょう。 >この点については、「まずは第1段階としてsynaptics単体で動作するもの >だけでも何とかしよう」としたと考えた方が自然な気がします。 そうかも知れませんね。開発者が持っていたマシンがたまたま synaptics対応だっ たとか、それだけの事かも知れません。 > ※その場合、ドキュメントにその旨記載が欲しいですよね。 そうなんですよね。「少なくともこれこれのマシンで動いた」という実績がわか らないと、こっちは調べるのが面倒。 >ただ、下保さんの投稿の方に付けたコメント(参照用のPR)のとおり、 >実際に間違いという可能性(evdevも前提とすべき)もありますね。 >忘れている可能性はあるものの、Koopも件のPRは認識している筈ですが。 そうかも知れません。 >> >FreeBSDの/usr/src/sys/dev/usb/以下をgrepしてもTouchscreenの文字は >> >引っかからないので、PC-BSDで独自に追加しているのではないかと思います。 >> >> PC-BSDは基本 FreeBSDであって、 /bin や /sbin の下を入れ替えたりはしてい >> ません。いじっているのは /usr/local の下と、あとは設定ファイルだけです。 >> この前書きましたが /etc/defaults/rc.conf はいじっているようです。 >> /etc/devd.conf や /etc/devd をいじっても、 /sbin/devd を改変することはやっ >> ていないはずです。kernel も通常の GENERIC kernelです。 > >portsについてはその限りでもない(過去、NetBSDのものに移行していた時期も >あったと記憶しています)かと思います。 ports は違っていると思います。というのは http://pkg.freebsd.org/freebsd:10:x86:64/release_3/All/ と http://pkg.cdn.pcbsd.org/10.0-RELEASE/amd64/All/ では package が少し違っていることがあります。dependency が違っていたり、 実際に実行してみると dynamic library がNOT Found とか、時々経験します。 それで私は元祖FreeBSDに置いてある package の方が信用できると思って使って います。 それに pkg.cdn.pcbsd.org の方は古いアーカイブを保存してくれていないので、 気がつくと、前にあったものがもうない、ということが良く起こります。さらに ports.txz を置いてくれていないので、面倒です。元祖FreeBSDだと ftp://ftp.jp.freebsd.org/pub/FreeBSD/releases/amd64/amd64/10.3-RELEASE/ports.txz はあるのですが。 /bin とか /sbin について言うと、私は「違いはない」と思い込んでいましたが、 ftp://ftp.jp.freebsd.org/pub/FreeBSD/releases/amd64/amd64/10.3-RELEASE/src.txz と http://download.pcbsd.org/iso/10.3-RELEASE/edge/amd64/dist/src.txz を比べてみる必要があるかな? >> /etc/X11/xorg.conf は、 PC-BSDでは、 >> /usr/local/share/pcbsd/xorg-gui/bin/setupconf.sh が生成していて、ユーザ >> が勝手に /etc/X11/xorg.conf を改変することは想定していません。ここはかな >> り古い記述がそのまま残っているのか、或いはPC-BSD設計者の勘違いように思え >> るのですが、、、。 > >これを見て何故xorg.confの提供を求められるのがが分かった気がします。 >お仕着せのxorg.confが用意してあってそれをコピーするのでなく、 いやー、実際のところ、お仕着せの xorg.conf を、graphic chip の種類を判断 してコピーするくらいのことしかしていません。 nvidia の場合は、 /boot/loader.confを直すとかいうのも入っています。あと、場合によっては HorizSync とか VertRefresh の設定を入れるとか、 BusIDを設定する、とかい うのもありますが、基本的には「お仕着せの xorg.confのコピー」で、touch screen の設定と祖語が生じるような点はないと思います。 ここは、大昔 X -probonly で xorg.conf のテンプレートを作っていた時代の記 憶に引きずられて、良く考えずにこう書いてしまったのではないかと、私は思っ ています。 ともかく、この「PC-BSD10.3でのタッチスクリーン」の問題は、少し時間をかけ ないと解決しない課題、と認識しました。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95945] Re: Dual boot on dynabookN51(その3 -- scfb driver)補足
下保 様 丸山です。有難うございます。 Wed, 17 Aug 2016 10:26:49 +0900 Kaho Toshikazu <k...@elam.kais.kyoto-u.ac.jp> writes: >>>/dev/input/ 以下にdeviceができると思います。 >> ダメです。 >> [maruyama@surya{45}] ~% ls -alg /dev/input >> ls: /dev/input: No such file or directory >> 何でだろう? > > 自動で見付けれないみたいですね。rootで > ># webcamd -M -l > >とすると,付いてるデバイスを探して,コマンド例を表示するので, >これと思われる行を選んで実行してみて下さい。 >[-d ugen0.5] となってる行で,-d オプションの部分を外せばよい >でしょう。それでダメなら,webcamd 未対応のモデルなのでしょう。 やってみました。 [maruyama@surya{42}] ~% webcamd -M -l Available device(s): webcamd [-d ugen0.1] -N XHCI-root-HUB-0x8086 -S unknown -M 0 webcamd [-d ugen0.2] -N TOSHIBA-Web-Camera---HD-Azurewave -S NULL -M 0 webcamd [-d ugen0.3] -N USB2-0Hub-vendor-0x058f -S unknown -M 0 webcamd [-d ugen0.4] -N USB2-0-CRW-Generic -S 2010020139600 -M 0 webcamd [-d ugen0.5] -N Touchscreen-ELAN -S unknown -M 0 Show webcamd usage: webcamd -h [maruyama@surya{43}] ~% su パスワード: [root@surya{42}] ~# webcamd -N Touchscreen-ELAN -S unknown -M 0 Attached to ugen0.5[0] Creating /dev/input/event0 となって、そのまま何分待っても反応が返って来ません。つまりはこのデバイス はカーネルレベルで FreeBSD10.3がサポートできていない、ということでしょう か。 そうとわかれば、私としてはこの件は区切りが付けられます。有難うございまし た。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95943] Re: Dual boot on dynabookN51(その3 -- scfb driver)補足
下保 様 丸山です。 Tue, 16 Aug 2016 00:47:42 +0900 Kaho Toshikazu <k...@elam.kais.kyoto-u.ac.jp> writes: >タッチパネルでしたら、multimedia/webcamd 入れて、対応していれば 入っています。 [maruyama@surya{44}] ~% pkg info|grep webcam cheese-3.18.1 Photobooth-inspired app for taking pictures and videos from webcam pwcview-1.4.1_6The Video4Linux PWC webcam viewer webcamd-4.2.0.9Port of Linux USB webcam and DVB drivers into userspace >/dev/input/ 以下にdeviceができると思います。 ダメです。 [maruyama@surya{45}] ~% ls -alg /dev/input ls: /dev/input: No such file or directory 何でだろう? >その上で、x11-drivers/xf86-input-evdev を使えば、マルチタッチは >ダメですが、普通に動くと思います。 先ほどのメールに書いたように、xf86-input-evdev の使用は、私の優先順位は 低い事項です。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95942] Re: Dual boot on dynabookN51(その3 -- scfb driver)補足
青木 様 丸山です。色々お教え頂き、有難う。 まず報告ですが、この件は PC-BSD bug tracking system に登録しました。 https://bugs.freenas.org/issues/16839 です。 ここではまず私の基本的なスタンスを説明しておく必要があるように思います。 私にとって、私の dynabookN51で touch screen を使えるようにすることは優先 課題ではありません。私にとって優先課題は PC-BSDのバグをなるべく減らすこ と、PC-BSDハンドブックの適切でない記述があれば直させること、それによって PC-BSDがより多くの人々にとって使いやすいものになることです。 ここまで調べたことから推理する限り、PC-BSDの設計者は touch screen が synaptics driver で動かせるという前提でPC-BSDを作っていることは間違いな いので、まずはその前提が正しいとして、バグレポートをしたり、対策を考える ことが私にとっての優先事項です。従って Mon, 15 Aug 2016 17:18:09 +0900 Tomoaki AOKI <junch...@dec.sakura.ne.jp> writes: >synapticsドライバだと基本的にタッチパッド(スライドパッド,グライド >ポイント,物によりクリックパッドとも)のドライバのような気がするの >ですが、Touchscreenのサポートも含まれているのでしょうか? というご質問には、私は答えられません。私が断言できることは「PC-BSDの設計 者は、synapticsドライバにTouchscreenのサポートも含まれていると考えてシス テムを作っている」ということだけです。でもこれは間違っているかも知れませ ん。間違っているのなら、それが間違いだ、ということをPC-BSD設計者に知らせ ることが私にとっての課題となります。 また >駄目元ですが、xf86-input-evdevを試してみるのはいかが? というのも、私は当面やってみようとは思いません。 以下、恐縮ですが、私の立場で役に立ちそうなところだけつまみ食いしてお返事 します。 >FreeBSDの/usr/src/sys/dev/usb/以下をgrepしてもTouchscreenの文字は >引っかからないので、PC-BSDで独自に追加しているのではないかと思います。 PC-BSDは基本 FreeBSDであって、 /bin や /sbin の下を入れ替えたりはしてい ません。いじっているのは /usr/local の下と、あとは設定ファイルだけです。 この前書きましたが /etc/defaults/rc.conf はいじっているようです。 /etc/devd.conf や /etc/devd をいじっても、 /sbin/devd を改変することはやっ ていないはずです。kernel も通常の GENERIC kernelです。 > ※ELANというベンダー名はあります。 じゃなんで touch screen のデバイスができないのかな? >> ら、/etc/X11/xorg.conf は無関係のはずで、本気で bug report が欲しいのな >> ら/var/log/messages と /var/log/Xorg.0.log じゃないのかな? > >設定の競合の問題を確認したい(余計な設定が含まれていて >50-synaptiX11/xorg.conf.dcs.conf の設定が正常に機能していない恐れがあ >る)ということでは? /etc/X11/xorg.conf は、 PC-BSDでは、 /usr/local/share/pcbsd/xorg-gui/bin/setupconf.sh が生成していて、ユーザ が勝手に /etc/X11/xorg.conf を改変することは想定していません。ここはかな り古い記述がそのまま残っているのか、或いはPC-BSD設計者の勘違いように思え るのですが、、、。 > ※/usr/local/etc/X11/xorg.conf.dの設定は動的なものかと思いますので、 > まずは(存在すれば)/etc/X11/xorg.conf,/usr/local/etc/X11/xorg.conf > とデフォルト値・自動検出値での静的な設定を行った上でそちらに流れる > のでは? それが「正解」かどうかは別として、少なくとも今のPC-BSDの設計者がそのよう な考えでコーディングしているようには見えません。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95939] Re: Dual boot on dynabookN51(その3 -- scfb driver)補足
青木 様 統計数理研究所の丸山です。 色々お教え頂き、有難うございます。自分で調べて少しわかったのすが、まだ解 決には至っていません。 まず、ドライバですが、 [maruyama@surya{44}] ~% pkg info|grep xf86-input xf86-input-keyboard-1.8.1 X.Org keyboard input driver xf86-input-mouse-1.9.1_1 X.Org mouse input driver xf86-input-synaptics-1.8.2_1 X.Org synaptics input driver となっているので、 synaptics でしょう。PC-BSD10.3のインストールメディア に収められているパッケージのディレクトリを見ても [maruyama@pc01{80}] /INST% ls -alg dist/packages/All/xf86-input* -rw-r--r-- 1 root wheel 9120 3月 26 07:19 dist/packages/All/xf86-input-keyboard-1.8.1.txz -rw-r--r-- 1 root wheel 31124 3月 26 07:15 dist/packages/All/xf86-input-mouse-1.9.1_1.txz -rw-r--r-- 1 root wheel 47436 3月 26 09:49 dist/packages/All/xf86-input-synaptics-1.8.2_1.txz なので、他のドライバの可能性は無いと思います。 で、 >> # タッチスクリーン機能を持っていて PC-BSDが動かせるマシンを他に持ってい >> # ないので、実験しにくいなー。「xorg.conf 自動生成機能」のソースを読むし >> # かないかな? と私は書きましたが。これは「外れ」でした。どこを見ても synaptics とか usbconfigという文字列を見つけることができません。/var/log/Xorg.0.log を 見てもsynaptics というのは全く現れていません。気がついたのは /usr/local/share/X11/xorg.conf.d/50-synaptics.conf というファイルです。man synaptics を見ると NOTES Configuration through InputClass sections is recommended in X servers 1.8 and later. See xorg.conf.d(5) for more details. An example xorg.conf.d snippet is provided in ${sourcecode}/conf/50-synaptics.conf と書いてあります(でも xorg-server-1.17.4,1なんだけど)。で、 /var/log/messages を見ると Aug 15 05:48:59 surya kernel: ugen0.5: at usbus0 というのはあるのですが、これに応じて device が生えた形跡は全くありません。 /dev の下を見ても、それらしい device を見つけることができません。手動で input device を /etc/X11/xorg.conf に追加する実験をやろうにも、device が なくてはどうにもなりませんよね。 という訳で、「どうやったら touch screen の device が生えてくるか」が今私 の前に立ちはだかっている問題のように思います。何か思い当たる点があればお 教えください。 なお PC-BSDハンドブックの > 2.2.2. Touch Screens > PC-BSD(R) should automatically detect USB-based touch screen devices. If > your display is USB and is not auto-detected, send the output of > usbconfig and your /etc/X11/xorg.conf file using the Report a bug tool. の記述は何か舌足らずのように思います。50-synaptics.conf を使っているのな ら、/etc/X11/xorg.conf は無関係のはずで、本気で bug report が欲しいのな ら/var/log/messages と /var/log/Xorg.0.log じゃないのかな? 要するに PC-BSD で touch screen を使った人間は世界に一人もいないという証 拠のようにも見えます。 /usr/local/share/X11/xorg.conf.d/50-synaptics.conf の内容 # Example xorg.conf.d snippet that assigns the touchpad driver # to all touchpads. See xorg.conf.d(5) for more information on # InputClass. # DO NOT EDIT THIS FILE, your distribution will likely overwrite # it when updating. Copy (and rename) this file into # /etc/X11/xorg.conf.d first. # Additional options may be added in the form of # Option "OptionName" "value" # Section "InputClass" Identifier "touchpad catchall" Driver "synaptics" MatchIsTouchpad "on" # This option is recommend on all Linux systems using evdev, but cannot be # enabled by default. See the following link for details: # http://who-t.blogspot.com/2010/11/how-to-ignore-configuration-errors.html # MatchDevicePath "/dev/input/event*" EndSection Section "InputClass" Identifier "touchpad ignore duplicates" MatchIsTouchpad "on" MatchOS "Linux" MatchDevicePath "/dev/input/mouse*" Option "Ignore" "on" EndSection # This option enables the bottom right corner to be a right button on clickpads # and the right and middle top areas to be right / middle buttons on clickpads # with a top button area. # This option is only interpreted by clickpads. Section "InputClass" Identifier "Default clickpad buttons" MatchDriver "synaptics" Option "SoftButtonAreas" "50% 0 82% 0 0 0 0 0" Option "SecondarySoftButtonAreas" "58% 0 0 15% 42% 58% 0 15%" EndSection # This option disables software buttons on Apple touchpads. # This option is only interpreted by clickpads. Section "InputClass" Identifier "Disable clickpad buttons on Apple touchpads" MatchProduct "Apple|bcm5974" MatchDriver "synaptics" Option "SoftButtonAreas" "0 0 0 0 0 0 0 0" EndSection 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95929] Re: Dual boot on dynabookN51(その3 -- scfb driver)補足
青木 様 統計数理研究所の丸山です。 Thu, 11 Aug 2016 21:56:53 +0900 Tomoaki AOKI <junch...@dec.sakura.ne.jp> writes: >青木@名古屋です。 > >タッチパネルとscfbドライバは(直接は)関係ないかと思います。 >タッチパネルは入力デバイスで、スライドパッドの親戚のような >扱いでxf86-input-*のカテゴリで制御する事になる筈です。 あらそうなんですか?だとすると希望があるかな?ここの部分、良く理解せずに 書いたことがバレてしまいましたが、「望むべくもない」と決めつけたのは早ト チリだったかな? ええと、PC-BSD10.3のハンドブックの 2.2.2は次のようになっています。 2.2.2. Touch Screens PC-BSD® should automatically detect USB-based touch screen devices. If your display is USB and is not auto-detected, send the output of usbconfig and your /etc/X11/xorg.conf file using the Report a bug tool. で、このdynabookN51では [root@surya{41}] ~# usbconfig ugen0.1: at usbus0, cfg=0 md=HOST spd=SUPER (5.0Gbps) pwr=SAVE (0mA) ugen0.2: at usbus0, cfg=0 md=HOST spd=HIGH (480Mbps) pwr=ON (500mA) ugen0.3: at usbus0, cfg=0 md=HOST spd=HIGH (480Mbps) pwr=SAVE (100mA) ugen0.4: at usbus0, cfg=0 md=HOST spd=HIGH (480Mbps) pwr=ON (500mA) ugen0.5: at usbus0, cfg=0 md=HOST spd=FULL (12Mbps) pwr=ON (100mA) となります。scfb ドライバに対する配慮が全くないので、PC-BSD10.3の 「xorg.conf 自動生成機能」を今回は避けて xorg.conf を作ったわけですが、 タッチパネルを機能させるためには何かを xorg.conf に入れれば良いのかな? ちょっと考えてみます。 # タッチスクリーン機能を持っていて PC-BSDが動かせるマシンを他に持ってい # ないので、実験しにくいなー。「xorg.conf 自動生成機能」のソースを読むし # かないかな? # CLI中毒者の私が何でこれにこだわるかと言えば、それはPC-BSDのユーザを増 # やしたいからです。この dynabookN51 でタッチスクリーン機能が使えたとし # ても、この ML に報告するだけで、自分では「無効」に設定して使うと思いま # すが、、、。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95925] Dual boot on dynabookN51(その2 -- suspend/resume)
統計数理研究所の丸山です。 Toshiba dynabookN51 上での Windows8.1 と PC-BSDの dual boot。 まず、昨日の補足を一点。dynabookN51のwireless LANの件 >3. Wireless LAN adaptor"Intel(R) Dual Band Wireless-AC 3160" を > FreeBSD10.xはサポートしていない(11から)。 ですが、これについては https://forums.freebsd.org/threads/56595/ に情報があります。 ではこのメールの本題に入ります。インストールしたPC-BSD上での suspend/resumeに関してです。結論から書きますと、少し問題があり、うまく働 きません。 まず Legacy bois boot の場合のsuspend/resumeに関して私が以前から知ってい ること(どこかに既に書いたと思いますが)を書きますと、 PC-BSD10.2, PC-BSD10.3 では、 root userによる zzz コマンドでちゃんと suspend できて、 resumeですべての機能は完全に復活するように見えます(*1)。これは私が持って いる lenovo X230, Let's Note CF-S10などの Windows7マシンでできていて、他 のlegacy bios bootのnote PCでも大丈夫だと想像します。ただし、(元来 UEFI boot用の)dynabooN51をbois boot modeに切り替えて PC-BSD10.3 で動かした場 合にはダメです(*2)。 さて UEFI bootの場合。以下に書くことはPC-BSDの場合に限らず、 FreeBSD10.3(amd64)一般に通用する亊と思います。dynabookN51という機種にも 依存しないと思いますが、今回dynabookN51にインストールした PC-BSD10.3を UEFI起動して zzz コマンドを使った場合にはsuspend後のresumeで画面が真っ黒 なままです。Xの画面だけではなく VTY 画面も真っ暗なままです。つまりはコン ソール vt ドライバが、UEFI bootの場合には suspend/resumeに対応できていな いということのように思います。 resume 後に別のマシンから ssh で入ることはできます。従って有線ethernetド ライバは復活していますし、SATA diskも正常に動いているようです。キーボー ドも復活しています。「メクラ打ち」でCNTL+ATL+F2で ttyv1に切り替えて、 halt -p とやるとちゃんと shutdown できることからわかります。画面だけが復 活しません。 この「コンソール vt ドライバが、UEFI bootの場合には suspend/resumeに対応 できていない」という問題は既知の問題でしょうか。 /etc/rc.resume に何か細 工をすれば回避できるような問題でしょうか。ご存知の方があれば教えてくださ い。 この話題はここまで。 *1: ただし KDE のGUIによる suspend/resume はうまく働きません。PC-BSD10.2 では確認しています。PC-BSD10.3ではまだ試していませんが、KDEのバージョ ンが変わっていないので、多分結果は同じでしょう。 *2: 元来UEFI boot用のdynabookN51を bois boot modeで動かすと、 halt -p で 電源が切れないなど、他にも不都合なことが生じます。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95917] Dual boot on dynabookN51(その1 -- BOOTX64.EFI)
{hypervisorsettings} ハイパーバイザー設定 --- identifier {hypervisorsettings} hypervisordebugtype Serial hypervisordebugport 1 hypervisorbaudrate 115200 再開ローダー設定 identifier {resumeloadersettings} inherit {globalsettings} デバイス オプション identifier {e97bf812-4850-11e5-beab-ca77328079f8} description Windows Recovery ramdisksdideviceunknown ramdisksdipath \Recovery\WindowsRE\boot.sdi 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95914] Dual boot on dynabookN51(予告編)
統計数理研究所の丸山です。 約1年前、Toshiba dynabookN51 を Windows8.1 と PC-BSDの dual bootにしよう として挫折しました。このMLで多くの方々にアドバイスを頂いたにもかかわらず できなったので、ご記憶の方もいらっしゃると思いますが、最近かなりの進展が あったので、色々わかったことを何回かに分けて書きたいと思います。 使ったマシンのシステム情報をこのメールの末尾に付けます。私は UEFI boot のマシンをこれ以外に持っていないので、UEFI bootで PC-BSDがちゃんと動くか の検証のために、これにかなりの労力をかけました。一応「dual boot らしき」 使い方はできるようになりましたが、いくつかの理由でこのマシンに FreeBSDを 載せて使うことは推奨できないということもわかりました。理由は 1. ビデオチップ「Intel(R) HD Graphics」を、現行の xorg-server(1.17.xx な ど)に含まれる intel driver がサポートしてはいない(*1) 2. Legacy Bios boot の場合に使えていた vesa driver は UEFI+vt cosoleでは 使えず、代わりに scfb driver(https://wiki.freebsd.org/Graphics/SCFB)を 使う必要があるが、これがまだ十分に成熟していない。PC-BSD10.3には scfb driverに対する配慮が全くない。 3. Wireless LAN adaptor"Intel(R) Dual Band Wireless-AC 3160" を FreeBSD10.xはサポートしていない(11から)。 4. UEFI firmwareがどうやら標準とは違っていて、FreeBSD(PC-BSD)優先起動の 設定ができない(少なくとも私は成功していない)。 です。それでも私の経験は多くの方に参考情報になると思いますので、ここ数日 中に色々書いてみたいと思います。 (続く) *1: 以下のチップはサポートされています。 HD Graphics 2000, HD Graphics 3000, HD Graphics 2500, HD Graphics 4000, HD Graphics P4000, HD Graphics 4600, HD Graphics 5000, HD Graphics P4600/P4700, HD Graphics 4400, HD Graphics 4200 [PC Information] 製品名 dynabook N51/NG 型番PN51NGP-NHA OSバージョンMicrosoft Windows 8.1 6.3.9600 BIOSバージョン 1.00 CPU Intel(R) Celeron(R) CPU N2840 @2.16GHz 物理メモリ 4096MB RAM ビデオ Intel(R) HD Graphics バージョン=10.18.10.3910 解像度 1366 x 768 ピクセル 色数True Color (32 ビット) サウンドRealtek High Definition Audio バージョン=6.0.1.7329 インテル(R) ディスプレイ用オーディオ バージョン=6.16.0.3150 ネットワークIntel(R) Dual Band Wireless-AC 3160バージョン=17.0.5.8 Realtek PCIe FE Family Controller バージョン=8.34.617.2014 IDEデバイス TOSHIBA MQ01ABF050 ---- 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95865] Re: installer ZFSRootでの起動設定
川口 様 丸山です。 Thu, 14 Jul 2016 01:12:38 +0900 KAWAGUTI Ginga <ginga-free...@ginganet.org> writes: >In Wed, Jul 13, 2016 at 11:56:22PM +0900, >丸山直昌 <maruy...@ism.ac.jp> wrote: >> (ここからは川口さん向け) >> というわけですから、私から川口さんへのお勧めは、 >> >> そのHPに10.3インストールメディアを入れて UEFI modeで起動してインストー >> ル作業をやる。成功してUEFI modeで FreeBSD10.3が起動できたら、bios mode >> のことはきれいさっぱり忘れて、未来永劫そのHPは UEFI modeで使う >> >> です。それで何ら困ることはないはずと思いますし、そのような使い方がこれか >> らのトレンドになります。 > >念のため,他の方が誤解しないようにということで,書いておきますが, >例えば「UEFI modeで起動してインストール作業」は >誤解です ここで「誤解」と言葉を使われた意味がわからないのですが、私は UEFI modeでの運用を目指すならば、UEFI modeでインストーラーを起動 してインストール作業をやるべし と言いました。そして今回川口さんはそれとは別の手段を取られたと理解してい ます。そこに誤解はないと思います。川口さんと私の間にあるのは「誤解」では なくて「見解の相違」だと思います。 >(何で起動しようが,最終的にインストール・起動させたい >形式に合わせてインストールすればいい). それは同意します。私が言いたかったのは Bios mode で起動して UEFI用のインストールを行うことは(うまくでき るかどうかは別として)10.3インストーラーの設計者が考えるサポート の範囲外だろう ということです。これは私の「見解」であって、川口さんは同意しないかも知れ ません。そうであってもそれは仕方ないことですが、ここでお願いしたいのは 「誤解」という言葉と「見解の相違」という言葉は明確に使い分けていただき のです。そうでないと議論が混乱します。 でも、これに関しては、 In Wed, Jul 13, 2016 at 07:05:15PM +0900, Naomichi Nonaka <n...@enuenu.org> wrote: > 10.3Rのインストーラの動作ということであれば、BIOS起動ではBIOS用に > インストールするし、UEFI起動ならUEFI用にインストールします。 > 切り替えてどちらでもインストールできる構成を作ってはいません。 は、野中さんが私と同じ見解を持っているという風に読めます。まあ、それも 私の「見解」に過ぎませんが。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95864] Re: installer ZFSRootでの起動設定
川口 様 丸山です。 Thu, 14 Jul 2016 12:48:34 +0900 KAWAGUTI Ginga <ginga-free...@ginganet.org> writes: >改めて確認したところ,この「Partition Scheme」の >選択肢は(10.3Rでは)以下の5通りです >* GPT (BIOS) >* GPT (UEFI) >* MBR (BIOS) >* GPT + Active (BIOS) >* GPT + Lenovo Fix (BIOS) > >(今回の HP Z840の事情かどうか,は切り分け出来ていませんが, >「GPT (BIOS)」ではBIOS側でUEFI disable/Legacy bootにしてもダメ, >インストールを「GPT (UEFI)」を選択し, >BIOSでUEFI enable(Legacy bootも許容),という状態で >起動OK,ということです) で結局川口さんは、何をお困りで、何をやりたいのでしょうか。インストールの 手順は変則的で、10.3インストーラーを作った方々の想定とは違っているように 見えますが、現状何の問題もなく運用できているように見えます。 何をやりたいかによってアドバイスは変わってくると思います。 何をやりたくて、こうやってみたが、うまくできなかった、という話なら、こう するのが良いとか、それでうまくいかなかったのはバグかも知れない、という形 で議論が発展すると思いますが、「何をやりたい」がはっきりしないと、何も言 えず、単に「言葉遣いが変だ」とか「その考え方は変だ」という、あまり発展性 のない方向に話が向かいがちです。 まさか野中さんに言い方を直して貰うのが目的とは思えませんが。 付け加えると、私はそのHPのBiosや UEFIが通常の規格から外れている、という 気はあまりしていません。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95860] Re: installer ZFSRootでの起動設定
野中 様 丸山です。 Wed, 13 Jul 2016 19:05:15 +0900 Naomichi Nonaka <n...@enuenu.org> writes: >野中です。 > >何だか話が変な方へ転がっているようで。 > >10.3Rのインストーラの動作ということであれば、BIOS起動ではBIOS用に >インストールするし、UEFI起動ならUEFI用にインストールします。 有難うございます。私は「自分がインストーラーの設計者ならこうしたい」とい う想像に基づいて先の記事を書きましたが、想像ではなく確かな事実をご存知の 方がこうして確認して頂けると、無駄な議論が省けるので助かります。 >切り替えてどちらでもインストールできる構成を作ってはいません。 そうですよね。そんなもの、大して価値ないですから。 (ここからは川口さん向け) というわけですから、私から川口さんへのお勧めは、 そのHPに10.3インストールメディアを入れて UEFI modeで起動してインストー ル作業をやる。成功してUEFI modeで FreeBSD10.3が起動できたら、bios mode のことはきれいさっぱり忘れて、未来永劫そのHPは UEFI modeで使う です。それで何ら困ることはないはずと思いますし、そのような使い方がこれか らのトレンドになります。 でもどうしてもそのHPを bios modeで使いたいのであれば、今後そのマシンで UEFI modeは一切使わない、という決意の上で dd if=/dev/zero bs=1m count=1000 of=/dev/ada0 みたいにやって disk の内容を破壊してから、bios mode で起動してインストー ル作業をやれば多分成功します(無保証)。勿論 UEFIでは起動できなくなります。 もうちょっと手間を省いて、今の状態から(disk が ada0 で efi はpartition 1 という仮定で) gpart delete -i 1 ada0 gpart add -t freebsd-boot -s 40 ada0 gpart bootcode -b /boot/pmbr -p gptzfsboot -i 1 ada0 でできるかな?(無保証)。でもこれで成功しても、それは10.3インストーラーが 想定しているインストール手順ではないです。また、重要な事は、これをやると UEFIでの起動はできなくなります。 まずは、UEFI で運用するか、 biosで運用するか、腹をくくってください。途中 で切り替える、なんて考えないでください。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95858] Re: installer ZFSRootでの起動設定
川口 様 丸山です。 Wed, 13 Jul 2016 01:51:35 +0900 KAWAGUTI Ginga <ginga-free...@ginganet.org> writes: ><若干余談> >ここは,気持ちの問題(FreeBSDだとどういう風になっているか) >でしょうけど,FreeBSDではおそらく >「どのモードで起動したか」に応じたインストール設定を >選ぶようなことはしないのでは. > >UEFI用ならUEFI用の設定を選べばそのようにインストールするし, >Legacy起動用なら同じくそのように,どちらのモードでも(起動形態によらず) >インストールできる/する,になっていると思います. >その際,一番多くの人が使うであろうパターンを >デフォルトに設定する,くらいまでではないかと. そうかなー?「想像」と「想像」で対決して議論しても意味は薄いのですが、と もかくここが川口さんと私で決定的に考えが違っているところですね。 まず最初に 10.3のインストーラーの README か何かを確認して頂きたいのです が、「UEFIのマシンにインストールする場合は、BIOS modeで起動して、UEFIを 選べ」とか「UEFI mode で起動したとき、Bios modeを選ぶと Bois 起動で運用 できるサーバを構築できます」なんて書いてありますか? 私にはそんなこと、到底想像できません。 まず認識として、UEFIがどういう目的で作られたか、確認したいのですが、私の 解釈は、BIOS modeの改良という意味で規格が策定されて開発されているのだと 思います。それは当然 Bios mode が持つ機能を凌駕することを目標とするもの でないと意味がないと思います。ですから、今は過渡期でUEFIとlegacy biosの 切り替えができるハードが出回っていますが、そのうち UEFI modeしか持たない ハードウェアが出てきて、それが主流になると思うのです。両方のモードを持っ ているのは、単にハードウェアの製造コストを上げるだけの意味しかなくなるか らです。 そうなると、作業途中でUEFI modeと bios mode の切り替えを必要とするソフト ウェア/システムなどというものは、「役に立たない」ということになります。 現時点で、切り替え可能なハードに対しても、インストールから始まって運用開 始まで、途中でboot modeの切り替えをやる、などということは何の価値も無い と思うのです。「初心者フレンドリー」でなくてもexpertにとっては価値があれ ば、それはそれで良いのですが、 boot mode の作業途中での切り替えは、誰に とっても何の価値もありません。 現時点では、UEFI modeでは動かないソフトウェア/システムが出回っているので、 両モード搭載のハードウェアでないと困る、ということはあるでしょう。ですが、 それでも運用途中で boot modeを切り替えるなんて、何の意味もありません。 UEFI modeでの運用を最終目標とするのであれば、ハードウェア導入時に一回だ けUEFI modeに設定して、インストールから運用まで一貫してUEFIでやるのが簡 単ですし、最終の運用形態として bios modeでの運用を目指すのであれば一貫し てすべての作業をBios mode でやるのが理想だと思うのです。 ですから、川口さんが UEFI mode で動いている HP に 10.3 を入れるのに、わ ざわざ bios mode に設定変更してインストールをやった、ということの意味が 理解できないのです。実験としてやったのならまあそれも良いでしょうが、でも 実験ならその前に「UEFI mode での運用を目指すマシンで、10.3インストールメ ディアを UEFI modeで起動してインストールが成功するか」を試すべきだったと 思うのです。もしそれが成功すれば、「bios modeでインストールメディアを起 動して UEFI modeへのインストールが成功するか」の実験は、まあこのMLの方々 には有用な情報でしょうが、川口さんご自身のマシンの運用という意味では不要 なことだと思います。 そんなわけで、私がOS開発者の立場だったら >UEFI用ならUEFI用の設定を選べばそのようにインストールするし, >Legacy起動用なら同じくそのように,どちらのモードでも(起動形態によらず) >インストールできる/する,になっていると思います. などということは「絶対に」しません。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95854] Re: installer ZFSRootでの起動設定
丸山です。 Tue, 12 Jul 2016 13:00:20 +0900 KIRIYAMA Kazuhiko <k...@kx.openedu.org> writes: >ある意味,Emacs の auto-save 機能をファイルシステム全体でリ >カーシブにやっているようなかんじですね. うーん、これについてはコメントし難いですね。「感じ」の問題ですから、「私 はそうは感じない」としか言えません。 >しかし,これ ON にし >たままだと,ディスクスペースを急激に消費しません? 「onにしたまま」というのは、多分誤解があると思います。「スナップショットを取る」 はone time の操作で、「onにしておいて何かが継続する」わけではありません。 複数のスナップショット間で中身が同じファイルが重複してディスクスペースを 占領することがないように管理されます。こんな感じ。 # beadm list BE Active Mountpoint Space Created Nickname default - - 27.5M 2016-05-31 20:43 Initial 10.2Release-UIDmaruyama - - 34.8M 2016-07-07 09:26 UIDmaruyama 10.2-RELEASE-p15- - 42.2M 2016-07-07 11:22 R10.2-p15 10.2Release-pkgadded- - 21.5M 2016-07-07 11:48 pkgadded 10.2Release-20160707NR / 12.0G 2016-07-07 16:55Running >詳しいこ >とは知らないけど,ZFS のスナップショットは i-node を動的に管 >理していて実際のブロックデータは共有しているようなこと聞いた >ことはあるけど,たとえ差分データだけとしてもファイルシステム >全体となるとどうなんだろう.... 興味があれば試してみてください。ZFSやBEの機能、仕組みを説明することは私 の任ではありません。もっと適任の方がいらっしゃるでしょう。 >> 実は PC-BSDでは、パッケージのアップデートを GUIでやるとシステムが起動不 >> 能になる、ということが頻繁に起こっています。従ってBE利用による自己防衛は >> 必須です。 > >GUI のせいではなくて, うーん、「GUI のせい」ですか。これまたコメントし難いですね。 >基本的に今の ports/packages システムで >は pakcages だけでアプリケーションをアップデートし続けていく >ことは不可能だと思いますが.... まあそんなこだろうと想像してはいましたが、、、 >> ちょっと話が脱線しますが、PC-BSDでは「自動アップデートon」が出荷時設定に >> なってるので、インターネット接続がある状態でインストールをやって20〜30分 >> 放っておくといきなりパッケージの自動アップデートが始まって、いきなり起動 >> 不能に陥る、ということがあります。一度でもこれを経験すると「PC-BSDなど金 > >OS のバージョンが同一な packages か,freebsd-update してまず >最新の OS の状態にしてから pkg delete -ayf してから -current >な pacakges をインストールするなら問題は無いと思いますが,た >ぶん,OS のバージョンが古い状態で古い packages をインストー >ルした状態から pkg upgrade -fy とかやってるんじゃないんでしょ >うか? 想像や感想ではなく、まず客観的な情報を以下に書きます。PC-BSDでは /usr/local/etc/pkg.conf や /usr/local/etc/pkg/repos はPC-BSD独自のものが 提供されています。package のレポジトリも、元祖 FreeBSDの http://pkg.freebsd.org/freebsd:10:x86:64/ とは違う、独自の http://pkg.cdn.pcbsd.org/10.0-RELEASE/amd64/All/ というものを持っていて、独自に管理されています。ですからさすがに >OS のバージョンが古い状態で古い packages をインストー >ルした状態から というほど馬鹿じゃありません。しかし残念ながらPC-BSDのGUIアップデートマ ネジャーは 1. update する package を選択する機能を提供していない(レポジトリと比べて 古いパッケージはすべて一斉にupdateしようとする) 2. pkg コマンドのオプションを指定できるようにはなっていない という作りになっているので、KIRIYAMAさんが仰るような指定は、PC-BSDのGUI アップデートマネジャーを使う限りできません。最近の例で言うと、 PC-BSD10.3(現地時間2016/3/31 Release)を 5月27日(日本時間)にpackage updateしたら % ls -l /usr/local/bin/kde* -rwxr-xr-x 1 root wheel 282176 3月 26 13:09 /usr/local/bin/kde-add-printer -rwxr-xr-x 1 root wheel 33888 3月 26 18:42 /usr/local/bin/kde-cp -rwxr-xr-x 1 root wheel 33888 3月 26 18:42 /usr/local/bin/kde-mv -rwxr-xr-x 1 root wheel 33248 3月 26 18:42 /usr/local/bin/kde-open -rwxr-xr-x 1 root wheel 107744 3月 26 13:09 /usr/local/bin/kde-print-queue -rwxr-xr-x 1 root wheel 266 10月 31 2014 /usr/local/bin/kde4 -rwxr-xr-x 1 root wheel 36168 3月 26 08:13 /usr/local/bin/kde4-config -rwxr-xr-x 1 root wheel 27992 3月 26 18:42 /usr/local/bin/kde4-menu -rwxr-xr-x 1 root wheel 102936 3月 26 16:33 /usr/local/bin/kdeasciiquarium.kss -rwxr-xr-x 1 root wheel 83264 3月 26 18:42 /usr/local/bin/kdebugdialog -rwxr-xr-x 1 root wheel5464 3月 26 08:13 /usr/local/bin/kded4 -rwxr-xr-x 1 root wheel 65768 3月 26 08:13 /usr/local/bin/kdeinit4 -rwxr-xr-x 1 root wheel 13560 3月 26 08:13 /usr/local/bin/kdeinit4_shutdown -rwxr-xr-x 1 root wheel 13560 3月 26 08:13 /usr/local/bin/kdeinit4_wrapper -rwxr-xr-x 1 root wheel 54680 3月 26 19:36 /usr/local/bin/kdepasswd だったものが % ls -l /usr/local/bin/kde* -rwxr-xr-x 1 root wheel 36168 5月 13 05:10 /usr/local/bin/kde4-config -rwxr-xr-x 1 root wheel 5464 5月 13 05:10 /usr/local/bin/kded4 -rwxr-xr-x 1 root wheel 65768 5月 13 05:10 /usr/local/bin/kdeinit4 -rwxr-xr-x 1 root wheel 13560 5月 13 05:10 /usr/local/bin/kdeinit4_shutdown -rwxr-xr-x 1 root wheel 13560 5月 13 05:10 /usr/local/bin/kdeinit4_wrapper になっちゃって、 KDEではログインできなくなりました。元祖FreeBSD10.3は 2016/3/25 Release、この作業の5/27までにOSアップデートは無かったと理解し ています。 結局作業前の BE に戻しました。 # もう zfs, BE の機能解説はご容赦ください。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95851] Re: installer ZFSRootでの起動設定
丸山です。 Tue, 12 Jul 2016 05:59:13 +0900 KIRIYAMA Kazuhiko <k...@kx.openedu.org> writes: >> UFS or ZFS? >> UFSとZFSのパーフォーマンス上の優劣はなかなか判断しにくいのですが、 ZFS >> を使う理由は Boot Environmentが使えるからです。ただ、一個のdiskにzfsを2 > >ちょっと教えてください.Boot Environment って何ですか? zfsはファイルシステムの「世代管理」ができる仕組みを持っています。それを 利用して、ある時点のシステムのスナップショットを取っておいて、以後のシス テム変更があっても、起動し直せばスナップショットを取った時点の状態を再現 できる、というような仕組みです。 例えば、インストール直後の状態のスナップショットを取っておいて、その後色々 pkg add をやって一段落したらまたスナップショットを取って、さらに freebsd update をやったところでスナップショットを取って、というようにしておくと、 いつでもインストール直後の状態とか、pkg add をやった後の状態に戻してみる ことができます。万一 freebsd updateがバグっていて起動不能に陥るようなこ とがあっても、スナップショットを取ってあれば、前の状態に戻れるので安心で す。(とは言え、disk損傷による zfs そのものの破壊に対する備えにはなりませ ん。) PC-BSDではこの Boot Environment(BE) が標準でインストールされます。GUIに よるBE管理機能がついていますが、コマンドラインでの管理もできます。beadm というコマンドです。勿論 FreeBSDの package として実現されているので、 PC-BSDでなくての zfs create と beadm と grub-install を使えばできるでしょ う。元祖 FreeBSDのインストーラーが Boot Environmentにどう対応しているか は、私は知りませんが、インストール時の選択でできるのでしょう。それの解説 は別の方にお願いしたいと思います。 実は PC-BSDでは、パッケージのアップデートを GUIでやるとシステムが起動不 能になる、ということが頻繁に起こっています。従ってBE利用による自己防衛は 必須です。 ちょっと話が脱線しますが、PC-BSDでは「自動アップデートon」が出荷時設定に なってるので、インターネット接続がある状態でインストールをやって20〜30分 放っておくといきなりパッケージの自動アップデートが始まって、いきなり起動 不能に陥る、ということがあります。一度でもこれを経験すると「PC-BSDなど金 輪際使わない」という気分になること間違いないのですが、これがPC-BSDのほと んど唯一の、重大な欠点と言えると思います。インストール直後に自動アップデー トをoff に設定する、これさえ守ればPC-BSDは極めて快適に使えるデスクトップ 環境です。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95850] Re: installer ZFSRootでの起動設定
丸山です。 ちょっと別の角度から書いてみます。こっちの方がより直接的に川口さんの記事 に答えていることになるかも。 Mon, 11 Jul 2016 12:47:59 +0900 KAWAGUTI Ginga <ginga-free...@ginganet.org> writes: >今回の機種での結論: > 対象機種は HP Z840(いろいろデバイスの選択肢がややこしく, > BIOSもたぶん癖がある機種)で,今回は結局UEFIで起動しました. > > - BIOS設定でUEFI disable して,Legacyモード(BIOS)で >ZFS - (GPT+BIOS) でインストール: >正常にインストール作業は終了するものの, >No bootable device になる(loaderを見つけられない?) それは私に言わせれば、「インストールは成功していない」です。その状況での インストールをサポートしていない、ってことですね。 >(もしかして,Activeを設定しないといけなかった?) この「Activeを設定」とは具体的には何を仰りたいのでしょうか。 > - BIOS設定でUEFI enable して ZFS- (GPT+UEFI)では起動OK. それならそれでめでたし、めでたし、だと思います。でも何か変。Legacyモード で起動してインストール作業をやったのに、Legacyで boot できない結果になり、 UEFI bootできる状況になるなんて。あるべき姿は、 Legacyモードで起動してインストール作業をやるとLegacyで boot できる diskが出来上がり、UEFIモードで起動してインストール作業をやるとUEFIモー ドで起動できるdiskが出来上がる だと思います。そうなっていないのなら、「バグ」か「サポートしていない」と いうことだと思います。 一つのdiskを、UFEIでもLegacy biosモードでも、どちらで起動しても動くよう にすることは、まあできるでしょうが、それほど価値があることとは思いません。 だから上の「あるべき姿」で十分だと思います。 ># 最近まで ZFS+UEFIは鬼門だ,という記憶があったのでUEFIを ># 試すこと自体を回避してしまっていました これは避けてやり過ごせる問題ではないと思います。今後はUEFIモードだけで Legacy bootの機能を持たないハードウェアが出てくるでしょうし、ZFSも当分滅 びることはないでしょう。「サポートされるべき」ZFS+UEFIのサポートがまだで きていないよ、という意味で話題になったことはあったと理解していますが、 「鬼門だから皆さん気をつけてね」という意味で話題にされたのではないと思っ ています。 >* デフォルトの GPT+BIOS は,どういう場面で正解で, ここで「デフォルト」という言葉を使っていらっしゃる意味が理解できないので すが、先の記事に書いたように、 UEFIモードを持たないマシンであれば、 Windows 7以前を同居させたい -> MBR にせざるを得ない Windows を同居させない -> MBRでもGPTどちらも可能だが、GPTの方が断 然おすすめ だと思います。なお同居させたいWindowsが8以降の場合には、そのWindows が7 からアップグレードしたものか、元々プレインストールで付いてきたものかによっ て場合分けして書く必要がありそうなので、ここに書くことはやめておきます。 (面倒だし、そんな事に今は興味ありません。) で、GPT+BIOSをサポートしているかどうかは、それぞれのソフトウェアによる、 としか言えないと思います。例えばFreeBSD5.2を GPT+BOISに入れたい、と言っ ても、それは無理です。Geomは5.3以後ですから、5.2では GPT diskを読めませ ん。 > GPT+BIOS+Active はいつ選ぶべき? > (もし,Activeにしろ,だったらこちらがデフォルトじゃない理由は? これの意味が理解できないのですが、インストーラーをBios boot してGPTにイ ンストールしたのに、bios bootできない、というのは、要するにインストーラー のバグじゃないですか(それとも「bios bootのインストールはそもそもサポート 外」という仕様かな)。 >* (よく知らないので素朴な疑問) GPTで起動するBIOS,は普通? > そもそも,そういう問題じゃない,のかもしれませんが. bios boot は要するにメディアのセクタ0を読み込んで、そこから bootstrap load してゆく仕組みで、 disk が GPT であろうと、 MBRであろうと、それ以外 であろうと、全く無関係な仕掛けです。セクタ0の内容次第で、GPT disk を扱う のか、MBR disk を扱うのは、あるいは全く別の disk を扱うのかが決まります。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95848] Re: installer ZFSRootでの起動設定
統計数理研究所の丸山です。 Mon, 11 Jul 2016 12:47:59 +0900 KAWAGUTI Ginga <ginga-free...@ginganet.org> writes: >今過渡期(を過ぎつつある?)で, > >* UFS/ZFS >* MBR/GPT >* BIOS/UEFI >* (ACTIVEパーティション) >* その他の個別事情? > >という感じのパラメータ・選択肢の組合せがあって,選択間違えると >当然起動しないのでしょうけど,それをみなさん当たり前のように間違えずに >選べているんでしょうか,という. 私もまだ十分にこのあたりの経験を積んだとは言えないのですが、 {UFS,ZFS}-{MBR,GPT}-{BIOS,UEFI} の8通りのうち、{UFS,ZFS}-MBR-UEFIの2通り を除く6通りは全部可能であると理解しています。要はそれぞれの条件に合った boot loader が適切にインストールされているかどうか、だけの問題でしょう。 {UFS,ZFS}-MBR-BIOS は普段使っているノートPCがそのようにインストールして あって、Gnu-grubで ufsパーティションとzfsパーティションを切り替えてboot できるようにしてあります。Windows 7 も入っていて、これもgrubの起動選択画 面で選べます。Gnu-grubは PC-BSDインストーラーが入れたもので、デフォルト ではzfsのPC-BSDとWindows7しか選べませんが、/boot/grub/custom.cfg をちょっ といじると、 ufsパーティションからの起動も可能になります。Windows7, zfs のPC-BSD10.2, それに古い版の PC-BSD を2個 ufs に入れてあります。一個の diskにzfs を2個入れることも原理的にはできると理解していますが、それをや るとGrubのメニュー作成がやたら煩雑になることが予想されるので、zfsは一個 のdiskに一個、残りの容量には ufsを入るだけ入れるという主義でやっています。 {UFS,ZFS}-GPT-BIOS は私のメールサーバーがそうなっています。元々はMBRの diskだったのですが、Windowsを入れていないので、 MBRを継続する必要性がな いのです。少し慣れると MBRより GPTの方が使いやすいので、最近MBRからGPTに 切り直しました。これもboot loader は Gnu-Grubです。 {UFS,ZFS}-GPT-UEFI の経験を私は少ししか持っていません。UEFI のマシンを1 台しか持っていないからです。この1個のマシンを PC-BSD10.3のインストール USBで起動すると、ちゃんと起動します。このUSBは UFS-GPTなので、 UFS-GPT-UEFIの起動が可能である一つの証拠にはなっています。ZFS-GPT-UEFIの 組み合わせは今奮闘中。できないはずはないと思っています。 UFS or ZFS? UFSとZFSのパーフォーマンス上の優劣はなかなか判断しにくいのですが、 ZFS を使う理由は Boot Environmentが使えるからです。ただ、一個のdiskにzfsを2 個入れるとgrubのメニュー生成がやたら面倒になることが予想されるので、zfs はdisk一個に一個としています。 MBR or GPT? これは GPT の方が絶対に良いです。それはGPTをちょっと使ってみればわかりま すので、理由の説明は省略します。ただし Windows 7以前の Windows を disk上に共存させたいのであれば、 MBR にせざるを得ません。 BIOS or UEFI? 古いマシンでは BIOSしかできないので、選択の余地はありません。最近のマシ ンでは、BIOS/UEFIを切り替えることができるものが出回っているようですが、 私のただ一台のUFEIマシン(DynabookN51)をBIOSモードにしてFreeBSDを動かして みると、 power management bios が正常に働きません。halt -p で電源が切れ ない、 zzz が正常に動かない、など。従ってこのようなマシンはUEFIで動かす べし、ということになると思います。 ># おまけ.USBメモリのインストーラがそもそも起動しないパターン ># (限りなく,個別機種依存な気はします) うーん、どういう原因か私には想像もつきませんが、一つ私が知っていることを ここに書いておきます。Xorg がサポートしていない graphic chipに対してvesa driver がこれまで使われてきましたが、この dviver は UEFIモードでは動きま せん。代わりにscfb driver(https://wiki.freebsd.org/Graphics/SCFB)を使う 必要があるのですが、PC-BSD10.3のインストーラーではこのことに対する配慮が まったくないので、私のdynabookN51は、UEFIでインストーラーを起動した時、 グラフィックインストールモードは自動では立ち上がりません。手動でscfbドラ イバーを /etc/X11/xorg.conf に設定して startx をやる必要があります。 以上、十分にお役には立たないと思いますが、参考まで。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95846] Re: ipfwとDNS
"$proto" -o -z "$ip" ] ; then continue ; fi $cmd $nextnum allow $proto from any to $ip in keep-state nextnum=`expr $nextnum + 1` done < /etc/ipfw.openip fi # Deny all other incoming troublemakers $cmd 64000 deny log all from any to any # Check for user custom rules if [ -e "/etc/ipfw.custom" ] ; then sh /etc/ipfw.custom fi >> PC-BSD をNFSサーバーにするには、あと /etc/hosts.allow もいじる必要があり >> ますが、皆様に披露するような話でもないと思いますので、省略します。 > >潜在的に需要はありそうな気もしますが、少なくともFreeBSDではこのファイル >自体が事例集のようになっているので、見たいという声が挙がったらでいいか >と。 PD-BSD10.2 の /etc/hosts.allow は以下の通りです。 # # hosts.allow access control file for "tcp wrapped" applications. # $FreeBSD: src/etc/hosts.allow,v 1.19.8.1 2006/02/19 14:57:01 ume Exp $ # # NOTE: The hosts.deny file is deprecated. # Place both 'allow' and 'deny' rules in the hosts.allow file. # See hosts_options(5) for the format of this file. # hosts_access(5) no longer fully applies. #_ _ _ # | | __ __ __ _ _ __ ____ __ | | ___ | | # | _| \ \/ / / _` | | '_ ` _ \ | '_ \ | | / _ \ | | # | |___ > < | (_| | | | | | | | | |_) | | | | __/ |_| # |_| /_/\_\ \__,_| |_| |_| |_| | .__/ |_| \___| (_) # |_| # !!! This is an example! You will need to modify it for your specific # !!! requirements! # Start by allowing everything (this prevents the rest of the file # from working, so remove it when you need protection). # The rules here work on a "First match wins" basis. #ALL : ALL : allow # Wrapping sshd(8) is not normally a good idea, but if you # need to do it, here's how #sshd : .evil.cracker.example.com : deny # Protect against simple DNS spoofing attacks by checking that the # forward and reverse records for the remote host match. If a mismatch # occurs, access is denied, and any positive ident response within # 20 seconds is logged. No protection is afforded against DNS poisoning, # IP spoofing or more complicated attacks. Hosts with no reverse DNS # pass this rule. ALL : PARANOID : RFC931 20 : deny # Allow anything from localhost. Note that an IP address (not a host # name) *MUST* be specified for rpcbind(8). ALL : localhost 127.0.0.1 : allow # Comment out next line if you build libwrap with NO_INET6=yes. ALL : [::1] : allow ALL : my.machine.example.com 192.0.2.35 : allow # To use IPv6 addresses you must enclose them in []'s ALL : [fe80::%fxp0]/10 : allow ALL : [fe80::]/10 : deny ALL : [2001:db8:2:1:2:3:4:3fe1] : deny ALL : [2001:db8:2:1::]/64 : allow # Sendmail can help protect you against spammers and relay-rapers sendmail : localhost : allow sendmail : .nice.guy.example.com : allow sendmail : .evil.cracker.example.com : deny sendmail : ALL : allow # Exim is an alternative to sendmail, available in the ports tree exim : localhost : allow exim : .nice.guy.example.com : allow exim : .evil.cracker.example.com : deny exim : ALL : allow # Rpcbind is used for all RPC services; protect your NFS! # (IP addresses rather than hostnames *MUST* be used here) rpcbind : 192.0.2.32/255.255.255.224 : allow rpcbind : 192.0.2.96/255.255.255.224 : allow rpcbind : ALL : deny # NIS master server. Only local nets should have access ypserv : localhost : allow ypserv : .unsafe.my.net.example.com : deny ypserv : .my.net.example.com : allow ypserv : ALL : deny # Provide a small amount of protection for ftpd ftpd : localhost : allow ftpd : .nice.guy.example.com : allow ftpd : .evil.cracker.example.com : deny ftpd : ALL : allow # You need to be clever with finger; do _not_ backfinger!! You can easily # start a "finger war". fingerd : ALL \ : spawn (echo Finger. | \ /usr/bin/mail -s "tcpd\: %u@%h[%a] fingered me!" root) & \ : deny # The rest of the daemons are protected. #ALL : ALL \ # : severity auth.info \ # : twist /bin/echo "You are not welcome to use %d from %h." # denyhosts sshd : /etc/hosts.deniedssh : deny sshd : ALL : allow 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95839] Re: ipfwとDNS
統計数理研究所の丸山です。 皆様のお陰でだんだん賢くなってゆくような気分です。有難うございます。 やってみたところ、 keep-state なしで ipfw -q add 3 allow ip from 192.168.255.0:255.255.255.0 to any でうまくゆきました。今のところ、これが一番気に入っています。 ipfw.openports を使う手は知っていましたが、nfs以外のものも将来やりたくなっ た場合も考えると、自分だけがいじれる閉鎖サブネット内は「何でもあり」にし ておいた方が楽だな、と思って採用せずに、そのために今回の事態に遭遇した、 という事情です。 有難うございました。 Fri, 1 Jul 2016 10:21:23 +0900 Hideki SAKAMOTO <h...@on-sky.net> writes: >坂元です > >NFSサーバを立てる目的であれば、/etc/ipfw.openportsに以下の行を >追加しておいて、/etc/exportsの方でIPを制限するのがよいかと思い >ます。 >tcp 111 >udp 111 >tcp 1110 >udp 1110 >tcp 2049 >udp 2049 >tcp 4045 >udp 4045 > >参考:https://forums.freebsd.org/threads/5123/ > >元の質問のルール番号については、/etc/ipfw.rulesを見ると、 >・2000番台以下はクライアントとして良きに計らうための設定 > (よほど自信が無い限りは触れないのが吉) >・1番台に/etc/ipfw.openportsで指定されたポートを(サーバとして) > 解放する設定 >・2番台に/etc/ipfw.openipで指定されたIPアドレスに来る通信を > 許可する設定 > (なので上の代わりに"192.168.255.1"って書いても一応目的は叶い >ますが、やっちゃダメです(^^;;) >という思惑が見てとれますので、/etc/ipfw.customで指定するルールの >番号は3 - 63999あたりを使うようにすれば、 > >ipfw -q add 3 allow ip from 192.168.255.0:255.255.255.0 to any keep-state > >の1行だけで済むかと思います。keep-stateはあってもなくてもよいはず >です(返りのパケットを1000番のcheck-stateでパスするかどうかの違い)。 > >あと蛇足ながら、 >> 00020 allow ip from any to any via lo0 >は、lo0インターフェイス(127.0.0.1/::1)を経由するすべての通信を許可 >するという意味なので、localhost<->localhostの通信のみが対象です。 > > >On 2016/06/30 18:57, 丸山直昌 wrote: >> 平野 様、川崎 様、鯉江 様 >> >> 丸山です。有難うございました。お陰様にて少し私の理解が進んだように思いま >> す。 >> >> 02000 allow ip from any to any out keep-state >> >> を >> >> 00110 allow ip from 133.58.124.49 to any >> >> で上書きしちゃっているので、133.58.124.49 で DNS response が受け取れなく >> なった、という結論でしょうか。 >> >> 自宅の PC では今 >> >> ipfw -q add 1200 allow ip from 192.168.255.1 to any keep-state >> ipfw -q add 1200 allow ip from 192.168.255.0:255.255.255.0 to any >> >> として、問題解決しました。 >> >> で、何でこんなことしたかというと、NFSサーバーを仕立てて、サブネット内の >> 他のマシンからマウントしたかったのです。ですから to any ではなく、もっと >> ポートを絞れるのですが、面倒だから to any にしてこういうことになってしまっ >> たという次第です。 >> >> で、追加でお尋ねしますが、こういう状況で >> >> 設定1 >> ipfw -q add 1200 allow ip from 192.168.255.1 to any keep-state >> ipfw -q add 1200 allow ip from 192.168.255.0:255.255.255.0 to any >> >> 設定2 >> ipfw -q add 1200 allow ip from 192.168.255.1 to any keep-state >> ipfw -q add 1201 allow ip from 192.168.255.0:255.255.255.0 to any >> >> 設定3 >> ipfw -q add 1201 allow ip from 192.168.255.1 to any keep-state >> ipfw -q add 1200 allow ip from 192.168.255.0:255.255.255.0 to any >> >> 設定4 >> ipfw -q add 1200 allow ip from 192.168.255.0:255.255.255.0 to any keep-state >> >> のどれが「正解」、あるいはお勧めでしょうか。 >> >> localhost = 192.168.255.1 で、 DNSサーバーへの query はこのインターフェー >> スを通ります。 >> >> (恥ずかしながら keep-state の意味がわかっていないので、こういう質問をし >> ております。) >> >> Thu, 30 Jun 2016 18:11:19 +0900 >> Akihiro HIRANO <hir...@t.kanazawa-u.ac.jp> writes: >> >>> 平野@金沢大です。 >>> >>> On 2016/06/30 17:39, 丸山直昌 wrote: >>>> # ipfw list >>>> 00020 allow ip from any to any via lo0 >>>> 01000 check-state >>>> 01050 allow tcp from any to any established >>>> 01100 allow udp from any to any established >>>> 02000 allow ip from any to any out keep-state >>>> 02050 allow ip6 from any to any out keep-state >>>> 02100 allow ipv6-icmp from any to any keep-state >>>> 02150 allow icmp from any to any keep-state >>>> 1 allow udp from any to any dst-port 5353 in keep-state >>>> 10001 allow tcp from any to any dst-port 22 in keep-state >>>> 64000 deny log ip from any to any >>>> 65535 allow ip from any to any >>>> >>>> この状態では dig @133.58.32.12 ism.ac.jp ns は正常に結果を表示。 >>> >>> DNSの問い合わせを送信するパケットが >>> >>>> 02000 allow ip from any to any out keep-state >>> >>> に合致して、その後のセッションを許可する動的ルールが生成されて、 >>> という流れのようです。 >>> >>>> # ipfw list >>>> 00020 allow ip from any to any via lo0 >>>> 00110 allow ip from 133.58.124.49 to any >>>> 01000 check-state >>>> 01050 allow tcp from any to any established >>>> 01100 allow udp from any to any established >>>> 02000 allow ip from any to any out keep-state >>>> 02050 allow ip6 from any to any out keep-state >>>> 02100 allow ipv6-icmp from any to any keep-state >>>> 02150 allow icmp from any to any keep-state >>>> 1 allow udp from any to any dst-port 5353 in keep-state >>>> 10001 allow
[FreeBSD-users-jp 95838] Re: ipfwとDNS
統計数理研究所の丸山です。 自分で多少の実験をやってみました。以下の4つのうち設定3はうまく動きません でした。自アドレス192.168.255.1 がrule 1200 の 192.168.255.0:255.255.255.0 に先にマッチしてしまうので、rule 1201 は無意 味になってしまう、ということですね。他の3つはいずれも見掛け上問題を生じ ていないので、私には優劣は判断できません。 ま、設定2を採用しておくことにします。 >設定1 >ipfw -q add 1200 allow ip from 192.168.255.1 to any keep-state >ipfw -q add 1200 allow ip from 192.168.255.0:255.255.255.0 to any > >設定2 >ipfw -q add 1200 allow ip from 192.168.255.1 to any keep-state >ipfw -q add 1201 allow ip from 192.168.255.0:255.255.255.0 to any > >設定3 >ipfw -q add 1201 allow ip from 192.168.255.1 to any keep-state >ipfw -q add 1200 allow ip from 192.168.255.0:255.255.255.0 to any > >設定4 >ipfw -q add 1200 allow ip from 192.168.255.0:255.255.255.0 to any keep-state > >のどれが「正解」、あるいはお勧めでしょうか。 > >localhost = 192.168.255.1 で、 DNSサーバーへの query はこのインターフェー >スを通ります。 > >(恥ずかしながら keep-state の意味がわかっていないので、こういう質問をし >ております。) 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95831] Re: ipfwとDNS
統計数理研究所の丸山です。 ちょっと補足しておきます。普通 localhost からのアクセスは全部 allow して いるので、 >ipfw -q add 110 allow ip from 133.58.124.49 to any などということはまずやりません。実際 >00020 allow ip from any to any via lo0 ですから、普通に考えれば、 >00110 allow ip from 133.58.124.49 to any は不要なはずだと思います。私がこの問題に目を向けたのは ipfw -q add 110 allow ip from 133.58.124.0:255.255.255.0 to any と、 default interface があるサブネットを丸ごと allow しようとした時でし た。これは運用上実際に必要になる場合があると思います。 自宅の NATセグメントに繋がる PC[192.168.255.1]では、仕方なく、 ipfw -q add 110 allow ip from 192.168.255.2:255.255.255.2 to any ipfw -q add 110 allow ip from 192.168.255.4:255.255.255.4 to any ipfw -q add 110 allow ip from 192.168.255.8:255.255.255.8 to any ipfw -q add 110 allow ip from 192.168.255.16:255.255.255.16 to any ipfw -q add 110 allow ip from 192.168.255.32:255.255.255.32 to any ipfw -q add 110 allow ip from 192.168.255.64:255.255.255.64 to any ipfw -q add 110 allow ip from 192.168.255.128:255.255.255.128 to any としていますが、ちょっと泣けてきます。 ---- 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95826] ipfwとDNS
統計数理研究所の丸山です。 PC-BSD 10.x ではipfw がデフォルトでon になっているため、否応もなくipfw のことを勉強せざるを得なくなったのですが、どうも私のアタマでは理解できな い現象に遭遇したので、ここにお尋ねします。ipfw の設定によってDNSが引けな くなってしまうのです。 /etc/ipfw.custom に ipfw -q add 110 allow ip from 133.58.124.49 to any のようなルールを入れて、ipfw を再起動します。 service ipfw restart ただし、ここに 133.58.124.49 は default route に向かっているインターフェー スです。 # netstat -rn |head Routing tables Internet: DestinationGatewayFlags Netif Expire default133.58.124.99 UGSbge0 127.0.0.1 link#3 UH lo0 133.58.15.0/24 link#2 U bge1 133.58.15.113 link#2 UHS lo0 133.58.124.0/24link#1 U bge0 133.58.124.49 link#1 UHS lo0 という感じ。すると、あろうことか、 DNSが引けなくなってしまうのです。 # dig @dns-x.ism.ac.jp ism.ac.jp ns dig: couldn't get address for 'dns-x.ism.ac.jp': failure "deny" ではなく "allow" なのにパケットが受け取れなくなる、というのは どうも私のアタマでは理解できません。お助けください。 なお、上記 allow が default route に向かっていないインターフェースのアド レスの場合には、問題は起きません。 10.2, 10.3 ともに同じ症状です。 よろしく。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95786] Re: GPT and EFI
丸山です。 Tue, 19 Apr 2016 15:36:42 +0900 Naomichi Nonaka <n...@enuenu.org> writes: >> まずは何か参照できる文献 >> があればご教示願いたいと思います。 > >Wikipediaの >https://ja.wikipedia.org/wiki/Unified_Extensible_Firmware_Interface >がよく纏まってます。 > >UEFIの規格書自体は >http://www.uefi.org/sites/default/files/resources/UEFI%20Spec%202_6.pdf >で入手可能です。 有難うございます。時間を作って読んでみます。 >規格上はUEFIブートもUEFIの仕様の一つであり、Legacy BIOSで起動することを >否定してるわけではないです。 ということは「UEFIの仕様」の中に「UEFIブート」も「GPT」も両方ある、とい うことでしょうか。 >ただ、個人的にはUEFIブートに移行すべきだと考えているので、 まあ UEFIとBIOSモード両方使えるマシンだったら UEFIを使うべし、はわかりま すし、今後新しく開発するマシンは UEFIブート仕様にすべし、も良いと思いま すが、BIOSモードしかない既存のマシンだったら仕方ないですよね。それとも BIOSモードしかないマシンでも、どこか改造するとUEFIブートが可能なマシンに 改造できる、ってことですか? ところで GPT でレイアウトした USBを Windows8マシンに刺すと何が起るか試し てみましたか? 私やってみたんですが、 ドライブE: を使うにはフォーマットする必要があります。 フォーマットしますか? だってさ!(激怒)。マイクロソフトは UEFIの仕様を守る気があるのか! 皆さん、FreeBSDインストーラーを入れたUSBを誰かにWindowsマシンに刺されて、 フォーマットされてしまわないようにご注意ください。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95783] Re: パーティションが 2 つ作れません
丸山です。 Tue, 19 Apr 2016 02:44:43 +0900 (JST) n-kog...@syd.odn.ne.jp (Nobuyuki Koganemaru) writes: >MBR でディスクを作成するのには、8.4-RELEASE の fdisk で構築するのが >最も簡単なのですが、いつまでも fdisk を使用するわけにはいきませんので、 うーん、理解できません。「MRBは捨てるべし」と私は言いましたが、でももし どうしてMBRを使いたいのであれば /sbin/fdisk を使って何の問題もないと思い ます。実際FreeBSD10.3にも /sbin/fdiskはありますし。 以下の理由により、例え MBR がFreeBSDの世界で滅んでも、 /sbin/fdisk は生 き続けると考えています。 まず GPT スキームでレイアウトされたディスクを fdisk で見てみましょう。先 ほどの実験で用いたUSBメモリスティックですが、 # fdisk da0 *** Working on device /dev/da0 *** parameters extracted from in-core disklabel are: cylinders=941 heads=255 sectors/track=63 (16065 blks/cyl) parameters to be used for BIOS calculations are: cylinders=941 heads=255 sectors/track=63 (16065 blks/cyl) Media sector size is 512 Warning: BIOS sector numbering starts with sector 1 Information from DOS bootblock is: The data for partition 1 is: sysid 238 (0xee),(EFI GPT) start 1, size 15124991 (7385 Meg), flag 0 beg: cyl 0/ head 0/ sector 2; end: cyl 1023/ head 255/ sector 63 The data for partition 2 is: The data for partition 3 is: The data for partition 4 is: となります。つまり GPT ディスクを「Microsoft slice」の観点から見ると、そ れは全体で一個のスライス(識別子 238)に見えます。何故こうなっているか?そ れを理解するには、FreeBSDとWindowsの戦いの歴史を思い出す必要があります。 FreeBSDでは伝統的なBSD label によってdiskを分割していましたが、 MSDOS/Windowsの普及により、MSDOS/WindowsマシンにFreeBSDを載せる/同居させ る必要が生じて、それで(Microsoft slice)+(BSD label)の方式が考え出された わけですが、伝統的なBSD支持者の中にはそれが気に入らなかった人達は当然い たわけで、MSDOS/Windowsは使わないからMiscorsoft sliceは不要ということで、 BSD labelをディスクの最上位構造にしてMicrosoft sliceは無視したディスクレ イアウトを使う方法が暫くの間可能でした。実際 FreeBSDの4.xとか5xの時代ま ではインストーラーでそのようなレイアウトは選択できました。ところがそれを やると「事件」が起ってしまったのです。それは、そのようなディスクを装備し たマシンでWindows を起動すると、その BSD labelを勝手に壊してしまったので す。BSD labelが最上位構造のディスクを Microsoft slice的な観点で見ると、 それは「出鱈目なデータが書かれた壊れたディスク」に見えるのでしょうね。で も勝手にデータを書き換えるなんて何様じゃ!と私を含めて多くのFreeBSD愛好 家は怒りを感じたわけですが、泣く子と Microsoftには勝てなかったわけです。 Windows8の時代になって、プリインストールWindowsは GPT ディスクになりまし たが、それでもリムーバブルメディアのWindows標準は(Microsoft slice) +(FAT16,FAT32,exFAT)です。Microsoft slice情報をメディアの先頭に持たない メディアはいつでも、この「Windowsによる傍若無人な破壊」の危険に晒されて います。そこでこれを回避するために、GPT では形式的にMicrosoft slice情報 をつけている、というわけです。 そういう事情ですので、例え MBRが使われなくなっても、「Windowsによる傍若 無人な破壊の危険がないか」を確認するために、今後長きにわたり /sbin/fdisk コマンドは必要です。 私の主張は「MBRは捨てるべし」であって「fdiskを捨てるべし」ではないのです。 gpart であっても MBRはやめるべきです。 -------- 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95782] Re: パーティションが 2 つ作れません
丸山です。 Tue, 19 Apr 2016 02:27:31 +0900 (JST) n-kog...@syd.odn.ne.jp (Nobuyuki Koganemaru) writes: >同じ 1 つのディスクに 2 つの OS を入れたいのです、 >10.3-RELEASE と 11.0-CURRENT 等です。 GPTで簡単にできます。2つどころか、30個くらい簡単に入ります。 問題はブートマネージャーなんですよね。FreeBSDで標準として使っているMBRブー トマネージャー(/boot/boot0)は起動時に F1〜F4キーで起動スライスを指定でき ますが、GPTに対して現在標準サポートされている /boot/pmbr + /boot/gptboot では相当する機能がありません。今現実的に使える起動パーティション切り替え の一番簡単な方法は、私が [FreeBSD-users-jp 95759] に書いた方法だと思いま す。手動介入したければ、タイムアウトがちょっと短いのですが、起動時に何か のキーを押すと FreeBSD/x86 boot Default: 0:ad(0p2)/boot/loader boot: と画面に表示されて、ここで 0:ad(0p8)/boot/loader とか入力すると /boot.config の値を無視して /dev/ada0p8 からブートします。 ただしこの方法ではFreeBSDの複数バージョンの切り替えはできますが、FreeBSD 以外のOSに切り替えることはできません。FreeBSD以外のOSも含めたOS切り替え ができるブートマネージャーは、私は grubしか知りません。でも現状私が知っ ている grub も、どれかのOSのファイルシステムの中に埋め込まれているのもで、 これが理想的な姿とは到底思えません。要するにGPT対応のブートマネージャー は「未だ開発途上」ということだと思います。 >10.3-RELEASE 用に日本語インストーラを作ろうと思ったのですが、 そういうことであれば、10.3英語インストーラーで GPT ディスクにインストー ルする場合の挙動を正しく理解しておいて頂かないと、、、。 ---- 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95778] GPT and EFI
統計数理研究所の丸山です。 発端となった問題は既に解決したと思いますが、Subjectを変えて GPT と EFIの 関係について考えてみたいと思います。私が気になったのは野中さんの >GPTスキームは元々(U)EFI規格の一部として作成されたのですが、現状では >Legasy BIOSとGPTの組合せも(の方が?)多用されており、 という部分です。そのあたりの歴史は知らないので、まずは何か参照できる文献 があればご教示願いたいと思います。 それはともかく、GPT を少し知って、 UEFI のことは殆ど知らない私から見ると、 歴史はどうであれ、GPTはこれまで広く普及していた「(Microsoft slice)+(BSD label)」の方式(今ではMBRスキームを呼ぶようになったが)がはらんでいた問題 を解決しており、例え UEFI規格が無くても、UEFIモードがなくBIOS boot しか できないマシンであっても、MBRは捨ててGPTに移行すべき、と思えるのです。で すから、 >現状ではLegasy BIOSとGPTの組合せも(の方が?)多用されており、 は起るべくして起っている現象であって、そこに敢えて UEFI boot モードの話 を持ち出す必要もないし、また GPTの規格はLegacy BIOS, UEFIの起動モードと は独立の規格であるべきだと思うのです。 皆様のご意見を伺いたい。 なお、一応「(Microsoft slice)+(BSDlabel)の方式がはらんでいた問題」の中で 特に重大なものをここに書いておくと、 1. Microsoft slice のアドレス指定は 32ビットであって、2TBを越えるストレー ジでは、アドレス指定が不可能になる。(/usr/include/sys/diskmbr.h 或いは /usr/src/sys/boot/i386/boot0/boot0.S 参照) 2. stage 1 boot code の大きさが 15 sector(7680バイト)に制限されていて、 自由が効かない。 3. (2と実質同じ意味だが)boot manager を特定のOSパーティションの中に埋め 込まざるを得ず、その OSパーティションを削除すると、他のOSパーティショ ンまで起動困難になる。 ---- 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95777] Re: パーティションが 2 つ作れません
小金丸 様 丸山です。 私が実験をさぼっていたので、余分なお手数をかけてしまいました。申し訳あり ません。 Mon, 18 Apr 2016 20:22:33 +0900 (JST) n-kog...@syd.odn.ne.jp (Nobuyuki Koganemaru) writes: >でエラーなく実行できましたが、 > >10.3-RELEASE のインストールで、 > >Error mounting partition /mnt/var: >mount: /mnt/var: Bad file descriptor > >でエラーとなります。 既存のインストーラーでのインストールが成功するか試されたわけですね。これ は「boot が成功する」とはかなり意味が違います。ま、どちらにしても駄目な ものは駄目ですが。 >古い MBR のパーティションにしたいと思います。 それは勿論ご自由ですが、私の推奨は GPTスキームで freebsd-ufs を沢山作る ことです。MBRは「滅びゆくもの」だと思いますので、推奨できません。 gpart create -s GPT ada0 gpart add -t freebsd-boot -s 40 ada0 gpart bootcode -b /boot/pmbr -p /boot/gptboot -i 1 ada0 gpart add -s 2g -t freebsd-swap ada0 gpart add -s 50g -t freebsd-ufs ada0 gpart add -s 50g -t freebsd-ufs ada0 gpart add -s 50g -t freebsd-ufs ada0 gpart add -s 50g -t freebsd-ufs ada0 gpart add -s 50g -t freebsd-ufs ada0 gpart add -s 50g -t freebsd-ufs ada0 gpart add -s 50g -t freebsd-ufs ada0 で 30個くらいは簡単に freebsd-ufs を作れると思いますが、これではお気に召 さないのでしょうか。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95776] Re: パーティションが 2 つ作れません
野中 様 丸山です。有難う。 私は重大な前提を書き忘れていたようです。すべては Legacy Bios ブートでの 話です。小金丸さんは、詳細なハードウェアの条件を述べていませんが、彼も Legacy BIOSブートを使っていると思いますので、このスレッドではそれで十分 だと考えていました。 以下そのつもりで読んでください。 まず私自身の実験結果を書きます。 >> # gpart create -s GPT ada0 >> # gpart add -t freebsd-boot -s 40 ada0 >> # gpart bootcode -b /boot/pmbr -p /boot/gptboot -i 1 ada0 >> # gpart add -t freebsd -s 260G ada0 >> # gpart create -s BSD -n 10 ada0s2 >> # gpart add -s 5g -t freebsd-ufs ada0s2 >> # gpart add -s 2g -t freebsd-swap ada0s2 >> # gpart add -s 50g -t freebsd-ufs ada0s2 >> # gpart add -s 2g -t freebsd-ufs ada0s2 >> # gpart add -s 50g -t freebsd-ufs ada0s2 >> # gpart add -s 41g -t freebsd-ufs ada0s2 >> # gpart add -t freebsd -s 260G ada0 >> # gpart create -s BSD -n 10 ada0s3 >> # gpart add -s 5g -t freebsd-ufs ada0s3 >> # gpart add -s 2g -t freebsd-swap ada0s3 >> # gpart add -s 50g -t freebsd-ufs ada0s3 >> # gpart add -s 2g -t freebsd-ufs ada0s3 >> # gpart add -s 50g -t freebsd-ufs ada0s3 >> # gpart add -s 41g -t freebsd-ufs ada0s3 >> >> で ada0s2a に freebsd を入れておけば起動しませんかね? これ、駄目でした。-t freebsd で作ったスライスからは起動できないという結 論です。UFSパーティションから起動するためには、UFSを -t freebsd-ufs で作っ たパーティションに入れておく必要があるということです。 以下ちょっと長くなりますが、実験経過を細かく書きます。実験用空きディスク は確保できなかったので、8GバイトUSBメモリを使いました。つまり da0 です。 買った時の状態で、 # gpart show da0 => 63 15124929 da0 MBR (7.2G) 63 8001 - free - (3.9M) 8064 151169281 !12 (7.2G) つまりはMBRスキーム、MSDOSにフォーマットされているので、 gpart delete -i 1 da0 gpart destroy da0 gpart create -s GPT da0 gpart add -t freebsd-boot -s 40 da0 gpart bootcode -b /boot/pmbr -p /boot/gptboot -i 1 da0 gpart add -t freebsd -s 4G da0 gpart create -s BSD da0s2 gpart add -t freebsd-ufs da0s2 gpart add -t freebsd da0 gpart create -s BSD da0s3 gpart add -t freebsd-ufs da0s3 とすると # gpart show da0 => 34 15124925 da0 GPT (7.2G) 34 8190 - free - (4.0M) 8224401 freebsd-boot (20K) 8264 16344 - free - (8.0M) 24608 83886082 freebsd (4.0G) 8413216 67010563 freebsd (3.2G) 15114272 10687 - free - (5.2M) # gpart show da0s2 => 0 8388608 da0s2 BSD (4.0G) 0 8372224 1 freebsd-ufs (4.0G) 837222416384 - free - (8.0M) # gpart show da0s3 => 0 6701056 da0s3 BSD (3.2G) 0 6684672 1 freebsd-ufs (3.2G) 668467216384 - free - (8.0M) # ls -alg /dev/da0* crw-rw-rw- 1 root operator 0xce 4月 18 16:30 /dev/da0 crw-rw-rw- 1 root operator 0xcf 4月 18 16:50 /dev/da0p1 crw-rw-rw- 1 root operator 0xd0 4月 18 16:50 /dev/da0s2 crw-rw-rw- 1 root operator 0xd1 4月 18 16:50 /dev/da0s2a crw-rw-rw- 1 root operator 0xd2 4月 18 16:50 /dev/da0s3 crw-rw-rw- 1 root operator 0xd3 4月 18 16:50 /dev/da0s3a となり、 # newfs /dev/da0s2a /dev/da0s2a: 4088.0MB (8372224 sectors) block size 32768, fragment size 4096 using 7 cylinder groups of 626.09MB, 20035 blks, 80256 inodes. super-block backups (for fsck_ffs -b #) at: 192, 1282432, 2564672, 3846912, 5129152, 6411392, 7693632 で、ここに他で動いているPC-BSD10.2 のルート以下を restore して試しました が、USBからの起動は失敗して、内臓ディスクからの起動になってしまいました。 ここで、da0s2a を da0p2 にすり替える、つまり gpart delete -i 2 da0 gpart add -t freebsd-ufs -b 24608 -s 8388608 da0 gpart show da0 とやって type freebsd だったものを type freebsd-ufs に直してしまって # gpart show da0 => 34 15124925 da0 GPT (7.2G) 34 8190 - free - (4.0M) 8224401 freebsd-boot (20K) 8264 16344 - free - (8.0M) 24608 83886082 freebsd-ufs (4.0G) 8413216 67010563 freebsd (3.2G) 15114272 10687 - free - (5.2M) # gpart show da0p2 => 0 8388608 da0p2 BSD (4.0G) 0 8372224 1 freebsd-ufs (4.0G) 837222416384 - free - (8.0M) とすると、今度は boot は成功します。 つまり、青木さんが書いておられた >ただ、現状ではgptbootはドライブ内の起動可能なUFSのうち最も先頭側のパー >ティション、gptzfsbootでは同じく最も先頭側のZFSプールからしか起動でき >ない制約があります。 が厳格に守られていて、それはパーティション(スライス)内のデータの構造によっ ているのではなく、 gpart add コマンドで使った -t オプションの引数が freebsd-ufs か freebsd か、という違いによるものです。 >gptbootは最初に見つかった(一番番号の小さい)freebsd-ufsパーティション >から起動しますが、他のパーティションから起動したい場合は、 >gpart set a bootme -i 3 ada0 >のようにgpartコマンドのsetオプションを使ってブートしたいパーティションに >bootme属性を付ける事で、そのパーティションから起動されます。 gpart set -a bootme -i 2 da0 とやって [root@indra{189}] ~# gpart show da0 => 34 15124925 da0 GPT (7.2G) 34 8190 - free - (4.0M) 8224401 freebsd-boot (20K) 8264 16344 - free - (8.0M) 24608 83886082 freebsd [bootme] (4.0G) 8413216 67010563 freebsd (3.2G) 15114272 10687 - free - (5.2M) としてみましたが、やはり type freebsd では boot できませんでした。 引用が前後して恐縮ですが、 >ただ、gptbootはUFS Label構造を見ていなかったと記憶しています(要確認)。 私の実験結果から推測すると、見ていないでしょうね。type freebsd はboot processでは無視する、ということですし、 type freebsd-ufs ならLabel見なく てもmount
[FreeBSD-users-jp 95775] Re: パーティションが 2 つ作れません
野中 様 丸山です。 本題からちょっと外れますが、PC-BSDに関して一言。 Mon, 18 Apr 2016 10:56:53 +0900 Naomichi Nonaka <n...@enuenu.org> writes: >以前自分のBlogの記事 >http://blog.livedoor.jp/goldfish_and_laser/archives/2714971.html これの「1.PC-BSDをトライ」に書いてあることは、今や事情が変わっています。 GPTスキームのdiskにPC-BSDをインストールしようとすると、10.2からはDisk領 域に空きがあれば、インストール先選択画面で「Unused space」が表示されて、 それを選ぶとちゃんと freebsd-zfs と freebsd-swapを追加してくれて、インス トールは無事に終了します。 なお、更に脱線しますが、MBRスキームの場合(例えばWindows7プリインストール の場合)、slice 1から4のどれかに空きがあり、かつdisk領域に空きがあれば、 やはり「Unused space」が表示されてそれを選択すれば良いのですが、この部分 に10.2RC1の時からバグがあって、https://bugs.pcbsd.org/issues/11341 で昨 年7月末から9月までかなり「戦った」のですが、私が提示した修正は 10.2Release には間に合いませんした。10.3RC1には反映されています。 Windowsプリインストールのパソコンですと、初めは空きがないので、Windowsを 起動して、Windowsの領域縮小を行ってからPC-BSDインストーラーを起動する手 順になります。これは Windows7 でも8でも[コントロールパネル]/[システムと セキュリティ]/[ハードディスクパーティションのとフォーマット]でできます。 Windows8プリインストールのPCは初めから GPT スキームにレイアウトされてい てWindowsが入っているので、つまりはWindowsの領域縮小は MBRでもPTでのでき る、ということです。 >http://blog.livedoor.jp/goldfish_and_laser/archives/5191810.html これには今私が興味を持っていることがかかれています。PC-BSDのインストーラー は以前から(少なくとも10.1.2以後)UEFIモードでも起動するようになっています が、残念ながらインストールした結果できるfreebsd-zfsがUEFIの起動では選択 できるようにならないので、PC-BSDのUEFI対応は「道半ば」です。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95768] Re: パーティションが 2 つ作れません
統計数理研究所の丸山です。 Sun, 17 Apr 2016 14:02:13 +0900 岡部 勝幸 <hgc02...@nifty.com> writes: >岡部です。 > >> 以下の最初の一行は >> >> # gpart create -s MBR ada0 >> ^^^ >> だと思いますが、、、。そうでないと >> >>> # gpart add -t freebsd -s 260G ada0 >> >> はエラーになりませんか? man gpart には > >FreeBSD 10.2-RELEASEで試しましたがエラーにはならないです。 ええ!?仰天です。こういうことはまるまる使っていないディスクを持っていな いと実験できないのですが、 gpart create -s GPT ada0 gpart add -t freebsd-ufs ada0 だと ada0p1 ができて gpart create -s GPT ada0 gpart add -t freebsd ada0 だと ada0s1 ができるのですか? じゃ gpart create -s GPT ada0 gpart add -t freebsd-ufs ada0 gpart add -t freebsd ada0 と続けてやると、 ada0p1 の次にできるのは ada0s1 ですか ada0s2ですか、は たまた ada0p2 ですか? # gpart が信用できなくなった気分です。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95766] Re: パーティションが 2 つ作れません
統計数理研究所の丸山です。 以下の最初の一行は # gpart create -s MBR ada0 ^^^ だと思いますが、、、。そうでないと ># gpart add -t freebsd -s 260G ada0 はエラーになりませんか? man gpart には freebsdA FreeBSD partition subdivided into filesystems with a BSD disklabel. This is a legacy partition type and should not be used for the APM or GPT schemes. The scheme-specific types are "!165" for MBR, "!FreeBSD" for APM, and "!516e7cb4-6ecf-11d6-8ff8-00022d09712b" for GPT. とあります。 Sun, 17 Apr 2016 07:10:10 +0900 岡部 勝幸 <hgc02...@nifty.com> writes: >小金丸さんのされたかったことは、おそらく次のような事かと思います(GPTの >ブートコードは対応してないでしょうから結局はMBRにする必要あるでしょうけど)。 > ># gpart create -s GPT ada0 ># gpart add -t freebsd -s 260G ada0 ># gpart create -s BSD -n 10 ada0s1 ># gpart add -s 512k -t freebsd-boot ada0s1 ># gpart add -s 5g -t freebsd-ufs ada0s1 ># gpart add -s 2g -t freebsd-swap ada0s1 ># gpart add -s 50g -t freebsd-ufs ada0s1 ># gpart add -s 2g -t freebsd-ufs ada0s1 ># gpart add -s 50g -t freebsd-ufs ada0s1 ># gpart add -s 41g -t freebsd-ufs ada0s1 ># gpart add -t freebsd -s 260G ada0 ># gpart create -s BSD -n 10 ada0s2 ># gpart add -s 512k -t freebsd-boot ada0s2 ># gpart add -s 5g -t freebsd-ufs ada0s2 ># gpart add -s 2g -t freebsd-swap ada0s2 ># gpart add -s 50g -t freebsd-ufs ada0s2 ># gpart add -s 2g -t freebsd-ufs ada0s2 ># gpart add -s 50g -t freebsd-ufs ada0s2 ># gpart add -s 41g -t freebsd-ufs ada0s2 > > >岡部 勝幸 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95760] System Console Frame Buffer(SCFB)
統計数理研究所の丸山です。 最近私は System Console Frame Buffer(SCFB) (https://wiki.freebsd.org/Graphics/SCFB) というものを偶然知って、これをもっと早く知っていれば、、、と地団駄を踏ん だ次第です。要するに Bois Boot 時の X vesa driver の、 UEFI Boot時の対応 物です。 昨年、このMLでアドバイスを頂きながら dynabook N51 の Windows8とPCBSDの dual boot に挑戦したのですが、結局諦めました。graphic acceleratorが 「インテルグラフィックス」 というもので、xorg-server-1.17.4 に入っている intel driver では動かず、 UEFI boot 時には vesa driverも動かない、という 事情を突破できなかったからですが、今 SCFB を知ったので、事情は変わりまし た。今再挑戦中。 最近量販店に並んでいるノートパソコン(lenovo とか Sony Vaio, Let's Note なろ)もIntel graphics 520 というgraphic acceleratorが殆どで、これまた xorg-server-1.17.4 ではサポートされていないようなので、 SCFBが救いの神と なれば良いのですが、、、。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95759] Re: パーティションが 2 つ作れません
統計数理研究所の丸山です。 本題からかなり脱線しますが、、、 Sat, 16 Apr 2016 22:50:06 +0900 Tomoaki AOKI <junch...@dec.sakura.ne.jp> writes: >ただ、現状ではgptbootはドライブ内の起動可能なUFSのうち最も先頭側のパー >ティション、gptzfsbootでは同じく最も先頭側のZFSプールからしか起動でき >ない制約があります。 先頭の freebsd-ufs に /boot.configを作って、中身を 0:ad(0p8)/boot/loader とかやっておけば ada0p8 から起動すると思います(それをやっていたディス クが今 offline になっているので、多少の記憶の間違いがあるかも知れません が)。従って UFS起動の制限は実質的には逃れることができます。MBRスキームの どれかのスライスの BSD パーティションの場合は/dev/ada0s4a などに 0:ad(0,f)/boot/loader とかやっていた伝統が GPT スキームの場合にも引き継がれているというわけで す。あと私は試したことないのですが gpart set -a bootme -i 8 ada0 とかやっておくと ada0p8 の UFS から起動しませんかね? zfs が複数の場合はどうするのかな?当然 tank名は違うものにしておく必要があ るでしょうが、やったことないのでわかりません。PCBSD を zfs でどこかに一 個入れてあれば、 grub menu の作り方でどうにでもできそうですが、 grub menu を使わずに起動 zfs パーティションを切り替える方法は、私の知識の範囲 外です。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95758] /dev/ada1が生えてこない(パーティションが 2 つ作れません)
小金丸 様 統計数理研究所の丸山です。 恐縮ですが Subject は実状に合わせて直しました。 Sat, 16 Apr 2016 19:54:41 +0900 (JST) n-kog...@syd.odn.ne.jp (Nobuyuki Koganemaru) writes: >dmesg は ada0 のみで、/dev/ada1* も存在しません。 ということであれば、これは gpart の仕様や使い方の問題ではないと思います。 ada0 があるのですから devd は動いているのでしょう。でも /dev/ada1 はでき ないというのは、 kernel がこのディスクの存在を認識できないか、FreeBSDで はサポートしていない機種のデバイスであるか、デバイスにエラーがあるために ada1 が作られない、のいずれかでしょう。 >ada1 が作れないというのは、 > >gpart create -s gpt ada1 > >でエラーになるので、ada1 が作られていないということです。 >当然次のようにエラーとなります。 > ># gpart show ada1 >gpart: No such geom: ada1. gpart の仕様に対する解釈が、私と小金丸さんでは全く違っているようですね。 私の解釈は、/dev/ada1 がある状態であれば、 gpart create -s gpt ada1 gpart add -s 512k -t freebsd-boot ada1 gpart add -s 5g -t freebsd-ufs ada1 gpart add -s 2g -t freebsd-swap ada1 などで /dev/ada1p1, /dev/ada1p2 などが生えて来る。実際それは何回も経験し ています。でも小金丸さんは /dev/ada1 がない状態でも gpart create -s gpt ada1 をやれば /dev/ada1 が生えてくる、ということでしょうか。私はそれは不可能 と思います。 この件について、もう私がお手伝いできることはないと思います。 diskの接続 ケーブル等ハードウェア回りの再確認が必要だと私は思いますが、どのようなハー ドウェアをお使いか一切情報を示して頂いていないので、何も申し上げられませ ん。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95754] Re: Adobe flashplayer with Chrome
統計数理研究所の丸山です。 悸村 さん、いいじま さん、有難うございました。 この件、長い間返事をさぼっていたことをお詫びします。 Thu, 11 Feb 2016 11:30:05 +0900 "real.kimura" <zyxju...@gmail.com> writes: >FreeBSD の chromium の場合。 >1. pepperflshplugin の ports/packages を作成する。未対応。 >2. PPAPI のラッパーを開発。ports/packages 化。未対応。 >という状態だと思われます。 うーん、なかなか面倒ですね。その後色々試しましたが、結局どうにもなりませ んでした。PCBSD10.3RC1 と Debian を試しましたが、結果は同じ。諦めました。 少し訂正をここに書いてきます。 FreeBSD7.4 でできていた、と書きましたが、勘違いでした。少なくとも私は成 功していません。 PCBSD9.1 についてきた chrome は大丈夫でした(だから諦めにくい)。 flashplayer のテストは https://helpx.adobe.com/jp/flash-player.html を使うのが良いですね。私はたまたま SUICAのサイトで気が付きましたが、 そのサイトも内容が変わってしまいました。 繰り返しになりますが、有難うございました。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95753] Re: パーティションが 2 つ作れません
小金丸 様 統計数理研究所の丸山です。 Sat, 16 Apr 2016 05:28:56 +0900 (JST) n-kog...@syd.odn.ne.jp (Nobuyuki Koganemaru) writes: >いいえ、ada1 は、作れないのです。 「作れる」とか「作れない」というのは何を仰りたいのか理解できないのですが、 お尋ねしたいのは # gpart show ada1 とやるとどのようなメッセージが表示されますか、です。 # ls -alg /dev/ada1* はどうですか。 dmesg で ada1 は認識していますか? ---- 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95751] Re: パーティションが 2 つ作れません
小金丸 様 統計数理研究所の丸山です。 Sat, 16 Apr 2016 01:56:35 +0900 (JST) n-kog...@syd.odn.ne.jp (Nobuyuki Koganemaru) writes: >ada0 に 10.3-RELEASE をインストールして、show と create を実行すると >次のようになります。10.2-RELEASE の Live CD で実行しても同じような >結果となりました。 > ># gpart show >=> 34 976773101 ada0 GPT (466G) > 34 1024 1 freebsd-boot (512K) > 1058 10485760 2 freebsd-ufs (5.0G) > 104868184194304 3 freebsd-swap (2.0G) > 14681122 104857600 4 freebsd-ufs (50G) > 1195387224194304 5 freebsd-ufs (2.0G) > 123733026 104857600 6 freebsd-ufs (50G) > 228590626 85983232 7 freebsd-ufs (41G) > 314573858 662199277- free - (316G) > ># gpart create -s gpt ada1 >gpart: arg0 'ada1': Invalid argument これ、変ですね。 ada0 と ada1 二つドライブがあれば gpart show で両方とも 表示されるはずなんですが。ひょっとして gpart show ada1 でエラーになりま せんか? gpart は、デバイス上に何かのメタデータ(ゴミデータ)が残っているとおかしな ことが起る、と PCBSD のKris Moore は https://bugs.pcbsd.org/ 上での私と のやりとりの中で言っていて、そのためか PCBSD10.2(Aug. 20, 2015)のインス トーラーでは dd if=/dev/zero を使ってターゲット領域を全部ゼロクリアして からインストール作業をやるようになっています。これではインストールに要す る時間が倍くらいになってしまう(10.2RC1 を6G SATA SSD に入れた時は15分以 下でできていたものが30分以上かかった)ので、私はお任せインストールは使わ ずにexpert mode を使って自分で書いたインストールスクリプトを使い時間短縮 しました。 ま、それはともかく、次にお試し頂きたいのは dd if=/dev/zero of=/dev/ada1 bs=1000b count=10k でada1 の先頭部分を思いっきり zero clear して、更に一旦 reboot してから、 再度 >gpart create -s gpt ada1 >gpart add -s 512k -t freebsd-boot ada1 >gpart add -s 5g -t freebsd-ufs ada1 >gpart add -s 2g -t freebsd-swap ada1 >gpart add -s 50g -t freebsd-ufs ada1 >gpart add -s 2g -t freebsd-ufs ada1 >gpart add -s 50g -t freebsd-ufs ada1 >gpart add -s 41g -t freebsd-ufs ada1 をやることです。成功を祈ります。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95750] Re: パーティションが 2 つ作れません
統計数理研究所の丸山です。 不思議ですね。うまくゆかないはずないのですが。実際似たことをやって何の問 題もなくできたことがあります。私がうまくできた状況は Lenovo X230 で ada0 内臓disk(といっても素人でも簡単に脱着可能) 500G SATA ada1 PCIe 接続 mSATA 128G(これはメーカー無保証の作業をやらないと装着で きない) で、 =>63 1000215153 ada0 MBR (477G) 631985- free - (993K) 2048 3069952 1 ntfs (1.5G) 3072000 40960 2 ntfs (195G) 412672000 50- free - (25K) 412672050 550678464 4 freebsd [active] (263G) 963350514 14- free - (7.0K) 96335052836861952 3 ntfs (18G) 10002124802736- free - (1.3M) => 34 250069613 ada1 GPT (119G) 34 6- free - (3.0K) 40 40 1 freebsd-boot (20K) 80 2008- free - (1.0M) 2088 16777216 2 freebsd-swap (8.0G) 16779304 10485760 3 freebsd-ufs (5.0G) 27265064 62914560 4 freebsd-ufs (30G) 90179624 41943040 5 freebsd-ufs (20G) 132122664 10485760 6 freebsd-ufs (5.0G) 142608424 58720256 7 freebsd-ufs (28G) 201328680 14680064 8 freebsd-ufs (7.0G) 216008744 34060896 9 freebsd-ufs (16G) 250069640 7- free - (3.5K) でした。この時実は ada0s4 には FreeeBSD10.2(PCBSD10.2) が入っていて、そ こから起動して ada1 を gpart を使ってパーティション設定しています。 ada0 が MBR(Windows7と dualboot) かGPT かという違いがありますが、この経験から 考えると小金丸さんが ada1 の設定に成功しなかった理由は理解しにくいです。 どういうエラーメッセージが出ているのか書かれていないので、これ以上考えに くいですが、ada0 の方にともかく FreeBSD の何かのバージョンを入れて、そこ から起動して gpart . ada1 をやっては如何でしょうか。 関係あるかどうかわかりませんが、 gpart はデバイス上の情報とは別に kmem上 にパーティションデータのキャッシュを持っているらしく、デバイス上のデータ が破壊されているのにもかかわらず、 gpart はそれらしい出力を表示し続ける、 ということを経験しています。(https://bugs.pcbsd.org/issues/11341) ですから、 - Live CD モードではエラーを吐いているが、デバイス上には gpart 情報は書 かれている - Live CD モードで動いているときには gpart 用のメモリキャッシュ領域が足 りなくなっている などの可能性を考える必要があるように思います。 Fri, 15 Apr 2016 05:16:35 +0900 (JST) n-kog...@syd.odn.ne.jp (Nobuyuki Koganemaru) writes: >小金丸です。 > >FreeBSD をインストールするのに、パーティションを 2 つ (実際は 3 つ) 作りたい >のですが、作成できません。 >Live CD モードで、 > >gpart create -s gpt ada0 >gpart add -s 512k -t freebsd-boot ada0 >gpart add -s 5g -t freebsd-ufs ada0 >gpart add -s 2g -t freebsd-swap ada0 >gpart add -s 50g -t freebsd-ufs ada0 >gpart add -s 2g -t freebsd-ufs ada0 >gpart add -s 50g -t freebsd-ufs ada0 >gpart add -s 41g -t freebsd-ufs ada0 > >gpart create -s gpt ada1 >gpart add -s 512k -t freebsd-boot ada1 >gpart add -s 5g -t freebsd-ufs ada1 >gpart add -s 2g -t freebsd-swap ada1 >gpart add -s 50g -t freebsd-ufs ada1 >gpart add -s 2g -t freebsd-ufs ada1 >gpart add -s 50g -t freebsd-ufs ada1 >gpart add -s 41g -t freebsd-ufs ada1 > >と行なったのですが、ada1 の部分がすべてエラーとなります。 >どうすればよいですか? 教えてください。 > >-- >小金丸コンピュータエンジニアリングサービス (福岡県大野城市) > 小金丸 信幸 (Nobuyuki Koganemaru) >E-Mail: n-kog...@syd.odn.ne.jp >E-Mail: kog...@koganemaru.co.jp >URL: http://www.koganemaru.co.jp >___ >freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list >https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp >To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org" 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95641] Re: zfs のマウントでコアダンプ吐いてマウントできない
たけふ@大阪豊中 様 統計数理研究所の丸山です。 やはり私の知識ではお役には立たなかったようですね。問題は解決したようです ので、大変恐縮ですが、私の向学のために少し質問させてください。 知りたいのは zfs のファイルシステムをどのように運用されていらっしゃるの かです。元々のメールにある dmesg に出ている /dev/ada0p2 は、普段の運用で は使っていないトラブルシューティング用の予備 root なのでしょうか、それと も普段も root として使っていて、件の zfs ファイルシステムはその下にマウ ントする運用をされているのでしょうか。 一連のメールで示された解決策を見る限り、前者のように見えるのですが、もし そうならその zfs は ada0 ドライブ上でしょうか、それとも別ドライブ上でしょ うか。もし同じドライブ上であれば、(ここが一番お尋ねしたところなのですが) ada0の boot sectorや boot manager の設定はどのようにされているのでしょう か。 よろしくお願い申し上げます。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95610] dvipdf, updmap-sys
統計数理研究所の丸山です。 PCBSD10.2(FreeBSD10.2) で、 dvipdf を使うと dvips: Font gbm not found; using cmr10 dvips: ! invalid char 9290 from font gbm というメッセージを出して、空白の1ページだけの pdf を作ってくれる、という 状態に陥って、困っています。何をやったか100%確実に覚えている、とは断言し にくいのですが、多分次のような経過だったと思います。 PCBSD10.2インストール後、 pkg install -y ja-tex-ptex pkg install -y tex-dvipdfmx pkg install -y tex-xdvik pkg install -y ja-xpdf-jafont とやって、platex + dvipdf がそれなりに動くようになっていたのですが、 Helvetica Font を含む eps ファイルを \includegraphics などでlatexソース 中に取り込むと正しく表示されないという問題を解決するために、 http://askubuntu.com/questions/409697/latex-dvips-font-problem-ubuntu-13-04 に書いてある通り、 /usr/local/share/texmf-dist/dvips/config/config.ps の最後に p +/usr/local/share/texmf-dist/fonts/map/dvips/tetex/dvips35.map を書き加えて root で updmap-sys を実行 をやったら、今の状態になってしまった、ということだと思います。原因追求を やろうにも元の「platex + dvipdf がそれなりに動いていた」状況に戻す方法が わからず、今そこでゆき詰まっています。 rm -rf /root/.texlive2015 rm -rf ~/.texlive2015 pkg delete ja-tex-ptex-3.6_1 pkg delete tex-dvipdfmx-20150315_1 pkg delete tex-xdvik-22.87_4 pkg delete texlive-texmf-20150523_3 pkg add ja-tex-ptex-3.6_1.txz pkg add tex-dvipdfmx-20150315_1.txz pkg add tex-xdvik-22.87_4.txz では戻りませんでした。 先月 PCBSD10.2 のインストールを試す以前は、 10.1.2とか、10.2PRERELEASE で、 pkg add ja-tex-ptex-3.5.txz pkg add tex-dvipdfmx-20140317_2.txz pkg add tex-dvipsk-5.994_1.txz pkg add ja-xpdf-jafont-3.03_2.txz pkg add tex-xdvik-22.87_3.txz pkg add texlive-infra-34227_1.txz とやっていて、その時の texlive のバージョンは texlive-texmf-20140525_4 texlive-base-20140525_7 でした。この状態では、上記 updmap-sys を使う方法はうまく行っていました。 7月の中旬に Date: Sat, 18 Jul 2015 16:00:13 +0900 Subject: [FreeBSD-users-jp 95560] apache-openoffice-4.1.1_9が引き起こす pdf の字化け でご相談申し上げた croscorefonts が引き起こす字化け問題のときに例として 出した、弘前大学のかさい ますみさんの beamer 紹介のlatex ソースで引用さ れている eps ファイルには、 Helvetica フォントが含まれていて、上記の updmap-sysを使う処理と、Hirokiさん、たかのさんに教えて頂いたurwfonts-ttf パッケージをインストール方法を両方使って正しい表示を得ていたのですが、今 そのうち前者が PCBSD10.2 で実現できていません。 なお、さかいさん eps ファイルはまだ http://garbha.ism.ac.jp/FreeBSD/OOF-bugreport1.zip に置いてあります。 何かおわかりの方、お助けください。よろしく。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95605] Windows 8.x と PCBSDのマルチブート(geom と boot code)
統計数理研究所の丸山です。 8月中に相談申し上げた Windows 8.x と PCBSDのマルチブートの件ですが、その 後色々わかったので、報告しておきます。私が使ったマシンは 東芝 dynabook N51 型番: PN51NGP-NHA Model No: PSKVLN-00300F というノートパソコンですが、まず重要な事として、これに載っているグラフッ クチップが xorg の intel driver でサポートされていない、という問題があり ます。この事がどのような影響を持つか、8月の時点では、私は気が付いており ませんでした。また >PCBSDのインストーラーが UEFIブートには対応してい >ない と書いたのは私の誤解で、最近のRelease では PCBSDのインストーラーはUSBメ モリ起動でも、DVD起動でも、UEFI, CSMの両方のモードに対応しています。とこ ろが、私にとっての問題は、 UEFIモードで起動した場合にはxorg サーバーが vesa モードでは動かないという事実です。これに関しては、例えば https://forums.freebsd.org/threads/cant-start-xorg-any-more.49508/ に書いてあります。従って私の dynabookN51では - CSMモードでPCBSDインストーラーを起動すると正常に(vesaドライバで)動いて、 最終的にPCBSDはインストールできる - UEFIモードでPCBSDインストーラーを起動すると、Xの起動でコケてしまって、 グラフィックインストーラーは動かず、他の方法でFreeBSDのインストールが できたとしても、UEFI起動する限りは、そのFreeBSDではXは動かせない(勿論 PCBSDは動かせない) ということになります。そのような理由で、 >これで、一応 Windows8.1 と PCBSD9.2(RC1 2015/8/4)の両方がディスクに入り、 >どちでも起動できるようになるのですが、面倒なことにこれだけでは、UEFI起動 >モードではWindows8.1が立ち上がり、CSMブートモードではPCBSDが立ち上がる、 >という状態になります。つまりWIndows8.1と PCBSDを切り替えるのにrebootの他 >にBIOS設定変更によるブートモードの変更も必要ということになります。 という状態が、実は「最善」であって、それ以上どうあがいても、 dual bootは 簡単にはならない、と考えざるを得ません。 Windows の bcdedit で悪戦苦闘し ても決して報われないということらしいです。私が今持っているマシンで実験で きるのはここまでです。 Windows 8/10 pre-installed で、 xorg がサポートしているグラフィックチッ プを搭載しているマシンをお持ちの方がPCBSDの最新版のインストールをお試し 頂いて、レポートして頂けると嬉しいと思います。私は今年度中にそのようなマ シンが買える見通しは残念ながらありません。 未確認ながら、PCBSDインストーラーのdesign goalは、「Windows が存在してい るdiskの空き領域にPCBSDをインストールした場合には、grubを使って自動的に dual boot環境を構築する」ということらしく、「bcdeditを使った設定」は不要 ということらしいです。つまり、上記のようなマシンをお持ちの方は 1. Windows 領域を縮小する(これは Windowsのコントロールパネル/システムと セキュリティ/ディスクの管理 でできる) 2. 高速ブートモードを解除して再起動し、F2を押してファームウェア設定画面 に入り、起動優先順位の最上位をUSBメモリスティック(DVDドライブ)にし、セ キュアブートを無効にしておく(UEFIブートモードはそのまま) 3. PCBSDインストーラーのUSBメモリスティック(DVDドライブ)を装着して起動 4. インストーラーの指示に従って、1で作った空き領域にインストールする という手順で、grubを使った dual boot環境はできる、という建前らしいです。 ただしこれは「建前」であって、どれだけバグが取れているか、わかりません。 (grubの主要部分が PCBSDのファイルシステムの中にあるので、将来 PCBSDを de-install すると、Windowsまで起動できなくなってしまうことは要注意。勿論 回復手段はあると思いますが。) Windows7マシンでも、2のところはちょっと違いますが、基本的に3,4の手順で Windows7/PCBSDのdual boot環境はできる建前です。ところがこれにかなりみっ ともないバグがあって、今日現在でまだ解消していません。 https://bugs.pcbsd.org/issues/10904 https://bugs.pcbsd.org/issues/11341 で、この一ヶ月間改善を求めていますが、なかなか苦労しています。「早く何と かしてくれー!」と言いたい気分。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org"
[FreeBSD-users-jp 95590] Re: Windows 8.x と PCBSDのマルチブート(geom と boot code)
村上 様 統計数理研究所の丸山です。 有難うございます。 Tue, 11 Aug 2015 10:59:18 +0900 (JST) Shin-ya Murakami muras...@gfd-dennou.org writes: 起動時にF2を押してファームウェア設定画面を表示し、明示的に Windows Boot Managerを選択しないとWindowsは起動しません。 ここからそもそも違っているようです。F2を押してファームウェア設定画面 (TOSHIBA Setup Utilityという画面)は出せるのですが、そこにはWindows Boot Managerというのは見当たりません。また起動時に F12 を押すとBoot Menuとい うのが出るのですが、bcdeditで色々なことをやっても、ここには何の変化も見 られません。 以下のようになっています。 C:\WINDOWS\system32bcdedit /enum firmware ファームウェアのブート マネージャー (以下略) この表示の中にですぐに目につくのは、2つの timeout です。私のdynabookN51 では両方とも 0 で、それが工場出荷値だと思います。ひょっとして 0秒 で timeout して、出て欲しい画面がスキップされているかも知れないと思うので すが、一番目の timeout 値の変更方法がすぐには見つけられません。後の方は 記憶が正確でないかも知れませんが、 bcdedit /timeout 30 で直せました。 適当にググって bcdedit.exe /set {bootmgr} DisplayBootMenu True とやってみました。 bcdedit.exe /enum firmwareの出力の Windows ブート マネージャー identifier {bootmgr} の最後に displaybootmenu Yes というのが付きました。 しかし、F2を押さずに放っておいて起動しても、 F2を押してWindows Boot Managerを選択して起動しても、 ブートメニューは現れませんでした。 有難うございます。謎がまた出てきた感じですね。 だいぶ FreeBSD でない方向に来てしまって申し訳ありません。私としてはとも かくうまくできている状況について情報が得られたことで、大いに参考になると 思います。これから少し bcdedit のマニュアルなど調べてみます。少し時間が かかるかも知れませんが、できたら(きっとできるはず)報告します。 有難うございました。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org
[FreeBSD-users-jp 95583] Windows 8.x と PCBSDのマルチブート(geom と boot code)
[pcadmin@surya] ~% diff /boot/efi/EFI/Boot/bootx64.efi /boot/grub/x86_64-efi/core.efi [pcadmin@surya] ~% で、Takanori Watanabe さんの上記 http://qiita.com/takawata19/items/3d1fb96cfde4f1626e3c に沿って話を進めると、 そして、EFIパーティションをmountして /usr/obj/usr/src/sys/boot/amd64/boot1.efi/boot1.efiを ${EFIMOUNT}/EFI/FreeBSD/Boot/bootx64.efi にコピーします ここは /boot/boot1.efi ってものが最近の distribution にはあるので、自分 でコンパイルする必要はないし、また上記の手順で PCBSDをインストールした場 合には /boot/efi/EFI/Boot/bootx64.efi があるので、これをこのまま使うべき と判断しました。 そして、Windowsでbcdedit /copy {bootmgr} /d FreeBSD として、得られたUUIDをメモして bcdedit /set {得られたUUID} path \EFI\FreeBSD\Boot\bootx64.efi とします。 そのあと bcdedit /set {fwbootmgr} displayorder {得られたUUID} /addlast とします。 それで、リブートしてF12を押すとブートメニューにFreeBSDという アイテムが出てきます。 これを選ぶとHDDのEFI上のboot1からFreeBSDがあがるはずです。 C:\Windows\system32bcdedit /copy {bootmgr} /d PCBSD エントリは {29e071aa-3dee-11e5-826b-d07e35754deb} に正常にコピーされまし た。 C:\Windows\system32bcdedit /set {29e071aa-3dee-11e5-826b-d07e35754deb} path \EFI\Boot\bootx64.efi この操作を正しく終了しました。 C:\Windows\system32bcdedit /set {fwbootmgr} displayorder {29e071aa-3dee-11e5-86b-d07e35754deb} /addlast この操作を正しく終了しました。 となりましたが、何の変化もありませんでした。 /Boot/bootx64.efi を /FreeBSD/bootx64.efi や /FreeBSD/Boot/bootx64.efi に変えたりして色々実験 しましたが、すべてうまくゆきません。だいたい bcdedit /enum の出力に何の変化もないのがどうも納得ゆきません。何か重要なステップが抜け ているように思います。 どなたかお助けを! 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org
[FreeBSD-users-jp 95584] dynabook N51 (Windows 8.x と PCBSDのマルチブート)
統計数理研究所の丸山です。 話はちょっとそれますが、 使ったマシンは 東芝 dynabook N51 型番: PN51NGP-NHA Model No: PSKVLN-00300F では、xorg-server-1.14.7_5,1.txz が対応していないようですね。vesa mode でないと X が動きません。 Intel chip なのに。zzz + resume でX画面が復活 しません。悲しい、、、。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org
[FreeBSD-users-jp 95529] Re: 500GBのHDDでマルチブートを
統計数理研究所の丸山です。 うーん、さすがこのMLには詳しい方がいらっしゃる。 Date: Fri, 08 May 2015 18:29:10 +0900 (JST) From: Hiroki Sato h...@allbsd.org 佐藤です。 maruy...@ism.ac.jp (丸山直昌) wrote in 201505080916.t489gxz4058...@paksa.ism.ac.jp: ma 以上は ThinkPad X230(chipset は Intel(R) HD Graphics 4000)上での実験で ma す。 それぞれの起動後、コマンドラインから % sysctl kern.vty を実行すると、何が表示されますか? システム1(grub boot loader)では [root@samanta{103}] ~# sysctl kern.vty kern.vty: vt システム2とシステム3では [root@samanta{103}] ~# sysctl kern.vty kern.vty: sc でした。なるほど。/boot/grub/grub.cfg の中を見ると set kFreeBSD.kern.vty=vt というのがありますね。つまり、 boot loader が grub のときだけ /boot/grub/grub.cfg が起動時に実行されて、それ以外の boot loader の時 はset kFreeBSD.kern.vty=vt が実行されないので、このような差が出ると いうことでしょうか。 で、これの意味するところは PCBSD core チームは grub loader 以外のローダを使う場合はサポートしていない(見捨てた) そもそも grub loader 以外では起動時に kern.vty を設定する適切な方法がない のいずれでしょうか。 さらにお尋ねしますが、 PCBSD 9.2 でも同様の VTY 使用不能に苦しめられて きたのですが、カーネル変数の起動時の設定でどうにかなるものなのでしょう か。 [root@samanta{103}] ~# sysctl kern.vty sysctl: unknown oid 'kern.vty' となってしまいます。 さらにお尋ねしますが、PCBSD10.1で suspend の成否を左右するようなカーネル変数が 存在するのでしょうか。zzz による suspend/resume がgrub loader を使った場合だけ うまくゆく問題が、同様の理由なのか知りたいと思います。 ちなみに 9.1/9.2 では、「vesaモード無し」 kernelに置き換える必要がありますが、 同じハード上で、MBR boot code、あるいは gpart bootcode -b /boot/pmbr -p /boot/gptboot -i 1 ada1 の boot code で起動したシステムで suspend は「一応」できます。ただし resume 後に X やネットワークドライバの極度のパーフォーマンス低下が頻繁 に起こり、結局 reboot せざるを得なくなりますが。 # 1教えて貰うと、 10 質問を返してしまうような無礼をお許しください。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org
[FreeBSD-users-jp 95532] Re: 500GBのHDDでマルチブートを
佐藤様 統計数理研究所の丸山です。 有難うございました。 Date: Fri, 08 May 2015 22:33:51 +0900 (JST) From: Hiroki Sato h...@allbsd.org Hiroki Sato h...@allbsd.org wrote in 20150508.214653.635906872571433715@allbsd.org: hr 佐藤です。 hr hr maruy...@ism.ac.jp (丸山直昌) wrote hr in 201505081121.t48blshw063...@paksa.ism.ac.jp: hr hr ma というのがありますね。つまり、 boot loader が grub のときだけ hr ma /boot/grub/grub.cfg が起動時に実行されて、それ以外の boot loader の時 hr ma はset kFreeBSD.kern.vty=vt が実行されないので、このような差が出ると hr ma いうことでしょうか。 hr hr はい、おそらくそうだと思います。 hr hr FreeBSD の loader を使って同じことがしたければ、/etc/loader.conf に 上記、/boot/loader.conf の間違いでした。 その後、もう少し良く見たら、 /boot/loader.conf.pcbsd というファイルがあって、 その中には kern.vty=vt という行がありました。そこで、 cd /boot; mv -i loader.conf loader.conf.grub; mv -i loader.conf.pcbsd loader.conf とやって reboot したらすべて問題は解決したように思います。つまり VTYの 問題も、zzz による suspend も問題なくなりました。 kldstat で見ても、ロー ドされているモジュールの名前は、grub 起動の場合と完全に一致しました。 (順序はともかく、サイズとアドレスが違っている理由は私にはわかりません。) これで PCBSD9.2 から 10.1 に移行する決心がつきました。 今回の結論は boot loader が grub であるか否かにより、PCBSD10.1 は /boot/loader.conf を変えなくてはいけない。 ということのようです。私はPCBSD10.1の「お任せインストール」で作ったシ ステムを、他の boot loaderを使う別のファイルシステムに単純コピーしてこ ういうことになってしまいましたが、ひょっとするとPCBSD10.1のインストー ラーは、 customインストールの場合に、 grub でない boot loaderに対する 配慮もしているのかも知れません。それはインストールスクリプトを確認して みないとわかりませんが、今後の宿題にします。 で、最初の そろそろMBRスキームを捨てるべき時代になったと確信するに至りました。 は、一応撤回しておくことにします。 有難うございました。 # でも何故こういう作りにしたのでしょう? /boot/grub/grub.cfg を縮小し # て、/boot/loader.conf を boot loader 非依存にすることはできるように # 思いますが、そうしなかった理由は何でしょう? 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org
[FreeBSD-users-jp 95525] Re: geom と boot code
統計数理研究所の丸山です。 もう2カ月もたってしまい、お礼のメールも書いていなかったことをお詫び申 し上げます。実際に自分のマシンで試してみたかったのですが、、、 Date: Tue, 03 Mar 2015 21:01:48 +0900 From: Takanori Watanabe takaw...@init-main.com 間違って、直メールしか出していなかったので In message 201503031011.t23abit5065...@paksa.ism.ac.jp, 丸山直昌 さんいわく: 統計数理研究所の丸山です。 さて質問です。 質問1. 古典的なDOSスライス(MBRスキーム)は捨てて、例えば GTPでやるとして、 複数のOSを起動時に選べるようにするには、どのような方法が良いか? 私の主な使い方は FreeBSDの最新版と一つ前の版、とか同じ版だけど、一方は 非常時のメンテナンス用とかテスト用、というような使い方ですが、違うOS、 例えばFeeeBSDとDebian/Linux, Windowsなどのやりかたも向学のため伺いたい です。 ここにも前に投稿しましたけど、その内容ちょっとここに書きました。 http://qiita.com/takawata19/items/3d1fb96cfde4f1626e3c これ、どうも私が今使っているPCの環境でやるには無理があるようなのですが、 この方法でディスクに Windows と FreeBSDを共存させて、 FreeBSDで起動し たとき、gpart show の出力はどうなりますか?ディスクのレイアウトとboot code がどうなっているか、知りたいと思っています。 質問2. FreeBSD で起動して、ハードにバンドルされてきた Windows を仮想マ シンで動かすことはできるでしょうか。 この質問は、disk partitioning の話とは直接関係ないですが、もしできれば 質問1で Windows を選択起動する方法は考えなくても良いので、ついでに伺い ます。 今Windows7+Virtualboxで家に帰ったら艦これしかしないWindowsPCで 実ディスク使ってやってます。やり方はどっかで 見たけどちょっとメモってない。 いえ、私の質問は FreeBSD+Virtualbox で、「ハードウェアにバンドルされて きた」Windows を動かせるか、というものです。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org
[FreeBSD-users-jp 95484] Re: geom と boot code
統計数理研究所の丸山です。 Date: Sun, 1 Mar 2015 22:01:27 +0900 From: Hiroo Ono (小野寛生) そろそろ Subject 変えませんか? geom と boot code っていうSubject で色々教えて頂きたいです。 とのことですが、man gptboot と man gpart したら書いてあります。 小野さん、有難うございます。新しいSubject でお尋ねしたいことはいくつか ありますが、その前にちょっと自己紹介をします。 FreeBSD1.5.1.1 の時代から(もう20年以上!)FreeBSDのファンでしたが、イン ストールにはfdisk と disklabel(bsdlabel)を使って、手動で領域確保をして いました。購入したパソコンにバンドルされてくるWindows を、好きではない とは言え、捨てることはできないので、Distributionの「お任せインストール」 は(Windows を消されてしまうのではないかと)恐くて使えなかったのです。イ ンストーラーの Custom/PartitionやCustom/Label も後には使うようになりま したが、それでも毎回「手間がかかるなー」というのが正直な感想でした。 それでも今に至るまで我慢してきましたが、 4つしかないスライスのうち Windows7が3つも占領するようになって、さすがにどうにもならなくなり、 geom というか、gpart/glabel の習得に時間を割かざるをえなくなった、とい うのが昨年私の身に起こったことです。gpart はかなり使い易いかも知れない、 とは思っていたので、覚えることが嫌というわけではないのですが、時間を取 られるのはやはり辛いですね。 私の信条として、どんなマシンにもかならず2つ以上のブート可能なFreeBSDを 入れることにしています。トラブルが起こったときに、もう一方のFreeBSDで 起動して調べる/修復する、という備えです。そんなわけで、今普段持ち歩い ている Lenovo X230の内蔵ディスク(SATA 300G)は以下のようになっておりま す。つまりブートマネージャーで F4 を選んで、 /dev/ada0s4a をルートにマウントすれば PCBSD9.2 /dev/ada0s4d をルートにマウントすれば PCBSD9.1 /dev/ada0s4e をルートにマウントすれば PCBSD10.1 という調子です。a,d,e のうちどれをマウントするかは /dev/ada0s4aの /boot.config で決めています。 でも、このパーティションをどうやって作ったか、正確には思い出せません。 (続く) [root@samanta{190}] ~# gpart show ada0 = 63 625142385 ada0 MBR (298G) 63 1985- free - (992k) 20483072000 1 ntfs (1.5G) 3074048 297619456 2 ntfs (141G) 300693504 287582208 4 freebsd [active] (137G) 588275712 36864000 3 ntfs (17G) 625139712 2736- free - (1.3M) [root@samanta{191}] ~# gpart show -p ada0s4 =0 287582208 ada0s4 BSD (137G) 04194304 ada0s4a freebsd-ufs (2.0G) 4194304 16785408 ada0s4b freebsd-ufs (8.0G) 209797124194304 ada0s4d freebsd-ufs (2.0G) 251740164194304 ada0s4e freebsd-ufs (2.0G) 29368320 10485760 ada0s4f freebsd-ufs (5.0G) 398540804194304 ada0s4g freebsd-ufs (2.0G) 440483844194304 ada0s4h freebsd-ufs (2.0G) 482426884194304 ada0s4i freebsd-ufs (2.0G) 52436992 62914560 ada0s4j freebsd-ufs (30G) 115351552 62914560 ada0s4k freebsd-ufs (30G) 178266112 62914560 ada0s4l freebsd-ufs (30G) 241180672 46401528 ada0s4t freebsd-ufs (22G) 287582200 8 - free - (4.0k) [root@samanta{192}] ~# glabel status Name Status Components ntfs/SYSTEM_DRV N/A ada0s1 ntfs/Windows7_OS N/A ada0s2 ntfs/Lenovo_Recovery N/A ada0s3 gptid/7abe3269-c034-11e4-acf2-3c970e55c564 N/A ada1p1 ufsid/54f442f4cbafddc9 N/A ada1p2 gptid/40109857-c0cb-11e4-b41b-3c970e55c564 N/A ada1p2 gptid/4a71344e-c0cb-11e4-b41b-3c970e55c564 N/A ada1p3 ufsid/54f4430045570b35 N/A ada1p4 gptid/58db1427-c0cb-11e4-b41b-3c970e55c564 N/A ada1p4 label/rootfs0 N/A ada0s4a label/swap0 N/A ada0s4b label/rootfs1 N/A ada0s4d label/rootfs2 N/A ada0s4e label/emerge N/A ada0s4f label/var0 N/A ada0s4g label/var1 N/A ada0s4h label/var2 N/A ada0s4i label/usr0 N/A ada0s4j label/usr1 N/A ada0s4k label/home0 N/A ada0s4l label/ST N/A ada0s4t ufsid/54f46dd06c735780 N/A ada1p5 gptid/e88e18cd-c0e4-11e4-88cb-3c970e55c564 N/A ada1p5 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org
[FreeBSD-users-jp 95483] Re: SSDコピーでハマってます。(西村)
佐藤 様 丸山です。 Date: Tue, 03 Mar 2015 17:42:33 +0900 (JST) From: Hiroki Sato h...@freebsd.org 3. 本文は iso-2022-jp だが、Subject は utf-8 で MIME エンコードされていて、 さらにその他のヘッダに iso-2022-jp で MIME エンコードされたものがある → spam 扱い 複数の charset が指定されているメールの spam スコアが 高めに出るようです。 有難うございます。注意します。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org
[FreeBSD-users-jp 95480] Re: SSDコピーでハマってます。(西村)
統計数理研究所の丸山です。 先程のメールは SpamAssain に弾かれず、ほっとしました。 調子にのって西村さんに返事をかきます。 Date: Tue, 03 Mar 2015 09:55:46 +0900 From: nishimura.yoshihiro nishimura.yoshih...@aist.go.jp 今回USBメモリ(8GB)にも同様のことを数回実験しました(fstabはada0p23-da0p2への書き換えが必要です)がすべて失敗しました。 最小構成のFBSD10.1をインストして5GBほどのシステムを上書きコピーしたのですが、書き込むにつれ遅くなり途中でリブートしてしまいました。 USBメモリはtrimが無いからでしょうか。今度更地にdump+restoreを試してみるつもりです どようにして作った USBですか? SSD の時と同じように、 最小構成の FBSD10.1を入れ、起動出きることを確認した のですか?でも、 USBに「最小構成の FBSD10.1を入れる」というのは、具体 的にはどういうやりかたをしたのでしょうか。trouble shooting には最低限 必要な情報だと思います。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org
[FreeBSD-users-jp 95473] Re: SSDコピーでハマってます。(西村)
統計数理研究所の丸山です。 昨日何回か freebsd-users-jp@freebsd.org に出したのですが、全部 SpamAssassin identified this message as possible spam って言われてしまって、配送されません。困ったもんだ。これは届いて欲しい です。昨日は以下のようなメールを出しましたが、西村さにだけ届いたようで す。一応参考まで。 西村 様 統計数理研究所の丸山です。 失礼は承知で率直に言わせて頂きますが、 わたしは、2.x時代から4.xまで、システムHDD複製/引越の際は、最小システムをインストールしておいてブート可能なHDDを作り、そこにtarで複製元から上書きするという横着な方法でやってきまし田野で という方法が根本的に問題です。しかもこの方法でうまくいったとしても、労 力は節約どころか、むしろ多くかかると言わざるを得ません。「横着な方法」 と仰いますが、 boot0cfg と bsdlabel の -B オプションの正しい使い方を理 解するための勉強をする手間を省いただけの意味で、今後その横着な方法」が 通用しないのであれば、正攻法でこの二つのコマンドの使い方を理解するしか ないと思います。現在 tar や dump で遭遇しているエラーメッセージの解析 にお付き合いすることに何の意義もないと思います。 正しいシステムコピーの方法は、 0. デバイス上に領域を確保する 1. newfs でファイルシステムを作る 2. 複製元をnewfs で作ったファイルシステムにコピーする (私の好みはdump+restore ですが、ここは最近の弱点が少ない tar でも可 能かも知れません) 3. boot0cfg で新しいデバイスの stage0 boot code を正しく設定する 4. bsdlabel コマンドの -B オプションで stage1 boot code を正しく設定する 5. 必要に応じて 新しいシステムの /etc/fstab とか /etc/hostname などを直す です。2.x時代から4.xまで成功していたという「横着な方法」の最初の部分の 「最小システムをインストールする」というところが、実は3,4 のステップの 代用になっていたわけです。でもたったコマンド2つで済むことに何でそんな 労力かけていたのですか? で、3 は1,2 の前にやっても大丈夫なのですが、最近の FreeBSD で 4 をステッ プ 2 の前に済ませることができるか、私は自信がありません。良いかも知れ ません。もし良ければ 0 3 4 1 2 5 とやってコピーしたシステムが気に入ら ずに、他の複製元を使いたくなったとき、0, 3, 4 は省いて 1, 2, 5 とやれ ば良いわけです。 なお、SunOS や Solaris では 3,4 はまとめて installboot というコマンド でやりますが、これは記憶によれば 2 の後でないと動きません。1,2 をやり 直すと、以前起動が成功していたディスクでももう一度 installboot をやる 必要があったと記憶しています。 tar が出すエラーは、多分 /mnt2 の方がマッサラでない状況で上書きするた めに生じる問題ではないかと思いますが、それを解明しても、「最小限のシス テム」に依存する解決策にしかならないので、OSのバージョンが変わるごとに 似たような問題に遭遇するでしょう。 dump+restore に関しては、パラメーターの指定でケアレスミスをしているよ うに見えますが、そもそも restore はマッサラな(newfsしたての)ファイルシ ステムに書き込むためのコマンドなので、 boot0cfg と bsdlabel -B を習得 する気になって頂かないと、ケアレスミスを指摘しても、徒労に終ると思いま す。 Date: Sat, 28 Feb 2015 11:45:17 +0900 From: yoshihome ilov...@topaz.plala.or.jp 小野さま 丸山さま 西村です 色々助言あり難うございます root@koubou9:/ # ( cd /mnt ; tar cf - 2 /tmp/error-from.log ) | ( cd /mnt2 ; tar xf - 2 /tmp/error-to.log ) tar: 2: Cannot stat: No such file or directory tar: 2: Not found in archive tar: Error exit delayed from previous errors. root@koubou9:/tmp # ls -l total 108 drwxrwxrwt 2 root wheel512 Feb 28 10:09 .ICE-unix drwxrwxrwt 2 root wheel512 Feb 28 10:09 .X11-unix drwxrwxrwt 2 root wheel512 Feb 28 10:09 .XIM-unix drwxrwxrwt 2 root wheel512 Feb 28 10:09 .font-unix drwxr-xr-x 2 root wheel512 Feb 27 18:03 bsdinstall_boot drwxr-xr-x 2 root wheel512 Feb 27 18:08 bsdinstall_etc -rw-r--r-- 1 root wheel 70361 Feb 27 18:08 bsdinstall_log -rw-r--r-- 1 root wheel 10240 Feb 28 10:58 error-from.log -rw-r--r-- 1 root wheel 0 Feb 28 10:58 error-to.log root@koubou9:/tmp # 問題のログファイルは読めませんでした。 FBSD4.xのころはCDブートサーバーを盛んに使ったのですが、その頃作ったサー バとそのコピーがコマンドを忘れてしまうくらい長く10年? ぐらい問題なく動 いているので疎くなっているのはご容赦ください。上のコマンドの意味は分かる のですがエラーになってしまいました。 >で良かったのかな?私は ># dump 0f - /dev/ad0sx |(cd /tmp/x; restore rf -) については root@koubou9:/ # dump 0f - /dev/ad0p2 | ( cd /mnt2 ; restore rf - ) dump: Cannot open /dev/ad0p2: No such file or directory Tape is not a dump tape root@koubou9:/ # となりました。 # dump 0f - /mnt | ( cd /mnt2 ; restore rf - ) としても root@koubou9:/ # dump 0f - /mnt | ( cd /mnt2 ; restore rf - ) dump: /mnt: unknown file system Tape is not a dump tape でした。 boot0cfg というコマンドをご存知ですか?dump+restoreでシステムを一つの デバイスから他のデバイスにコピーする場合 newfs dump restore boot0cfg の4つのコマンドを正しい順序で使い、最後に必要ならば新しいシステム上の /etc/fstab を書き換える必要があります。というわけで、ご存知かどうかお 尋ねする次第です。 わたしは、2.x時代から4.xまで、システムHDD複製/引越の際は、最小システムをインストールしておいてブート可能なHDDを作り、そこにtarで複製元から上書きするという横着な方法でやってきまし田野でdumpは使ったことがありません。boot0cfgはスライスをブート可能にするためのコマンドですよね。勉強不足で済みません。 現状としては、パーティションを切ってブート可能なディスクにtarまたはrsyncどちらでもコピーすることでHDDコピー出きるようになりました。 dumpだとコピーが早そうなので興味はあるのですが、ネットに転がっている情報が古かったりするのでどれが正しいのやら。。。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org
[FreeBSD-users-jp 95477] Re: SSDコピーでハマってます。(西村)
統計数理研究所の丸山です。 (Spam 扱いされないよう願って) 少し改良しました。 Date: Sun, 1 Mar 2015 21:22:35 +0900 (JST) From: maruy...@ism.ac.jp (丸山直昌) - 複製元SSDは /dev/ada0 で、FreeBSD10.1 のfullシステムが /dev/ada0p2 に ufs で入っている(パーティション分けはしてない) - このシステムを /dev/ada1 の SSD にコピーして、ちゃんと起動するディス クを作りたい。 - コピー作業は liveCDで起動した FreeBSD10.1 上で行なう。 という条件で考えます。一つの答えは gpart create -s mbr ada1 gpart bootcode -b /boot/boot0 /dev/ada1 gpart add -t freebsd ada1 bsdlabel -w -B -b /boot/boot /dev/ada1s1 gpart modify -i 1 -t freebsd-ufs /dev/ada1s1 newfs -J -U -t /dev/ada1s1a mount /dev/ada1s1a /tmp/X dump 0f - /dev/ada0p2 | (cd /tmp/X; restore rf -) /tmp/X/etc/fstab を直す(/dev/ada0p2 だったところを /dev/ada1s1a に) ここなんですが、小野さんに教えて頂いたことを実験してみましたところ、 gpart create -s GPT ada1 gpart add -t freebsd-boot -s 40 ada1 gpart add -t freebsd-ufs ada1 gpart bootcode -b /boot/pmbr -p /boot/gptboot -i 1 ada1 newfs -J -U -t /dev/ada1p2 mount /dev/ada1p2 /tmp/X dump 0f - /dev/ada0p2 | (cd /tmp/X; restore rf -) /tmp/X/etc/fstab を直す(/dev/ada0p2 だったところを /dev/ada1p2 に) でできました。こっちの方が1行少ないですし、 ada1s1a じゃなくて ada1p2 ですから、何となくすっきりしますね。 小野さん、有難う。 これで複製元をどういうものかだいたい想像がつきました。 gpart show ada0 の出力は = 34 250069613 ada0 GPT (119G) 34 6- free - (3.0K) 40 40 1 freebsd-boot (20K) 80 250069560 2 freebsd-ufs (119G) 250069640 7- free - (3.5K) のような感じですか?容量は違うかも知れませんが。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org
[FreeBSD-users-jp 95461] Re: SSDコピーでハマってます。(西村)
統計数理研究所の丸山です。 西村さんが直面されている問題の解決には直接関係ないと思いますが、こうい う場合、皆さんtar を使いますか?私の好みは # dump 0f - /dev/ada0p2 |(cd /tmp/x; restore rf -) ですが。 #(cd /mnt;tar cf - [bc,e-v]*) |(cd /tmp/x;tar xvf -) だと .profile .cshrc .config /dev/null が作られませんが、、、。 cpio がお好みの人もいるかな? cp -pr を使うって人は、多分 UNIX管理者失格でしょうね。 Date: Tue, 24 Feb 2015 22:00:00 +0900 From: yoshihome ilov...@topaz.plala.or.jp 西村です FreeBSD10.1でサーバーを作ってSSDディスクのコピーでハマってます。 ご教示願えれば幸です。 例としてSSD256GBにFBSD10.1を入れてみました。swapはnoneです パーティションは特に切らなかったので、/が/dev/ada0p2です。ちなみにtrim設 定をしてあります。 これと同じものをSSD128GBで作るためにコピーしようとして、最小構成の FBSD10.1を入れ、やはりtrim設定を行い、起動出きるこ とを確認しました。 256GB及び128GBの2台をPCに取り付け、liveCDでコピーしようと言う目論 見です。 PCはGA-z87X-UH3Dです 具体的には FBSD10.1のインストールDVDでブートし、liveCDに入って #mkdir /tmp/x として #mount /dev/ada0p2 /mnt #mount /dev/ada1p2 /tmp/x #(cd /mnt;tar cf - [bc,e-v]*) |(cd /tmp/x;tar xvf -) としたところ、 tarの実行後に tar :Error Exit delayed from previous errors と表示されます。 コピー先のSSD128GBで、立ち上がるのですがXが起動するとメニューバーがど こかにいってしまって表示されません。 コピーの過程で何か情報が欠落している様です。 FreeBSD4.xの時代はこの方法で問題なかったのですが最近のFBSDでは問題がある 様です。 1)ちなみにtrim設定を外してコピーして見たところ結果は同じでした。 2)-に出さず、 # tar cf - /tmp/x/bm.tar [[bc,e-v]* の様にファイルに出力する場合はエラーになりません。 しかし、これを # (cd /tmp/x;tar xvf bm.tar) とすると同じエラーが出るので、書き込み時にエラーとなっている様です。 3)またdump、restoreの組み合わせも試したが別のエラーが出るので、tarの方 が可能性が高そうです。 皆さんは、SSDのFBSD10.xシステムディスクの複製はどのようにつくっておられ るのでしょうか? 余談、半年ほどまえ、ubuntu13.04のディスクコピーをHDDからSSDに作ったこと があります。 その時は、UUIDの問題があったので/bootのなかの1つのファイルと/etc/fstab だけ保存しておいて上記の方法で上書きして無事コ ピーでき問題なく動きました。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org
[FreeBSD-users-jp 95462] Re: SSDコピーでハマってます。(西村)
統計数理研究所の丸山です。 FreeBSD4.xの時代はこの方法で問題なかったのですが最近のFBSDでは問題がある 様です。 そうかなー? FreeBSD4.x の時代は /dev の下は MAKEDEVで作っていたはず (つまり devd を使っていなかったの)で、 /dev の下もコピーの必要があった はずです。 #(cd /mnt;tar cf - .) |(cd /tmp/x;tar xvf -) で良かったのかな?私は # dump 0f - /dev/ad0sx |(cd /tmp/x; restore rf -) 式だったので、tar の方は実験したことないですが。 Date: Tue, 24 Feb 2015 22:00:00 +0900 From: yoshihome ilov...@topaz.plala.or.jp 西村です FreeBSD10.1でサーバーを作ってSSDディスクのコピーでハマってます。 ご教示願えれば幸です。 例としてSSD256GBにFBSD10.1を入れてみました。swapはnoneです パーティションは特に切らなかったので、/が/dev/ada0p2です。ちなみにtrim設 定をしてあります。 これと同じものをSSD128GBで作るためにコピーしようとして、最小構成の FBSD10.1を入れ、やはりtrim設定を行い、起動出きるこ とを確認しました。 256GB及び128GBの2台をPCに取り付け、liveCDでコピーしようと言う目論 見です。 PCはGA-z87X-UH3Dです 具体的には FBSD10.1のインストールDVDでブートし、liveCDに入って #mkdir /tmp/x として #mount /dev/ada0p2 /mnt #mount /dev/ada1p2 /tmp/x #(cd /mnt;tar cf - [bc,e-v]*) |(cd /tmp/x;tar xvf -) としたところ、 tarの実行後に tar :Error Exit delayed from previous errors と表示されます。 コピー先のSSD128GBで、立ち上がるのですがXが起動するとメニューバーがど こかにいってしまって表示されません。 コピーの過程で何か情報が欠落している様です。 FreeBSD4.xの時代はこの方法で問題なかったのですが最近のFBSDでは問題がある 様です。 1)ちなみにtrim設定を外してコピーして見たところ結果は同じでした。 2)-に出さず、 # tar cf - /tmp/x/bm.tar [[bc,e-v]* の様にファイルに出力する場合はエラーになりません。 しかし、これを # (cd /tmp/x;tar xvf bm.tar) とすると同じエラーが出るので、書き込み時にエラーとなっている様です。 3)またdump、restoreの組み合わせも試したが別のエラーが出るので、tarの方 が可能性が高そうです。 皆さんは、SSDのFBSD10.xシステムディスクの複製はどのようにつくっておられ るのでしょうか? 余談、半年ほどまえ、ubuntu13.04のディスクコピーをHDDからSSDに作ったこと があります。 その時は、UUIDの問題があったので/bootのなかの1つのファイルと/etc/fstab だけ保存しておいて上記の方法で上書きして無事コ ピーでき問題なく動きました。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org
[FreeBSD-users-jp 95464] Re: SSDコピーでハマってます。(西村)
統計数理研究所の丸山です。 Date: Thu, 26 Feb 2015 11:51:46 +0900 From: Hiroo Ono (小野寛生) 10.xRでは /dev/なんちゃらは /dev に devfs をマウントして自動で生成されるので、元が10.1Rなこの例では /dev の下は空なはずです。 あ、そうか。私の 9.1で umount したルートパーティションに /dev/null が あったので、それで勘違いしてしまったようです。 devd が /dev をマウント するので、下に何があっても見えない(関係ない)はずですね。 でも devd が動き出す前にどれかのプロセスが /dev/null にアクセスし たらどうなる?いや、いくら何でもOS設計者はそんなヘマやっていないでしょ うね。(以上独り言) 私も dump restore (か cpio? うろ覚えです) でないと失われる属性があるよと教わりましたが、 そういえばいまどきの tar でそのあたり大丈夫なのか知りません。 やってみましたが、今時の tar は、その点かなり弱点が少なくなっているように思います。 FreeBSD 9.1 で # (cd /dev; tar cf - null)| (cd /tmp; tar xfp -) # ( cd /; tar cf - rescue)| (cd /tmp; tar xfp -) # (cd /usr; tar cf - lib)|(cd /tmp; tar xfp -) はすべて問題は起こりませんでした。つまり special file, hard link, schg flag、すべて忠実にコピーされました。 それでも私は dump + restore を勧めたいです。それは /dev の下の扱いがOS のバージョンによって異なっていて、 /dev の部分のコピーについて、OSバー ジョン毎の配慮が必要になるからです。 dump + restore は、SunOS4.1、 Solaris 2.6, SunOS5.8, 5.9 5.10、 FreeBSD 1.x 〜9.x まで、すべて同じよ うに使えます(linuxは使ったことないです)。25年間この方法を使っています。 tar がいかに進歩しても、この用途でdump + restore を越えることはないで しょう。同じになることはあっても。 西村さんが dump + restore でうまくいかなかった理由は restore の作業領 域不足が原因だろうと想像します。liveCDでFreeBSD(に限らずUNIX)を動かす と memory file system にルートパーティションを作るので、簡単にメモリ不 足と /tmp 不足が起こります。この事情はSunOS4.1 の時代にもあって、 restore では太古の昔から TMPDIR という環境変数で /tmp の代わりの場所を 指定できるようになっています。 dump 0f - /dev/ada0p2 |(cd /tmp/x; env TMPDIR=/xxx/yyy restore rf -) という感じ。でもドライブが二つしかなくて #mount /dev/ada0p2 /mnt #mount /dev/ada1p2 /tmp/x だと dump 0f - /dev/ada0p2 |(cd /tmp/x; env TMPDIR=/tmp/x restore rf -) も dump 0f - /dev/ada0p2 |(cd /tmp/x; env TMPDIR=/mnt restore rf -) も、いずれも恐過ぎてできませんね。ちょっと工夫が必要かな? 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org
[FreeBSD-users-jp 95409] Re: sendmail TLS handshake fail
丸山です。 Date: Thu, 08 Jan 2015 18:59:24 +0900 (JST) From: tk t...@sawada-co.tk 沢田です。 駄目だったようですね。私宛は届きましたが、freebsd-users-jp 経由のもの は来ていません。 http://lists.freebsd.org/pipermail/freebsd-users-jp/2015-January/000406.html 届いてますよ。 失礼。MLの設定で、私には重複して来なかったわけですね。 ご指摘有難う。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org
[FreeBSD-users-jp 95405] Re: bootonly CDで起動したときのfsck
迷える子羊 統計数理研究所の丸山ですが、これくらいなら私でもお役に立て るように思います。 何をおやりになりたいのか、ちょっと不思議に思うのですが、 A. 起動しなくなった FreeBSD を修復したい B. 起動しなくなった FreeBSD はさっぱり諦めて、新たにFreeBSDをインストールし直したい のどちらでしょうか?多分Aだと思うのですが、そうすると、、、 Date: Fri, 2 Jan 2015 09:24:38 +0900 From: Shevek Ansible shevek.ansi...@gmail.com FreeBSDが起動しなくなり、bootonly CD で立ち上げ、インストール設定後 commit すると、先に fsck してねと教えられます。 まず試すべきはそのFreeBSDを single user mode で起動することでしょう。 もしこれが成功するならば、 /etc/fstab の内容を確認して /sbin/fsck を使 うとか、もしバックアップが取ってあるなら、/sbin/restore を使ってファイ ルを復元する、というような作業手順に進めば良いでしょう。 single user mode の起動が成功しないのであれば、 bootonly CD で立ち上げ、 は理解できるのですが、何故「インストール設定」をするのでしょうか?これ が良くわかりません。AではなくてBを御希望ですか? 私は「bootonly CD」などと言うものは使ったことがないし、またbootonly CD も、FreeBSDのバージョンによって動作が違うと思いますので具体的な手順を ここに書くことはできないのですが、もしAが御希望であるなら、やるべきは 「インストール設定」ではなくてLive CD の起動か Emergency Holographic Shell の起動(バージョン8以前のFreeBSDならばFixit メニューから行なう)で しょう。そうすれば fsck でも boot0cfg でも restore でも、必要な道具は 使えると思います。(でも古いバージョンの Holographic Shell を使うのは骨 が折れた。 ls も cat も使えないのだから。) CD/DVDで起動して修復作業を行なう場合、私の経験では、修復したいFreeBSD (以下「ターゲットFreeBSD」と呼びましょう)と修復作業に使うFreeBSD(「作 業FreeBSD」と呼びましょう)のバージョンが一致している必要はないと思いま す。ただしターゲットFreeBSDが UFS2 であるとか、geom パーティションにイ ンストールされているとか、ZFS上にあるなどの事情があると、古いバージョ ンでは扱えないので、それなりのバージョンを作業FreeBSDとして使う必要が あります。従って、ターゲットFreeBSDのバージョンにかかわらず、そのマシ ンで起動が可能ななるべく新しいバージョンのFreeBSDを作業FreeBSDとして使 うのが良いと思います。 今私の手元には 9.1Release のDVDがあるので、これで起動してみますと、ちょっ と時間がかかりますが、コンソール画面に login prompt が出ます。ここで root にパスワード無しでログインできて、後は何でも好きなようにいじれま す。 PCBSD10.1 のインスールUSB(DVDでも多分同じ)を起動してみると、Xの画面上 にPCBSDの窓が現れます(USBだと速い)が、ここにある「ターミナル」のアイコ ン(Emergency Shell and Utilities)をクリックすると、xterm の窓の中に メニューが現れて、ここで shell を選ぶと root 権限の shell が xterm上で 使えて、後は何でもできます。 PCBSD9.1 或は PCBSD9.2 のUSB/DVDで起動し、インストール手順の中で expert modeを選ぶと 10.1と同様にroot 権限の shell が xterm上で使えま すが、これは判り難く繁雑で、勧められません。一つ間違えるとインストール が始まってしまうので、事故の元です。 ついでに8.3のインストールDVD も試してみると、Country Selectionのメニュー が出てきます。面倒なので United Statesを選ぶと、FreeBSDの伝統的なイ ンストーラー画面が出てきて、ここで Fixit - CDROM/DVD と進むと /mnt2 に8.3のフルシステムがマウントされて使えますが、パスが通常と違っている のと、/etc/passwdがなかったりするので、ちょっと注意しないと使えません。 9.1 以降ほど便利ではありませんね。 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org
[FreeBSD-users-jp 95401] Re: sendmail TLS handshake fail
谷口 様 統計数理研究所の丸山です。 その、TLS handshake failed で送れない「某ホスト」のOSは何でしょうか。 私が昨年2月にこの件をこのMLに書いた時点では、経験していた「送れない相 手」は二つで、その両方とも Debianらしいのですが、相手側管理者に詳しい 情報を教えて貰える状況ではありませんでした。仕方ないので、 /etc/mail/access に Try_TLS:NO を入れて運用しています。この運用では、TLS handshake failed で送れない 場合には、 /var/log/maillog に Jan 5 11:14:35 amogha sm-mta[53725]: ruleset=try_tls, arg1=mx4.hotmail.com, relay=mx4.hotmail.com, reject=550 5.7.1 ...@hotmail.co.jp... do not try TLS with mx4.hotmail.com [65.55.33.135] のような記録が残り、 TLS handshake 無しで再送してくれます(FreeBSD6.4付 属の sendmail)。何と hotmail にまで送れないということです。他にも結構 沢山送れないところがあるようです。FreeBSD10.1 は近いうちに試せると思い ますが、これは結構根深い問題かも知れませんね。 Date: Tue, 06 Jan 2015 16:01:21 +0900 (JST) From: Akihiko Taniguchi akih...@e-tokyo.prug.or.jp 谷口です From: maruy...@ism.ac.jp (丸山直昌) Subject: [FreeBSD-users-jp 95143] Re: sendmail TLS handshake fail Date: Thu, 13 Feb 2014 09:55:30 +0900 (JST) これなんですが、SSLがおかしいのは送信先の @freebsd.org のサーバーで丸 山さんのところのFreeBSDではないんではないでしょうか?? そうなんでしょうか?自分のマシンの証明書の設定はさぼっているものの、私 は特別のことをやってつもりはなく、ただデフォルトの sendmail.cf を Solaris 10 とFreeBSDで使っているので、最初は相手の方の設定を疑ったので すが、証明書の設定をさぼっている負い目と、 freebsd.org にまで拒否され たので、「証明書の設定はさぼった私の責任」思い直したところです。 最近、自宅 (FreeBSD 10.1-PRERELEASE) から某ホストへ TLS handshake failed で送れなくなっているのに気づいてつついてみたところ、TLS 1.2 を無効にする(↓)と送れました。 O ClientSSLOptions=+SSL_OP_NO_SSLv2 +SSL_OP_NO_SSLv3 +SSL_OP_NO_TLSv1_2 これで送れるって事は、うちの場合は証明書周りの設定サボっているのと は別の理由なんだろうなぁ、と思っている次第です。 -- Akihiko Taniguchi ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org
[FreeBSD-users-jp 95402] Re: sendmail TLS handshake fail
統計数理研究所の丸山です。 これです。mx1.freebsd.org も駄目。私のような「迷える子羊」に freebsd.org の御加護を! Jan 6 17:55:46 amogha sm-mta[71164]: ruleset=try_tls, arg1=mx1.freebsd.org, relay=mx1.freebsd.org, reject=550 5.7.1 freebsd-users-jp@freebsd.org... do not try TLS with mx1.freebsd.org [8.8.178.115] Received: from hub.freebsd.org (hub.freebsd.org [IPv6:2001:1900:2254:206c::16:88]) (using TLSv1.2 with cipher AECDH-AES256-SHA (256/256 bits)) (No client certificate requested) by mx2.freebsd.org (Postfix) with ESMTPS id 7F0472681; Tue, 6 Jan 2015 08:55:51 + (UTC) Received: from hub.freebsd.org (hub.freebsd.org [IPv6:2001:1900:2254:206c::16:88]) by hub.freebsd.org (Postfix) with ESMTP id 7BD884EA; Tue, 6 Jan 2015 08:55:51 + (UTC) Delivered-To: freebsd-users-jp@freebsd.org Received: from mx1.freebsd.org (mx1.freebsd.org [8.8.178.115]) (using TLSv1.2 with cipher AECDH-AES256-SHA (256/256 bits)) (No client certificate requested) by hub.freebsd.org (Postfix) with ESMTPS id 600F549F for freebsd-users-jp@freebsd.org; Tue, 6 Jan 2015 08:55:47 + (UTC) Received: from amogha.ism.ac.jp (amogha.ism.ac.jp [133.58.120.10]) by mx1.freebsd.org (Postfix) with ESMTP id DAE892E63 for freebsd-users-jp@freebsd.org; Tue, 6 Jan 2015 08:55:46 + (UTC) Received: from paksa.ism.ac.jp (amogha-b.ism.ac.jp [133.58.15.1]) by amogha.ism.ac.jp (8.14.3/8.14.3) with ESMTP id t068svst071145; Tue, 6 Jan 2015 17:54:57 +0900 (JST) (envelope-from maruy...@paksa.ism.ac.jp) Received: (from maruyama@localhost) by paksa.ism.ac.jp (8.13.6/Maru1.2/Submit-local) id t068svhQ061100; Tue, 6 Jan 2015 17:54:57 +0900 (JST) (envelope-from maruyama) Date: Tue, 6 Jan 2015 17:54:57 +0900 (JST) Message-Id: 201501060854.t068svhq061...@paksa.ism.ac.jp To: akih...@e-tokyo.prug.or.jp In-reply-to: 20150106.160121.1010941820733515327.akih...@e-tokyo.prug.or.jp (message from Akihiko Taniguchi on Tue, 06 Jan 2015 16:01:21 +0900 (JST)) Date: Tue, 6 Jan 2015 17:54:57 +0900 (JST) From: maruy...@ism.ac.jp (丸山直昌) Cc: freebsd-users-jp@freebsd.org 谷口 様 統計数理研究所の丸山です。 その、TLS handshake failed で送れない「某ホスト」のOSは何でしょうか。 私が昨年2月にこの件をこのMLに書いた時点では、経験していた「送れない相 手」は二つで、その両方とも Debianらしいのですが、相手側管理者に詳しい 情報を教えて貰える状況ではありませんでした。仕方ないので、 /etc/mail/access に Try_TLS:NO を入れて運用しています。この運用では、TLS handshake failed で送れない 場合には、 /var/log/maillog に Jan 5 11:14:35 amogha sm-mta[53725]: ruleset=try_tls, arg1=mx4.hotmail.com, relay=mx4.hotmail.com, reject=550 5.7.1 ...@hotmail.co.jp... do not try TLS with mx4.hotmail.com [65.55.33.135] のような記録が残り、 TLS handshake 無しで再送してくれます(FreeBSD6.4付 属の sendmail)。何と hotmail にまで送れないということです。他にも結構 沢山送れないところがあるようです。FreeBSD10.1 は近いうちに試せると思い ますが、これは結構根深い問題かも知れませんね。 Date: Tue, 06 Jan 2015 16:01:21 +0900 (JST) From: Akihiko Taniguchi akih...@e-tokyo.prug.or.jp 谷口です From: maruy...@ism.ac.jp (丸山直昌) Subject: [FreeBSD-users-jp 95143] Re: sendmail TLS handshake fail Date: Thu, 13 Feb 2014 09:55:30 +0900 (JST) これなんですが、SSLがおかしいのは送信先の @freebsd.org のサーバーで丸 山さんのところのFreeBSDではないんではないでしょうか?? そうなんでしょうか?自分のマシンの証明書の設定はさぼっているものの、私 は特別のことをやってつもりはなく、ただデフォルトの sendmail.cf を Solaris 10 とFreeBSDで使っているので、最初は相手の方の設定を疑ったので すが、証明書の設定をさぼっている負い目と、 freebsd.org にまで拒否され たので、「証明書の設定はさぼった私の責任」思い直したところです。 最近、自宅 (FreeBSD 10.1-PRERELEASE) から某ホストへ TLS handshake failed で送れなくなっているのに気づいてつついてみたところ、TLS 1.2 を無効にする(↓)と送れました。 O ClientSSLOptions=+SSL_OP_NO_SSLv2 +SSL_OP_NO_SSLv3 +SSL_OP_NO_TLSv1_2 これで送れるって事は、うちの場合は証明書周りの設定サボっているのと は別の理由なんだろうなぁ、と思っている次第です。 -- Akihiko Taniguchi ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org 丸山直昌@統計数理研究所 ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org ___ freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp To unsubscribe, send any mail to freebsd-users-jp-unsubscr...@freebsd.org