柏崎です。 引用が長くなってきていますので、ざっくり削除させていただきます。
■ OSM本体の構成 まず、OMS本体の構成に関しては http://wiki.openstreetmap.org/wiki/Develop がある程度の参考になると思います。 が、結構雑な構成図なので、不明点も多く、ここら辺は 本体と直接やりとりして明らかにしていきたいなと思って います。 ■ ミラーリングの意義 OSMは現在190万人ものmapperの活動によって支えられて おります。 一般論になってしまって申し訳ないのですが、このような システムにおいては、編集の流量に比べて、参照の流量が 圧倒的に多量になります。 ミラーリングをしないと参照問い合わせの処理を全て本体 で引き受けることになりトラフィック上問題が出てきます。 そういった意味からしますと、各国でのミラーリングには 負荷分散の意味が強いと思います。 もちろん、ツールのローカライゼーションやmapperのactivity 向上も大きな目的の一つとなります。 ただし、planetをミラーすることの意義に関しては現時点 で、わたしも理解が行き届いておりません。 仮に、JOSM-jpの反映先が、planet-jpに対するものだとすると どのように世界全体でコンカチネーションするのか?という 疑問は持っています。 が、これも本体や、jp運営に尽力されてきた方々からヒアリングし 理解を深めようと思っております。 ■ Localization わたしの中でローカライゼーション(特に地図)は大きく3つの Localizationからなっているという考えを持っております。 ・LanguageLocalization ・TrafficSystemLocalization ・CostLocalization 3番目は今はあまり関係なさそうですが。 タイルサーバのローカライズなどは2番目に含まれるかと思いますし 各国の交通ルール(規制)には相当のゆらぎがあります。 OSMとして、それをどのように吸収していくのかについても 本体やjpのみなさんと知恵を出し合い進めていきたいなと思って おります。 ■ 車椅子向けの話 とても面白く読ませてもらいました。 現在利用できる地図データといえばZenrin,Teleatlas,Naviteqが 有償提供しているものが大半ということになりますが、それらは それぞれの企業の、方針・計画に則り、整備・更新が行われて います。 その点で、wiki的性質を持ったOSMは、(それにはMapperの多大な 努力が必要ではありますが)需要の小さな属性付けやリンク定義が 行えるのが、最大の魅力と思っております。 ただ、このあたりのところに踏み込んできますと、OSM本体に対して データ定義に関する提言をしていく必要があると思いますので そういう活動を是非jpとしてやっていきたいですね。 ちなみに、現時点のOSMのデータ定義は http://wiki.openstreetmap.org/wiki/Map_Features を見るとわかると思います。(きっと釈迦に説法ですね) ■ ということで 私がサーバ運用の名乗りを上げているのは、(まだ完全に準備が 整ってはおりませんが)、極論をすれば私の時間の100%をこのような 活動に向けることができます。それはjpに限らず、OSMの活性化 そして最終的には、出口(アプリケーション)の向上に繋がるのでは と思い、運営者を探している動きをBlog上で拝見したので、手を あげた次第です。 わたしは、知識のある人であれば誰もがナビを作れるシステムを構築 したいと思っています。現状では、知識があっても、地図データを 購入する資金がないと実現できません。 つまり、パイの大きいところに向けた出口しか実現されません。 そこには車椅子も当分含まれないでしょうし、わたしのテーマの 1つであるCUD(Color Universal Design)を実現したナビという のも含まれないと思っています。 地球はみんなのもの。その上に引かれた道路もみんなのもの。 いつかそれらのデータが公共財となることを願って止みません。 _________________________________________________________________ 今年こそ節約しよう!まずはネット代から。 http://campaign.live.jp/eaccess/Top/ _______________________________________________ Talk-ja mailing list Talk-ja@openstreetmap.org http://lists.openstreetmap.org/listinfo/talk-ja