大和田さんへ

(2012年12月26日 01:10), 大和田 健一 wrote:
> LODチャンレンジに OSM もデータを提供しています。
> http://lod.sfc.keio.ac.jp/challenge2012/resource_usage.html#osmfj
>
> 「Databases and data access APIs」を読んで始めてね。
> http://wiki.openstreetmap.org/wiki/Databases_and_data_access_APIs
>
> となっていますが。
> 素人には手が出ないですね。(^^;


LODチャレンジで、OSMのデータを活用すると考える場合、

1)APIでデータを検索条件などを示しながら(元データを)取得する。
2)OpenDataの特性を生かし、RDBMSや、NoSQLデータベースに格納し、分析する。

のふたとおりあるとおもいます。
本ページのAPIやソフトウエアの紹介は、(1)(2)の双方について記述されています

(1)では、XAPIを使うのがよいとおもうのですが、Botが情報を集めていくような
用途に有効です。テーマを持って、地理データをクロールして、新しい価値を集めてください。

たとえば、世界の寺院等の位置を抽出して、アート作品を構成するとか。

(2)では、よりディープなデータ分析ができますので、Business Intelligenceと
呼ばれるような技術分野の活用が期待されます。
 他のOpen Dataと組み合わせての検索や価値創出を行なって欲しいという事になります。

(2)で、オーソドックスな方法は、OSMのPlanet情報を PostGISにロードし(高性能PCで70−100時間くらいかかるかと)
SQLで処理するアプリケーションを書いて見るかんじですね。
最近風であれば、MongoDBやCouchDBに格納して、スケールアウト型で処理したり、
Hadoopで処理したりしても素晴らしいかもしれません。


>
> せっかくデータを提供しているので、何か作ってみたいと思っています。
> 誰か「サルでもわかる勉強会」とか開催してくれないかな。

OSMのデータをLOD的に活用するとなると、サルでもわかるとは行かないような。
主題図の背景地図につかうだけでは、LOD的ではないので面白くないですね。

> 追伸
> 「横浜市芸術文化振興財団」もデータを提供しています。
> こちらの勉強会は明日12月26日にやります。
> http://atnd.org/events/35256
たとえば、「横浜市芸術文化振興財団」 の場所情報と、OSMのデータを結合して、
「横浜市芸術文化振興財団」の場所情報ではわからない 、その場所の半径500m以内の
駐車場の数や収容台数を分析してみる、みたいなのが、LOD的ですね。
イベントの人数と駐車場問題の関係とか、なにかわかるかもね。

OSMでは、parkingのタグで、有料・無償、収容台数などのタグがあり、
分析できるかもしれません。

これをやるには、XAPIで、タグを検索することで、必要な情報のみ
抽出できるでしょう。
http://wiki.openstreetmap.org/wiki/JA:Xapi

こんな感じでしょうか?

ミウラ

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