お世話になります。竹内と申します。
もう既知の話題かと思うのですがこの1週間ほど永久無料の仮想サーバーでFreeBSDを動かすことにハマっていました。
ハマったというのは楽しくて夢中になったのと分からないことが次々と出てきてとツボにハマったの両方です。w

1.Google Cloud

2CPU 1GBメモリ 30GBストレージの仮想サーバー1台を永久無料で使えます。
マーケットプレイスにFreeBSDのイメージが用意されているのでそれを使うことで簡単にFreeBSD仮想サーバーを構築できます。
ただ下り、サーバーから出るトラフィックが月1GBまでが無料でそれ以上は課金されます。
また中国とオーストラリアへの下りトラフィックは無料の範囲外とも書いてあり不安要素です。
トラフィック1GBではホームページ、ブログなどを運用するのは心もとないです。
個人的に今トライしているのはBitwardenと言うパスワード管理ソフトの互換簡易版、Vaultwardenを動かして運用することです。現在銅座に問題は無いようです。
しばらく使って下り1GBに収まるならそのまま本格運用しようと思っています。

2.Oracle Cloud

こちらは最大4CPU 24GBメモリ 200GBストレージのarm版
FreeBSDが使えるようなのですが何度試しても私の大阪リージョンでは空きがないとかで作成できません。ぐぐるとアメリカリージョンでは空きがあるとか、自動で定期的に作成するプログラムをずっと走らせるとか見つかりましたが、いずれにせよこの1週間のチャレンジの間では私はarm版の仮想サーバーを作ることは出来ませんでした。
さて、arm版とは別にamd64マシンを最大2台まで無料で作れます。こちらは空いているようです。
スペックは一般的な表現で言うと2CPU
1GBメモリマシンで、ストレージは両方合計で200GBまで作れます。各100GBにしても良いし、50GB+150GBにしても良いですし、1台にして200GBにしても良いです。さくらやConoha、GMO
などのVPSで月800円位で提供されているものが2台永久無料というOracleのふとっぱらにただ感謝です。
さてこちらではFreeBSDのイメージが用意されていないようなので
https://download.freebsd.org/releases/VM-IMAGES/13.2-RELEASE/amd64/Latest/
あたりからqcow2かvmdkのイメージか
Vmware workstation で作成した自分好みの構成FreeBSD
vmdkイメージを(私はこちらにしました)アップロードしてFreeBSD仮想サーバーを作成することになります。
こちらはトラフィックについての制限は無いようなので安心して使えそうです。
現在私はさくらのVPS(その前はアメリカのVultr)を利用しており年払いの期限切れが9月に迫っています。
これまでの印象では十分にその代替になりそうです。
最初にハマったと書きましたがドツボにハマった大部分はOracle
Cloudでして、Linuxでは簡単にできるコンソール接続がFreeBSDではどうすれば良いか分からず、IPv6接続が思うように出来ず、メールを発信する手段が用意されているのですが(少なくとも私にとって)複雑怪奇であまり利便性が良くないのでSendgridと言うメール配信システム(月12000通まで無料)と連携させたりなどなどかなり楽しませて頂きました。
まだまだ分からないことが多数あるのですがとりあえず Webサーバー、メールサーバー、その他利用の一つの目処が立ったかな?というところです。

恐らく既に使われている方がいらっしゃると思うので無料仮想サーバーでFreeBSDを動かす注意点、Tips、アドバイスなどございましたらご教示いただけると幸いです。
長々と失礼しました。

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