OLTは、XLIFFで持っている。なので、オリジナルと 翻訳のペアを対応づけて保存 できる。その代わ り、XLIFFのフィルタで事前に変換する必要がある。

XLIFFそのままもらっちゃう場合もあります。

他のツールで作ったXLIFFファイルは、もってこれ ないかもしれない。

それは、今のOLTの課題ですが、OLTフィルターを使え ば作業ができます。

OmegaTは、XLIFFのような中間ファイルは持たず、作 業用の翻訳メモリデータを TMXで持っている。なの で、特定のセグメントを一カ所直すと、同じ内容 の他の セグメントも翻訳語に置き換わる。その翻 訳メモリデータを使って、オリジナル ファイルを 変換して、翻訳済みファイルを作る。

OLTは.xlzファイルを使うというのは原稿ファイルを 2つに分けてskeleton(構造)と内容です。内容を編 集していって、最終的にはもとのskeletonに新しい内 容を入れ替える作業によって元原稿の構造にそった 目的言語ファイルが作られます。

OmegaTの場合はskeletonはファイル化されません(だから OLTのフィルターを使って変換みたいな作業はない) ファイルの構造はすべて記憶化されて、最終的には OLTとほぼ同じプロセスによって目的言語ファイルが 作られます。

OLTのように、オリジナルと翻 訳のペアを対応付け て持たない。

ちょっと違うんかなぁ〜。XLIFFは編集対象ファイル なので2カ国語ファイルであります。
XLIFFは翻訳メモりそのもの規格です。
TMXは翻訳メモリ交換(TranslationMemoryeXchangeのTMX)規 格なのでXLIFFとほぼ同じ内容ですし、XLIFFは2カ国 語に限っていますがTMXはその制限はありません。
(あらっ、今、地震があった…)
基本的にはXLIFF形式はPOが使う概念からできたもの だと考えればいいと思います。POには規格がないが 今までの使用によって使い方はかなり明確になって きたのでPO<->XLIFF変換はある程度可能となっていま す。

*.POなどには対応していない。

残念ですが。いいPOエディターはいっぱいあるので XLIFFの方に力を入れるつもりです。

現状の翻訳業界では、Word+Tradosが広く普及してい ると聞いていますが、それ が単にOOo+Tradosに移行 するのではなく、さらにOOo+OmegaT(あるいはOLT)に移 行したら良いなと思うんです

OOo/MSの互換性の問題は多少残りますますが99% の場合はOOoへ変換してOmegaTで翻訳して逆変換で完璧 なMSファイルができます。

Tradosの翻訳プロセスはまた違うものなので(どちか というとXLIFFっぽいファイルを編集していくという 話を聞いてますが…)

ですからMSファイルの場合はとりあえず(OOoを使っ て)OpenDocumentへの変換は必要。
そこから:
OLTフィルターからさらに変換+OLTで翻訳か
そのままでOmegaTで翻訳

(もちろん、Tradosはすごいツールで、今すぐそん なことはできないとは思いますが)。
それは平野さんのためのコメントですか ;)

翻訳者の皆さんに、OmegaTやOLTを通じて、OOoやOSSに 興味を持って欲しい。 ドキュメントを翻訳したり、ツールのローカライ ズを手伝う人が増えたら、もっといい。そういう 人のつながりが、今度はOmegaTやOLTの機能アップに つながるんじゃないかと思うんです。

そうそう!!!

といっても私に出来ることは、あまりないので、 平野さんやエラリーさんといったプロの方を活躍 を期待しています。

あるある:OmegaTの日本語化!!!(忘れてないよ!  ;)

ではでは、(OmegaTRC6での)仕事に戻らなきゃ!

エラリー

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