2.0.x へ向けて、数週間で方針を決めましょう。 できれば、OOoCon2005が開催される9月下旬までに。
「両端揃え」については、各言語版毎に選べるようにしたいところですね。 例えば、米国の学校でのレポートは、左寄せで右側はばらばらのままを 求められますし、そのくせ、英字新聞では両端揃えになってますし。一方、 日本語版では、デフォルトで両端揃えにしたいということであれば、全言語 一律にとはいかないと思います。 # というか、そもそも用途に合わせたテンプレートファイルを使うのが # お作法なのかもしれません。 「ぶら下がり」については、韓国語・中国語・日本語が関係してきます。 行頭禁則文字や行末禁則文字との兼ね合いもあります。それよりも前に、 読点・句読点と、行頭禁則文字とは分けて考えなければいけないような気もしますが、 現状のOOoでは、一緒になってしまっています。とはいうものの、 OOoの用途として良く使われると思われるビジネス文書では、ぶら下がる 必要はなさそうですしね。 OOo は、標準テンプレートファイルを各アプリごとに1つずつ指定することが できます。例えば、用紙の余白や段落の標準スタイルなどを設定したWriterや、 表が1つだけ(標準では3つ)のCalcなどを作れます。 まず、雛型にしたい内容のドキュメントを作成し、それをファイル>名前を付けて保存 でテンプレートとして保存しておきます。 続いて、ファイル>ドキュメントテンプレート>管理 で、左側の「標準」 または「自分のテンプレート」を右クリックして「テンプレートのインポート」 を行って、先ほどのテンプレートをインポートし、さらにインポートされた ドキュメントを右クリックして「標準テンプレートとして設定」します。 詳しくは、そこの画面の「ヘルプ」ボタンを押すと表示されます。 > 職場で、25台ほどセットアップをしましたが、デフォルトを変えているのは数台 > です。でも、2.0(又は2.0.1)がでたら、職場のPC(約70台)全てにセットアップを > しようと思っていますが、その際はテンプレートも、と思っています。 > が、1台たった数分でも・・・・。 数十台にわたって設定する場合には、1.1.x 系では、次のテクニックで可能です。 UNIX系の場合、上記の方法で設定した内容が個人の user/registry/data/org/openoffice/Setup.xcu 内部に記録されます。その内容をよ〜く見てみてください。 そして、その設定内容を全ユーザーに影響を与える /opt/openoffice.orgxxxx/share/registry/data/org/openoffice/Setup.xcu へ書き写すのです。こんな内容があります。 <node oor:name="com.sun.star.text.TextDocument" oor:op="replace"> ...(中略)... <prop oor:name="ooSetupFactoryShortName" oor:type="xs:string"> <value>swriter</value> </prop> <prop oor:name="ooSetupFactoryTemplateFile" oor:type="xs:string"> <value/> </prop> ...(中略)... </node> 上記の ooSetupFactoryTemplateFile について、例えば以下のように設定すれば、 <prop oor:name="ooSetupFactoryTemplateFile" oor:type="xs:string"> <value>file:///xxx/yyy/My_Writer_Template.stw</value> </prop> この OOo を使う全ての人は、自分で明示的に標準テンプレートを指定しない限り、 上記で設定した標準テンプレートファイルを使うようになります。 2.0 系では、Setup.xcu 内の書き方が変更されているようですので、少し戦って みてくださいな。 参考資料 http://util.openoffice.org/common/configuration/oor-document-format.html http://api.openoffice.org/docs/DevelopersGuide/Config/Config.htm StarSuite 8 では、Configration Manager というツールで比較的簡単に設定できるように なるようなのですが、、、 余談ですが、そろそろ PC を使うのは止めてみたらどうでしょうか。 「シンクライアント」という新しい発想が今年あたりから流行り始めています。 機器の価格も安いですし、なによりも、保守が簡単です。端末に設定してまわる という必要は皆無になりますから。。。 http://www.google.com/search?q=%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88 例えば、 PC端末 20万円 x 70台 = 1400万円 シンクライアント端末 5万円 x 70台 + サーバー 300万円 = 610万円 PC端末 70 台 x 5分 = 約 6時間 サーバー 数台 x 10分 = 数十分 # 各社こぞって出してきていますけど、、、パソコンに細工してシンクライアントと # 呼んでいるのは、避けたほうがよいかも。だって、所詮パソコンだもん。 Tora --------------------------------------------------------------------- To unsubscribe, e-mail: [EMAIL PROTECTED] For additional commands, e-mail: [EMAIL PROTECTED]