中本です。

On Fri, 24 Mar 2006 04:49:33 +0900
Yutaka Kachi <[EMAIL PROTECTED]> wrote:

> 
> 長期的に安心して活動を続けられるよう、サポート体制を整えることも
> とても重要だと思います。しかしながら、それは一段と話が大きくなります。
> 集める額も違いますし、長期的に安定してコミットしてもらう必要がある。
> それを実現するために、さらに積極的に行動する必要があります。ですが、そ
> のための時間を確保するのが大変で、何も始まらないということになっている
> と思います。
> 
> 結局のところ、長期の活動というのは、短期の活動の連続でしかないと思うの
> です。いま定職に就いている人も、10年後に同じ会社にいるかどうか、同じ会
> 社があるかどうか不確かな時代ですし。
> 
> だから、長期的な安定した体制を作るということは、これから先、短期的にど
> うやってスポンサーを集めてくるのか、ということを地道にやることになるの
> だと思います。

確かに、まずは短期的なところからはじめるべきなのかもしれない...そんな気
がしてきました。

> Hirano Kazunari wrote:
> > Yutaka Kachi wrote:
> > 
> >> どなたか、2〜3ヶ月でいいので可知を雇いませんか(^o^
> >> そしたら、FAQの整備とIssueへのフィードバック体制は作り上げましょ
> >> う。
> > 
> > 2〜3ヶ月でできるか?
> > FAQの整備と、Issueへのフィードバック体制の両方やっちゃうの、2〜3ヶ月
> > で? 可知さん1人でやるの?
> > 
> > 「FAQの整備」というのはなんとなくわかるような気がしますが、「Issueへ
> > のフィードバック体制」ってどんなものですか?
> > .
> > khirano
> 
> 大口叩いてスミマセン。
> じつは、六ヶ月かも(^^
> 
> 
> すでに、FAQの整備は動き出しているので、それを継続してやって、
> 世の中に分散しているQ&Aを集約したいところです。
> フルタイムで一ヶ月もやれば、けっこうな量になるでしょう。

これに関しては同意です。
あとは、OKWebや教えて!gooみたいに勝手に育ってくれるのを待つしかないので
しょうか。

ふと思ったのですが、実は、今のFAQに答える人が少ないというのはユーザーの
数が少ないということを反映しているだけかもしれません。そうだとすると、
ユーザーの拡大というのも一つの課題になるかもしれません。
コミュニティorボランティアベースで継続していくためには、ユーザーの存在は
欠かせませんから。

> 残りの「Issueへのフィードバック体制」に二ヶ月(あるいは5ヶ月)
> 
> FAQの中には、けっこう不具合情報も埋もれています。
> 気づいているけど、Issueしていないバグは結構あります。
> 
> 
> Issueへのフィードバック体制として、私が必要だと思っているのは、主に2
> つ。
> 
>   日本語で不具合情報を集める人・場所 -> 英語で登録する人たち
> 
> 前者は、FAQ Wikiを流用する形で検討しています。
> 後者は、英語はできる人が存在しているんだけど、不具合情報が点在している
> せいで手が付けられないというのが現状だと思います。また、やってみたいけ
> どあまり英語が得意じゃない人も結構いて、そう言う人は練習すれば、OOoの
> レポートだけは書けるようになる、なんてことを期待しています。というか自
> 分のことですが。

そうですね。これらは日本ユーザーの意見を反映させるために最低限必要な体制
ですね。短期的な作業でできるのであれば、まずはこういった体制作りをするの
がよいと思います。

そういえば、前にあった影舞はそれなりにうまくいっていたような気がしていた
のだけれど、あれはどうなったのでしょうか?

> それから、補助的に二つ
> 
> ・バグレポートする人を訓練する場所
> ・練習のためのドキュメント
> 

確か、IssueTrackerの使い方みたいなのを翻訳して...昔どっかにおいたのだけ
れども忘れてしまった ^^

とりあえず、Issue関連のドキュメントは
http://qa.openoffice.org/issue_handling/index.html
http://qa.openoffice.org/issue_handling/project_issues.html
http://qa.openoffice.org/issue_handling/bug_writing_guidelines.html
にあるので全てじゃないでしょうか。これは大した量ではないので、すぐにでき
るかと思います。
# 週末にでもちゃちゃっと...って別の仕事があった。協力してくれる人がいる
# と助かります。

それから、今の開発の実態(バグ修正までのワークフローなど)を私はよく知りま
せんが、そういうことはTora さんとか中田さんがアドバイスしてくれるのでは
ないでしょうか。

特に、OOoに何らかの機能を追加するには次のメジャーバージョンアップの時ま
でに機能を追加しなければいけませんが、そのためには
 * 機能追加のためのコードフリーズはいつなのか
 * これに間に合わせるために
   - RFEの作成 ( =issue登録 )
   - 仕様の作成
   - オンラインマニュアルの作成
   - コーディング
と、いろいろやらなければいけません。正直私もこのあたり実際にどうしたらよ
いのか分からないのですが、Issue発行だけではなくこういった作業を行わなけ
ればいけません。

細かなバグ、直すことが必然であるようなバグというのはさっさと
IssueTrackerに投稿して修正してもらえればよいのですが、その他のバグ/機能
追加要望には、それを直すor新しく機能追加する必要性を日本のユーザだけでな
く世界のユーザ&開発者を説得しなければいけないでしょう。
# 多分、これが一番の壁。

そもそも、2.0の開発みたいに、1年半分の新機能やバグ情報を集めてババーンと
メジャーバージョンアップをするのではなくて、小出しに新機能を追加していく
のかも、という話を昨日Toraさんに聞きましたけど、今後どうなるのかはよく知
りません。

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 中本 崇志 ( Takashi Nakamoto )
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