Good なご質問、ありがとうございます。

そもそも論として、IPA は、オープンソースの発展、しいては、社会基盤の整備
のために、OpenOffice.org も含めて、今回のような事業を複数展開しています。

IPA は、私的な権利を主張して利益を得るために、このような事業を行っている
わけではありません。

上述のような方向性に沿って、ライセンス関係については、ご指摘のように、
本調査事業が無意味とならないよう、検討しているところです。

今回の事業は、要望の「調査」です。みなさんからの要望について優先順位付けし、
仕様を検討し、ドイツの開発側へ日本語圏からの要望として説明します。その中で
開発側と合意がとれた要望については、実装へ向けて仕様書も作成します。

基本的に、今回の調査事業においてIPAにライセンス上の権利が発生する納品物
(すなわち要望の調査結果)を OpenOffice.org コミュニティが参考にすることは
問題にはならないと考えています。

詳しくは、IPA とグッデイが契約し次第、すみやかに、「かもめ調査隊2006」の
webサイトに記載する予定です。
http://ooo-research.good-day.net/

Tora (株式会社グッデイの社員として)


shu minari wrote:
> JA-NLの巳鳴です。
> 
> 本調査に協力した場合の知的財産権関連や
> この調査した結果の権利等はどうなるのでしょうか?
> 
> OpenOffice.orgとして取り込める形態なのでしょうか?
> 
> もし、OpenOffice.orgが使用できなければ、
> 調査に参加すること自体が無意味になりかねませんので
> 参加する上で大変重要なことだと思いますので
> 教えていただければと思います。
> 
> 以上です。よろしくお願い致します。

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