皆様

小林です。

ご承知の通り、MSがOffice 2007SP2で、ODF1.1をサポートする具体的実装がアナウンスされました。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20081217/321553/

Office14でWebサービスを予定しているMSのODFサポートの今後について、Marketingプロジェクトで、活発なディスカッションが続いています。

私は、Marketingプロジェクトとしての今後の議論のポイントは、OpenOffice.orgが、Webサービスにどのように対応していくのかに、かかっていると考えます。

実際、Webサービスに対応するかどうかについて、コミュニティがやると決めるかどうかにかかっているとの意見もありましたが、その意思はサンのビジネススコープにどのように対応するかにも大きく依存しており、まだまだ今後のロードマップは議論が必要です。
ただ、直近のOffice 
2007SP2ではODF1.1の仕様で不完全な実装があること、OpenOffice.orgではODF1.2の仕様の実装に進んでいることから、同じODF形式のファイルなのに開くと不完全であったり、XMLパーサーエラーが起きたりする状況が想定されます。

このあたりは、Marketingプロジェクトのcharles-h.schulzさんの解説がわかりやいです。

http://standardsandfreedom.net/index.php/2008/12/17/some-thoughts-on-the-microsofts-implementation-of-odf/

彼の記事の最後は「これからの道:
OpenOffice.orgを、ODFを選んでください、そしてまず最初にユーザの立場でオープンスタンダードの部分的サポートを提供するいくつかのオフィススイートを選択を判断してください。」と冷静に見解を述べています。

私は、ユーザーの混乱から悪い評価が、風評として流れないよう、正確なコミュニティ見解のプレスをうつといった、マーケティングアプローチが必要な時期に来ていると思います。

皆様は、マーケティングの観点から、ODFをベースとするOpenOffice.org及び日本語プロジェクトの今後の持続的発展へのアプローチについて、どのようにお考えでしょうか。

では、また。

Thanks,
Katsuya

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