Re: [OSM-ja] 点字ブロックの区分についての質問です。
新家です。 石野様ご意見ありがとうございます。 > 私の意見では、これら三種に加えて、 > ・摩耗した点字ブロック > ・JIS規格に準拠しない点字ブロック > など、実際に点字ブロックを必要とされている方にとって危険が生じやすい場所もわかるようにするといいのかな、と思います。 これらの情報を点字ブロックを必用とされる方に伝えるようにするためにスクリーンリーダーを利用を考慮した仕様にする必要があります。 地図情報のスクリーンリーダーに対応の試みをオープンストリートマップで実現できるかどうか重要なテーマとなります。 まず基本となる三種類の点字ブロックの区分について以下の案を考えました。 点字ブロックの国内、国際規格の現状は以下の通り。 日本国内はJIS T9251-2001の規格で警告ブロック(点状突起)、誘導ブロック(線状突起)の2種類と最近追加された内方線付点状ブロック。 国際規格はISO 23599:2012を参考にした文献でAttention patterns(警告ブロック相当)、Guiding patterns(誘導ブロック相当)の2種類があります。 それらを元に下記のタイプ案を考えてみました。 (案) 1.tactile_paving:type=Attentionは警告ブロック。 2.tactile_paving:type=Guidingは誘導ブロック。 3.tactile_paving:type=[Attention,Guiding]は内向線付点状ブロック。 4.type指定がない場合はノードが警告ブロック、ウェイが誘導ブロックとして扱う。 これら4つのパターンに加え摩耗や規格外の項目をどう加えるかさらに検討してみます。 ___ Talk-ja mailing list Talk-ja@openstreetmap.org https://lists.openstreetmap.org/listinfo/talk-ja
Re: [OSM-ja] 点字ブロックの区分についての質問です。
石野です。岡山県在住で、点字ブロックが岡山発祥なのも知っていますが、この分野は全くの素人です。 2019年11月17日(日) 19:51 Masataka Shinke : > > 広島県内で見かける点字ブロックの種類としては、誘導ブロック、警告ブロックのほかに鉄道や路面電車のホームで最近見かける用になった警告ブロックの一辺にラインを配した3種類になります。 > 私の意見では、これら三種に加えて、 ・摩耗した点字ブロック ・JIS規格に準拠しない点字ブロック (このようなものがあることは、2011年3月8日付読売新聞の記事が転載されたブログ記事 https://blog.goo.ne.jp/goemon-1555/e/8198710f0d3ed239ce08e7b99ca754ca で初めて知りました。) など、実際に点字ブロックを必要とされている方にとって危険が生じやすい場所もわかるようにするといいのかな、と思います。 石野 貴之(yumean1119) yumean1...@gmail.com > ___ Talk-ja mailing list Talk-ja@openstreetmap.org https://lists.openstreetmap.org/listinfo/talk-ja
Re: [OSM-ja] 点字ブロックの区分についての質問です。
新家です。 2016年8月からかなり経過していますが、 点字ブロックのマッピングを進めて次のステップの活用の場面で警告ブロックをノードとして扱いうことに限界を感じ初めています。 そこで再び点字ブロックの区分の提案にむけて現状を調べ始めています。 広島県内で見かける点字ブロックの種類としては、誘導ブロック、警告ブロックのほかに鉄道や路面電車のホームで最近見かける用になった警告ブロックの一辺にラインを配した3種類になります。 そこで以前muramotoさんからwikiページでの提案のアバイスをいただいた(tactile_paving:type=*)としてまとめてみようと思っています。 点字ブロックの発祥は岡山でそこから世界に広がったものです、そういった意味で日本発の提案として先ずはMLのみなさんのご意見をいただきたく。 ___ Talk-ja mailing list Talk-ja@openstreetmap.org https://lists.openstreetmap.org/listinfo/talk-ja
Re: [OSM-ja] 点字ブロックの区分についての質問です。
東様、muramoto様お返事ありがとうございます。 新家です。 この活動をはじめたのが、2014年11月からでした。 その当時OSMの広島県内の歩道タグの全長930kmくらいに対して点字ブロックのタグ付けされたものが30kmで未整備の状態で、 現在もその状況はあまり変わっていませんが、これから整備するにあたり、将来的に利用される仕様で整備を進めればと考えています。 歩道を利用は、徒歩、車椅子、点字ブロック利用者、自転車(歩道幅が3m以上の場合)など利用者など利用形態は様々。 またGPS以外にビーコンなどを使った位置情報のマッピングなど課題はたくさんあると思います。 近年は自動走行の研究や、VRの支援技術への応用など、点字ブロックが仮想化など、将来的な動向も視野に入れた検討も必要ではないかと思います。 もちろそれに見合ったマッピング手法も含めて。 以下のリンクはこれまでの活動の一部ですが参考になればと思い紹介させていただきます。 ・リンク:視覚障害者歩行支援と Python(2015年11月22日 PyCon mini Hiroshima LTにて) http://www.slideshare.net/MasatakaShinke/python-55396652 点字ブロックの区分以外にその他の支援技術の含めた包括的な議論の場があればと思っています。 そういった意味で、相対座標の絶対座標のウエイト、歩道の中心か実位置にするかが決まってくると思います。 ___ Talk-ja mailing list Talk-ja@openstreetmap.org https://lists.openstreetmap.org/listinfo/talk-ja
Re: [OSM-ja] 点字ブロックの区分についての質問です。
新家様 OSMを使った歩行支援に取り組まれているとのことですので、いくつかお伺いさせていただけませんでしょうか。 点字ブロックをマッピングする位置についてなのですが、 (a)相対座標と絶対座標(GPS計測値)はどちらを重視すべきでしょうか。 (b)点字ブロックが、歩道の道路側と建物側のどちらに寄っているのかの情報は必要でしょうか。 (a)についてですが、もし歩行支援システムがGPS情報を使ってナビゲーションするのであれば、GPS計測値と点字ブロックの位置は可能な限り一致させる必要があるかと思います。ですが、現状では、既存のデータを基準とした相対的な位置にオブジェクトをマッピングするケースがまだ多いのではないかと感じています(改善されつつありますが)。視覚障害者にとって、相対位置情報は使えるものなのでしょうか。 (b)についてですが、時々点字ブロックが極端に建物側に寄って設置されているケースを見かけます。一般の歩行者向けには、歩道の真ん中あたりにfootwayを引きたいと思うのですが、それにtactile_pavingをつけるとズレが大きいような気がします。視覚障害者にとって、点字ブロックが歩道のどの位置にあるのかは重要な情報でしょうか。 もしご知見をお持ちでしたら、ご教授いただければと思います。 muramoto 2016年8月1日 18:54 Shu Higashi : > 新家さん、こんにちは。東と申します。 > > 結論を先に申し上げますと > 警告ブロックの意味をつけた表現(タグ付け)は > 知るかぎりではまだ行われていないと思います。 > また、前例がない場合に新たな表現ルールを > 新たなタグ付けルールとして提案することは可能です。 > > ちょっと今提案の手順をとりまとめてお伝えする余裕がないのですが > 進めたいとお考えの場合は別途手順等 > ご紹介させて頂きますので、もしよろしければ > どういう目的で警告ブロックの意味をつけた表現をしたいのか > もう少しお教え頂いてもよろしいでしょうか? > > <参考>現状の点字ブロックに関わるタグ付け > http://wiki.openstreetmap.org/wiki/JA:Key:tactile_paving > > > 2016/08/01 Masataka Shinke : > > 初めまして広島県の新家です。 > > > > OSMを使った歩行支援を取り組んでいます。 > > そこで質問なのですが、 > > JIS規格(T9251)の点字ブロックには、大きく2種類があります、 > > 一つは誘導ブロック(線状パターン)、二つは警告ブロック(点状パターン)です。 > > > この二種類のうち、警告ブロックは、危険個所や誘導対象施設の位置を示すもので、階段の手前、交差点の手前、誘導ブロックの交差点などに敷設されるものです。 > > この警告ブロックの位置についてOSM上で表現する方法について事例などあれば教えていただきたく。 > > もし前例がなければ、新たに表現ルールを付け加えることは可能でしょうか? > > > > 以上、宜しくお願いいたします。 > > ___ > > Talk-ja mailing list > > Talk-ja@openstreetmap.org > > https://lists.openstreetmap.org/listinfo/talk-ja > > > ___ > Talk-ja mailing list > Talk-ja@openstreetmap.org > https://lists.openstreetmap.org/listinfo/talk-ja > ___ Talk-ja mailing list Talk-ja@openstreetmap.org https://lists.openstreetmap.org/listinfo/talk-ja
Re: [OSM-ja] 点字ブロックの区分についての質問です。
こんにちは。muramotoです。 横浜近辺で点字ブロックマッピングをやっています。 現状では、誘導ブロックと警告ブロックの区別はありません。 横断歩道の両端部や、階段の上下につけられている警告ブロックは、ノードで表現するのがよいのではないかと思います。 例えば添付画像のような感じでしょうか。 (ただ私の場合、警告ブロック単体でのマッピングは手間がかかりすぎると感じるので、やっていません。誘導ブロックのありなしだけを主にマッピングしています。) なお、時折かなりの長さで警告ブロックが設置されているケースもありますが、その場合はウェイで表現するほうが良いのかもしれません。 誘導ブロックと警告ブロックを区別したい(tactile_paving:type=*の提案?)とのことであれば、海外事例の調査とwikiページでの提案・議論が必要になるかと思います。 ご参考まで [image: 埋め込み画像 1] ___ Talk-ja mailing list Talk-ja@openstreetmap.org https://lists.openstreetmap.org/listinfo/talk-ja
Re: [OSM-ja] 点字ブロックの区分についての質問です。
新家さん、こんにちは。東と申します。 結論を先に申し上げますと 警告ブロックの意味をつけた表現(タグ付け)は 知るかぎりではまだ行われていないと思います。 また、前例がない場合に新たな表現ルールを 新たなタグ付けルールとして提案することは可能です。 ちょっと今提案の手順をとりまとめてお伝えする余裕がないのですが 進めたいとお考えの場合は別途手順等 ご紹介させて頂きますので、もしよろしければ どういう目的で警告ブロックの意味をつけた表現をしたいのか もう少しお教え頂いてもよろしいでしょうか? <参考>現状の点字ブロックに関わるタグ付け http://wiki.openstreetmap.org/wiki/JA:Key:tactile_paving 2016/08/01 Masataka Shinke : > 初めまして広島県の新家です。 > > OSMを使った歩行支援を取り組んでいます。 > そこで質問なのですが、 > JIS規格(T9251)の点字ブロックには、大きく2種類があります、 > 一つは誘導ブロック(線状パターン)、二つは警告ブロック(点状パターン)です。 > この二種類のうち、警告ブロックは、危険個所や誘導対象施設の位置を示すもので、階段の手前、交差点の手前、誘導ブロックの交差点などに敷設されるものです。 > この警告ブロックの位置についてOSM上で表現する方法について事例などあれば教えていただきたく。 > もし前例がなければ、新たに表現ルールを付け加えることは可能でしょうか? > > 以上、宜しくお願いいたします。 > ___ > Talk-ja mailing list > Talk-ja@openstreetmap.org > https://lists.openstreetmap.org/listinfo/talk-ja > ___ Talk-ja mailing list Talk-ja@openstreetmap.org https://lists.openstreetmap.org/listinfo/talk-ja