http://native-lang.openoffice.org/servlets/ReadMsg?list=dev&msgNo=5932
ルイスさんがコミュニティカウンシルのメーリングリストに投稿したものに対す
るNLCリード、チャールズさんの意見です。以下、 [EMAIL PROTECTED]
たものです。

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私がニューヨークに行かないことにしたのは(ルイスが行くということはその時
は知りませんでした)、(IBM主催の)会議に参加しても本当の利益が得られな
いからと感じられたからです。(会議に出席すれば)OOo コミュニティを無視
し、大会社に利益を与え、コミュニティにはあまり利益にならないように私には
感じられる質問に答えることになります。そのような会議に私が参加したら、私
が会議を支持し、合法性を与えることになるので、参加をしないことを決めまし
た。私が参加したらルイスの意見とはかなり違った意見を表明するでしょう。ル
イスは、私の理解する範囲では、彼個人の意見を述べています。確かに彼の意見
は必要で有益ですが、そこには、この件に関するわたしの意見はまったく含まれ
ていません。ルイスと私がニューヨークでも反対の意見を発表したらどうなるで
しょうか。我々もコミュニティも馬鹿だと思われるでしょう。

ルイスの投稿に答えるためには、OpenDocument Foundationの問題が重要だと思
います。しかし、このことはOOoファウンデーションの問題を放置するとか後回
しにする口実と考えるべきではありません。(この点に関しては2人を含むコ
ミュニティの誰もが一致しているところだと思います。)

ODF(OpenDocument Foundation)はOOoを狙い、IBM、Sunその他はODFとOOoを狙っ
て、我々のまわりを鮫のように泳ぎまわっています。私は、彼らとうまくやって
いく方法を発見できると思いますが、残念ながらまだそこまでいっていません。

A案は受け入れ可能な案ですが、ODFファウンデーションに関する問題の答えに
なっていません。

重要な点は、OOoはODFを所有していないということです。ODFは、本当の意味で
のオフィススイートの自由市場形成に最も貢献しました。そのため OOo、SO、
KOffice、Corel、TextMaker、その他の競合ソフトがODFを共通のプラットフォー
ムとして使用しながら競争することが可能になったのです。故に、OOoをODFファ
ウンデーションに吸収したり、両者を一体化させたりすることが道理にかなって
いるとは思えません。

C案についてあえていわせてもらえば、Sophieのいっているのと同じ意見で、非
常に驚いています。私は、スロベニアのコペールで開催された OpenOffice.org
カンファレンスでOOoファウンデーションについて多くの人と話をしました。
メーリングリストその他でたくさんの人と議論してきました。多くの人がいろい
ろなことを話していますが、ルイスがいうようなファウンデーションについては
まったく話をしていません。

ルイスの案は、多くの人が期待しているものからは、ほど遠いものだと思いま
す。アドオン・ファウンデーションというのは、いままで聞いたこともなく、こ
れまでまったく議論されたこともありません。

この問題は非常に重要で決定的なので、コミュニティ全体でこの話を検討して頂
きたいと考えます。あわせて、ルイスがニュ−ヨークの会議を上手に乗り切って
くれることを期待しています。
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khirano


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