中本です。 On Tue, 02 Oct 2007 12:14:14 +0900 (JST) Maho NAKATA <[メールアドレス保護]> wrote:
> > その上で、リリースアナウンスではユーザーへの影響が大きいと考えられる不 > > 具合を取り上げるとよい思います。今回のリリースでは、OOoが起動できない > > バグやフォントワークに関する退行バグといったものがユーザーへの影響が大 > > きいと考えられるので、それを取り上げるとよいと思います。 > > 「影響が大きい」という判断は中本さんのものであり、必ずしも適切ではあ > > りません。 [メールアドレス保護] 他に影響の大きいバグがあるのであればそれも取り上げればよいと思います。 > これらを管理するのはQAプロジェクトです。 > ユーザーへの影響が大きいものはP1/P2などになります。P1は大変影響が強い。 > 次がP2です。 > http://qa.openoffice.org/ooQAReloaded/Docs/QA-Reloaded-ITguide.html > より、 > > P1 marks extremely severe problems. > Issues with this priority must be fixed immediately, and the fix must be > included in the next available build of the application. > Not fixing those issues is simply impossible. > > P2 marks severe problems which affect a significant number of customers > Issues with this priority must be fixed before the target release (see Target > milestone), which usually is the next major release, and should be dealt with > as soon as possible. > Not fixing them for the target release is not acceptable. 各バグの重要度を決めるのはQAプロジェクトなんでしょうが、その重要度は主 に開発者に修正する優先度を決定させるようなものであり、ユーザーに周知す べきバグの基準とはまた別にあるもんだと思います。P1/P2のバグをすべてリ リースアナウンスで通知するわけにはいかないのです。 # 一覧へのリンクぐらいははっておいたほうがいいかもしれませんが。 > したがって、P1/P2などで「開始済み」となっているものは大変影響力があり > アナウンスで注意を喚起するというのは正しいと思われますが、アドホックに > やってもあまり意味が無いのです。 そんなことはないです。実際にSELinuxのバグを考えると、ユーザーがダウン ロードしてみたものの起動しようとしてみたらウンともスンとも言わない => 起動しないならポイッチョ、ということが容易に想像できるわけですが、そう いうユーザーのためにもあらかじめ注意を喚起しておくことは意味があると思 います。 また、逆にテスト以外で見つかるバグが多くある現状では、テストで発見され たバグだけを取り上げることこそそんなに意味があるとは思えないです。 -- 中本 崇志 (Takashi Nakamoto) E-mail: [メールアドレス保護] Homepage: http://bd.tank.jp/ Blog: http://bd.tank.jp/diary/ --------------------------------------------------------------------- To unsubscribe, e-mail: [メールアドレス保護] For additional commands, e-mail: [メールアドレス保護]