ぞあです。
muramotoさんご指摘ありがとうございます。
> 公式ウェブサイトについては電子的な「現地」で、地理的な現地に掲示されている情報と等価と考えているためです。
全く同じ情報であっても、現地調査に基づいて投入するケースと、公式ウェブサイトのデータを転記するのは違うと考えます。
所有者や運営者による(一次データソース)並べ方に特別な創作性が無い事実情報であって、利用規約等で禁止されていないウェブサイトに掲載されており、データベース権を侵害しえない事項という条件への一致を持って等価と判断しています。
また、同じ事実情報でありながら公式サイト、非公式サイトを分離していた理由はデータの次数にあり、Wikidata の情報を OSM
へ投入すべきでない理由と同じく、掲載されている情報の一次データソースのライセンスが確認できないため分離して考えるべきという形です。
> 「そっちの方がマッピングが楽しそうじゃん?」
楽しいマッピングをしよう、というのは賛成です。しかし、情報ソースは厳しくあるべきだと思います。楽しいマッピングは、山下さん、坂ノ下さんを始めとした方々が進めているマッピングパーティーなどで実現可能であると思います。
マッピングパーティーは安全な情報ソースから OSM
への情報投入を積極的に行える素晴らしい活動ですよね。山下さん、坂ノ下さんはじめ定期的に開催されている方々には頭の下がります。
On 2019/06/26 21:59, tomoya muramoto wrote:
公式ウェブサイトについては電子的な「現地」で、地理的な現地に掲示されている情報と等価と考えているためです。
全く同じ情報であっても、現地調査に基づいて投入するケースと、公式ウェブサイトのデータを転記するのは違うと考えます。
旭川市のローソンに出向き入口自動ドアに書かれてある文字を見て`branch=旭川東4条店`とデータを入力するのと、公式ページを見てリモートで同じデータを入力するのがOSM的に「等価」であるとは私には思えません。
「そっちの方がマッピングが楽しそうじゃん?」
楽しいマッピングをしよう、というのは賛成です。しかし、情報ソースは厳しくあるべきだと思います。楽しいマッピングは、山下さん、坂ノ下さんを始めとした方々が進めているマッピングパーティーなどで実現可能であると思います。
そもそも著作物かどうか
事実情報は著作物ではなく著作権法で保護されない、というのは同意です。
私は、著作権法で保護されない情報であっても、使うべきでないケースもある、という立場です。
現地で確認できない情報も多く
現地調査で確認できなかったら、マッピングすべきでない、ということではないでしょうか。
「ウェブサイトにかかれていることは使ってはダメ」と書いてしまうと、実際の運用では萎縮効果を生んでしまい
萎縮効果があることは確かでしょうが、それは仕方がないのではないでしょうか?「Googleマップに書かれていることは使ってはダメ」という指針も萎縮効果を生んでいると思いますし、ライセンスに厳密であるためには仕方ないことと思います。
OSMに対して損害賠償請求をする、というケースはあるでしょうか
私も損害賠償されることはないと思います。
しかし、訴えられないのであれば使っても良い、という考えには反対です。
wikidataもダメなんでしたっけ、、、?というのは素朴な疑問です。
CC0でもダメ、というのは私も驚きでしたが、OSM wikiの記載を読んだら納得しました。
wikidata/wikipediaを使ってもOK、という指針を採用するのであれば、まずOSM wikiを変更するのが先かと思います。
ODbLも「他の情報を転記する可能性がある」ということになり
これはその通りです。だからこそ、OSMデータに他の情報が入り込まないように情報ソースを厳密に運用し、怪しいデータは削除するという自浄作用を機能させているのだと思います。
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