tora wrote:
> フォント中に縦書き用の情報が含まれていない場合は、OpenOffice.org 側の問題ではないので、
> OpenOffice.org は表示・PDF出力・印刷を一切行わない。と言い切りたいのですが、
> 
> 全く何もしないよりは、横書き用の情報がフォントファイル中に少なくとも含まれている
> わけですから、縦書き用の代わりに横書き用を使用して表示・PDF出力・印刷を行うように
> 気を利かして作ってある。といいたいです。

というのは、まったくの「うそ」でして、単純に以下のようになっているだけと考えてよいと思います。

 縦書き用の情報の入ったテーブルが含まれていたらそれを使う。なければ横書き用のそれを使う。

 縦書き用の情報のデフォルト値が定義されていたらそれを使う。なければ横書き用のそれを使う。

 対象の文字に縦書き用の情報が定義されていたらそれを使う。なければ横書き用の情報を使う。

 ここでいう横書き用や縦書き用の情報とは、文字の図柄の位置や大きさ、前後の文字との間隔です。

 各文字ごとに文字の形への参照があります。

 一般的に漢字には縦書き用の情報は各文字毎には含まれていません。なぜなら縦書きの場合は縦書き用の
 情報のデフォルト値だけで足りるからです。
 
 約文字(「」。、ー=)などの多くは縦書き用の文字の形が横書き用と縦書き用で別々に定義されています。
 なぜなら、向きが異なりますから。回転させているわけではありません。音引き ー の筆の入れ方
 をよ〜く想像してみてください。それを90度右向きに回転させるとどうでしょうか。縦書きの場合の
 筆の入れ方と左右が逆になってしまうでしょう。だから、別々にデザイナーがデザインするのです。

 ひらがな・カタカナ・漢字などほとんどの文字では、文字の形は1つだけ定義されています。
 さらにそれらの文字では横書き用と縦書き用で、情報のデフォルト値とは異なる場合のみ、位置・
 大きさ・間隔などの情報が別々に定義されます。

そんなことどうでもいいよ。とにかく縦書きでもうまく表示・PDF出力・印刷してくれればいいんだよ。
とお叱りを受けそうなんですが、、、まあ、いろいろとありまして、、、許しておくんなまし。

Tora

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