大槻さん、みなさん 中本です。こんばんわ。
DocumentFoundationのアナウンス翻訳の件ですが、マーケティングの方から1日 も早くという意見もありますし、査読のコメントも大分いただいて洗練されきた と思うので、そろそろ完了としたいなと思います。 Wikiにコピーするのであれば、章立てするなどといった追加の作業が必要になり ますが、どうしましょうか? 中本崇志 On Sat, 2 Oct 2010 08:41:48 +0900 Takashi NAKAMOTO <bluedw...@openoffice.org> wrote: > 中本です。 > > DocumentFoundationのアナウンスの翻訳について、査読コメントも溜まったの > と、文字化けの問題があったので、これまでにいただいたmatuakiさん、鎌滝 > さん、矢崎さんの査読コメントを反映したものを以下に添付します。 > > まだ未決定みたいですが、アナウンスにもそのまま投げられるように整形もし > てあります(特に最後の方のURLが並んでいるところ)。 > > まだ少なくとも今日のうちは査読コメントを受け付けていますので、ぜひよろ > しくお願いいたします。 > > === 以下、翻訳(和文のみ) === > OpenOffice.orgコミュニティ、The Document Foundationの設立を発表 > > OpenOffice.orgを開発・普及をするボランティアのコミュニティは、プロジェ > クトの一層の発展のため、独立したFoundationを立ち上げました。 > > 2010年9月28日 (インターネットにおいて) - フリーのオフィスソフトであ > る OpenOffice.orgを開発・普及をしてきたボランティアのコミュニティは、 > プロジェクトの進め方を大幅に変更したことをお知らせします。創始者とし > て、また、最大のスポンサーとしてSun Microsystems社にこれまでの10年間を > 支えられてきましたが、元々の設立趣意として挙げられていた自立した運営を > 果たすため、”The Document Foundation”を立ち上げることになりました。 > > 本Foundationは,個人や団体が真にフリーなオフィススイートに貢献し、か > つ、その恩恵を享受することができるような場となるようにします。これによ > り、ユーザーの利益のための健全な競争や選択肢が生まれ、オフィススイート > 市場における革新がもたらされることでしょう。本日より、OpenOffice.orgコ > ミュニティは”The Document Foundation”として知られることになります。 > > Sun Microsystems社を買収した結果OpenOffice.orgの資産を引き継ぐことに > なったOracle社については、この新しいFoundationに迎え入れる準備をしてお > り、また、コミュニティが10年間育てあげてきたブランドを寄付するようにお > 願いをしてきました。これについては現在未決定なため、”LibreOffice”とい > う名前がこれからリリースされるソフトウェアの名称として選ばれました。 > > The Document FoundationはOpenOffice.orgコミュニティを牽引してきた個人 > のメンバーによる努力の結果によるものです。中には何名かのプロジェクト > リーダーや、コミュニティ評議会の主要メンバーが含まれています。今後はし > ばらくは、開発者の運営委員会と各国語のプロジェクトマネージャーと進めて > いきます。本Foundationは、LibreOfficeが最も使いやすいオフィススイート > とするために、ユーザーと開発者の間の障壁を下げることを目的としていま > す。 > > 本FoundationはLibreOfficeの開発の取りまとめを行います。LibreOfficeの > ベータ版は、本サイトからダウンロード可能です: > http://www.libreoffice.org 。この新しい友好的かつオープンな環境におい > て、私達のプロジェクトに加わり、コードを貢献してくれる開発者を歓迎しま > す。翻訳、テスト、文書作成、ユーザーサポート、普及活動を行うその他の貢 > 献者と共にオフィススイートの未来を創っていきましょう。 > > ボランティアグループを代表して、前フランス語プロジェクトでコミュニティ > の第一人者であるSophie Gautier氏はこう述べています。「私達は本 > Foundation が、たった一つの企業の商業的な利害によるしがらみからコード > の開発やプロジェクトの発展が開放されることにより、このフリーなオフィス > スイートの発展のための重要な一歩となること期待しています。世界中のフ > リーソフトウェアの支持者には、FLOSSの歴史に新たな1ページを残すため、設 > 立メンバーの輪に加わる大きなチャンスがあります。」 > > リチャード・ストールマン氏(FSF代表)は、LibreOfficeのリリースと、フリー > ソフトウェアのみを推奨するポリシーを歓迎し、このように述べています。 > 「私は Document Foundationがフリーでないアドオンを推奨しないことを嬉し > く思います。フリーでないアドオンが現在のOpenOffice.orgの自由に関する最 > 大の問題だからです。私はLibreOfficeの開発者とOracleに所属する > OpenOfficeの開発者がコード本体の開発において協力することを期待していま > す。」 > > 「The Document FoundationはOpen Document Formatを支持し、さらなるISO標 > 準の発展のためにOASISに積極的に働きかけます。」と、コミュニティ評議員 > で Native Language ConfederationのリードであるCharles Schulz氏は述べて > います。「The Document Foundationは開発者、サポーター、ユーザーの視点 > を議論の場に持ち込みます。これは、政府や企業レベルでのODF採用の動きを > 加速することになるでしょう。」 > > Google社のオープンソースプログラムマネージャーであるChris DiBonaは次の > ようなコメントを寄せています。「The Document Foundationの創設は、オー > プンソースのオフィススイートの開発をさらに押し進める大きな一歩です。全 > ての貢献者に対して公平な議論の場を設けることは、幅広くかつ活発なオープ > ンソースソフトウェアプロジェクトに関するコミュニティを作るのに欠かせま > せん。 GoogleはThe Document Foundationのサポーターとなり、このプロジェ > クトに参加できることを誇りに思います。」 > > 「Viva la LibreOffice」と言うのはNovellの製品マネジメントディレクター > の Guy Lunardi氏です。「私達は、しっかりとしたオープンソースのオフィス > ソフトの開発を支援するために、Document Foundationと一緒に活動ができる > のを楽しみにしています。究極的には、Mozilla Firefoxがブラウザーの分野 > でやったことと同じことを、LibreOfficeがオフィスソフトウェア市場でやる > ことを私達は思い描いています。」 > > Red Hat社のEMEA Open Source AffairsのJan Wildeboer氏は次のコメントを寄 > せています。「世界中のユーザー、企業、政府がオープンな標準に基づいた革 > 新的で技術的なソリューションに移行しています。Red Hatはこの取り組みに > 加われることを嬉しく思います。」 > > Ubuntuを作っていることで有名なCanonical社の創始者で主要株主のMark > Shuttleworth氏は、次のように述べています。「オフィスソフトウェアはフ > リーソフトウェアのデスクトップの重要な構成要素の一つです。The Document > FoundationからリリースされるLibreOfficeを将来のUbuntuのリリースに含め > ることができるのは、Ubuntu Projectとしては嬉しく思います。The Document > FoundationによるLibreOfficeは、Ubuntuが事務環境におけるデスクトップに > 対する有効なソリューションであるためのコードレベルでの共同開発のための > 効率的な場をUbuntu開発者に提供してくれています。」 > > 「Open Source Initiativeはオープンソースソフトウェアのための開かれたコ > ミュニティへ向かう世の中の流れをこれまで見てきました。」と言うのはOpen > Source Initiativeのディレクタ、Simon Phipps氏です。「私達はThe > Document Foundationの構想を歓迎します。最高のオープンソースソフトウェ > ア精神に基づき、フリーソフトウェアのための真に開かれたコミュニティが成 > しうるイノベーションを期待しています。」 > > 「私達はLibreOfficeプロジェクトをフリーソフトウェアのコミュニティに歓 > 迎します。私達は、コミュニティの人々がフリーのデスクトップ環境を発展さ > せるための大きな機会があると考えています。」と言うのは、GNOME > FoundationのエグゼクティブディレクターのStormy Peters氏です。「これま > で何年もの間、 GNOMEコミュニティはGnumeric、GnuCash、Abiwordといった > GNOMEオフィススイートのアプリケーション同じように、OpenOfficeを支援し > てきました。 LibreOfficeがフリーソフトウェアのコミュニティの仲間入りを > 果たしたことにより、フリーデスクトップのユーザーは豊富な選択肢のなかか > ら利益を享受することができるようになると信じています。」 > > NeoOfficeのチーフエンジニアであるPatrick Luby氏は次のように述べていま > す。「私は、より進んだ機能を開発し、OpenOffice.orgを新しい心躍る方向性 > に向かわすために、新しい独立したLibreOfficeのfoundationができたことを > 嬉しく思います。」また、NeoOfficeのChief VisionaryであるEd Peterlin氏 > は次のように述べています。「これによって私達がLibreOfficeの素晴らしい > 機能をMac に持ち込むことができるようになることを楽しみにしています。将 > 来的には、私達のWebを通じた活動を広げ、全てのプラットフォームの > LibreOfficeユーザーの手助けをしたいと思っています。」 > > オープンソースソリューションの開発、実装、サポートに特化した独立系コン > サルティング・サービス会社であるCredativ社のイギリスManaging Director > の Chris Halls氏は、次のように述べています。「本Foundationはコミュニ > ティの貢献者のために新たな機軸を提供するチャンスとして、また、コミュニ > ティの貢献者と共に前進できる機会として、本Foundationを歓迎します。私達 > のビジネスでは、様々な環境での何千にも及ぶオフィスデスクトップを支援し > てきました。日々の業務の一部として私達が貢献できるコードやフィードバッ > クが、プロジェクトに間単に取り込まれるようになることはとても重要なこと > です。」 > > 「The Document Foundationの設立は、ブラジルのOpenOffice.orgコミュニ > ティのためのProjeto Brasilが持つBrOffice.orgのビジョンと合致します。私 > 達の国では、Open Document Formatとそれをサポートするツールに対する多大 > な投資をしてきました。BrOffice.orgとThe Document Foundationが同じ価値 > 観と目的を共有することは、何にもましてうれしいことです。」と言うのは、 > ブラジルの NGO団体BrOffice.orgの代表を務めるClaudio Filho氏です。 > > ノルウェーの財団である「 Åpne kontorprogram på norsk(ノルウェーの > OpenOfficeスイートの意)」はOpenOfffice.orgのノルウェー語化を担ってお > り、ノルウェーにおけるOpenOffice.orgの普及活動をしています。これまでに > ノルウェー語プロジェクトは、主に国や自治体から資金提供をされ、これらの > 団体により運営がされてきましたが、最近は企業がだんだんと積極的に関与す > るようになってきました。私達はより潜在的な民間からの参加のために、長期 > 的に持続可能なプロジェクトの設立の必要性を理解しています。Google社、 > Novell社、 Canonical社、Red Hat社といった世界的な大企業と同じように、 > その他の北欧諸国や、ヨーロッパの主要各国が今やThe Document Foundation > と協力関係にあることに、私達財団は留意しています。私達はこの方向性がノ > ルウェーにも正しい方向であると考えています。The Document Foundationと > の協力体制により、より革新的でユーザー親和性の高い機能が組み込まれた > LibreOfficeを開発するのをより簡単に押し進めることができます。ライセン > スの障壁や、ソースコードや標準規格を間単に参照できるようにすることは、 > 関連する製品の開発を促進することになるでしょう。 > > > 私達のミッション等といったより詳細な情報については、The Document > FoundationのWebサイトをご覧ください: > http://www.documentfoundation.org > > The Document Foundationの設立メンバーの略歴と顔写真はこちらから: > http://www.documentfoundation.org/foundation/ > > コードレベルでの開発に興味のある方はこちらをご覧ください : > http://www.documentfoundation.org/contribution/ > > The Document FoundationのTwitterのアカウントは: > http://twitter.com/docufoundation > > また、 Identi.ca のアカウントは: > http://identi.ca/docufoundation > > > アナウンス用のメーリングリスト: > announce+subscr...@documentfoundation.org > > 一般的な話し合いのためのメーリングリスト: > discuss+subscr...@documentfoundation.org > > IRCチャンネル: > #documentfoundation irc.freenode.net > > The Document Foundationとは > > The Document Foundationは、OpenOffice.orgコミュニティの主要メンバーに > より独立した民主的なFoundationです。OpenOffice.orgコミュニティの真の価 > 値である開放性、透明性、そして貢献をしてくれる人を重んじる文化を維持し > ていくために、独立したFoundationが最も適切な形であるとの思いから設立さ > れ、これまでの10年間のOpenOffice.orgコミュニティによる成果を元に活動を > 行います。私達の真の価値を理解し、私達の活動に協力してくれるどのような > 個人にも開かれた組織となります。また、コミュニティ内のその他の貢献者と > 同じように作業ができるように個人を支援するなどといった法人の参加も歓迎 > します。 > > 連絡先 > > Florian Effenberger (Germany) > Phone: +49 8341 99660880 > Mobile: +49 151 14424108 > Skype: floeff > E-mail: flo...@documentfoundation.org > > Olivier Hallot (Brazil) > Mobile: +55 21 88228812 > E-mail: olivier.hal...@documentfoundation.org > > Charles H. Schulz (France) > Mobile: +33 6 98655424 > E-mail: charles.sch...@documentfoundation.org > > Italo Vignoli (Italy) > Mobile: +39 348 5653829 > E-mail: italo.vign...@documentfoundation.org > > 中本崇志 > > --------------------------------------------------------------------- > To unsubscribe, e-mail: translate-unsubscr...@ja.openoffice.org > For additional commands, e-mail: translate-h...@ja.openoffice.org > --------------------------------------------------------------------- To unsubscribe, e-mail: translate-unsubscr...@ja.openoffice.org For additional commands, e-mail: translate-h...@ja.openoffice.org