catchです

皆さん、コメントありがとうございます。
とりあえず、これから

Jun OKAJIMA wrote:
> ただ、そんなことよりも、いまある成果物の有効活用でしょう。
> もっといえば、IPAフォントですよ。
> IPAフォントバンドルのOOo をばら撒くことこそ、先決なのでは・・・・。
> で、そのために必須なのは、例のライセンス条項のクリア。

IPAフォントをやるから、他をやらないということはないと思うのです。

IPAフォントの場合、条件がクリアになったとしたら、ここ数ヶ月のうちに色ん
なことができるでしょう。特に、マーケティングであれば。一方、品質向上の話
は、実際に効果が出てくるのは、半年先-1年先だと思います。



> もしそれ以外で、今やるべきことといったら、マーケティング方針の策定でしょうね。
> Mac/Win共通環境に適している、というマーケティングは、私の提案に過ぎませんが、
> いずれにせよ、マーケティング的なことを考えない限り、
> 少々MSオフィスとの互換性が向上したところで、現状は変わらないでしょう。

実はわたくし、マーケティングプロジェクトのコーディネータということになっ
ております。マーケティングの方針というほどのモノは現状ではありませんが、
とりあえず、こんなことが重要だと考えています。


A.「OpenOffice.org日本ユーザー会」を繰り込むのではなく
 「OpenOffice.org」を売り込む

 なので、ユーザー会という名前を前面に押し出す必要はない。
 「OpenOffice.orgでこんな面白いことができるぜ」というアイデアがあれば
 誰でもどこでも構わないので、どしどしやって欲しい。
 そのとき一人ではできないことがあれば、ユーザー会という場所を
 活用してもらえば十分。


B.誰に情報を届けるのか

 すでに、Linuxユーザーやオープンソースに興味を持っている人には
 十分に情報が届いていると思うんです。OOoについても評価も高い。
 そうでない人に、どうやって注目してもらうか、その目標を明確にするのが
 重要でしょう。


C.MS Officeに出来ないこと/やりにくいことを提示したい。

  Windows+MS Officeユーザーをいきなり全面移行させるのは大変過ぎる。
 差別化が重要。


D.お金はない orz

 イベントというキッカケに合わせて、10万円くらい集めてくる実績はあります
 が、現状の実力はそのくらい。



という訳で、じゃあIPAフォントの話をどうやって宣伝/マーケティングに使うの
か。基本的に、フォントを同梱できたら良いというのは大賛成。そのために、利
用条件をクリアにするのも重要。

では、それが出来たとしたら、次は何をやりましょう?

元々は、マルチプラットフォーム間でレイアウトが崩れないことを売りにするの
が目標ですよね。ということは、マルチプラットフォームで使う状況にある人た
ち、Mac版やLinux版のユーザーがターゲット。周りがWindowsユーザーばかりと
いう大半の人には、残念ながら請求力が弱い。

Mac版やLinux版のユーザーにとって、周りのWindowsユーザーにOOoを勧めやすく
する。そういう手はずを整える必要があるように思います。たとえば、

- マルチプラットフォームで相互運用するためのノウハウの集約
- 特に、本当にレイアウトが崩れないことをアピールする
- Windowsユーザーに試してもらいやすくする

で、これらの作業は、IPAフォントが自由に利用できる前から、手を付けられる
ような気がします。IPAフォントを待たずにドシドシやってもいい。



なお「Windowsユーザーに試してもらいやすくする」のは、レイアウトを売りに
する以上に重要なように感じています。そのためには、先日のOSCで注目を集め
ていた、CDブートOOoを売り込むのが良いかも知れませんね。OSCのときには、"
ビジネスショーで配りませんか"というような話があったとかなかったとか(^^

誰か、CDブートOOoをパソコン系雑誌なんかに売り込んでみませんか。OSS/IT系
雑誌ではなく、パソコン系雑誌なんかに企画書を送ってみようっていう人はいま
せんかね。昨年は、2.0のリリースに向けて結構やっていたんですが、今年は私
の時間があまり取れないので全然できていません。

CDブートOOo自体は、配布が大変です。CD自体を配るのはお金もかかる。手軽に
やるため、自分で作る方法の紹介になっているのが現状です。何か、もっと届き
やすく試しやすくする方法はありませんかね。



ところで、Mac版CDブートOOoって作れませんかね。
NeoOfficeでも可。
ファイル構成とか起動方法が似ているなら、案外簡単に実現できるのでは?



まあ、これらはIPAフォントの話をやらないということではなく、並行して進め
ていけば良いんじゃないかと思います。私たちは、お金もありませんし、アク
ティブに動ける人も多くありません。でも、人数は多いので、そんなふうに作業
を分担できれば、いろんなことができるはず。


> いずれにせよ、マーケティング的なことを考えない限り、
> 少々MSオフィスとの互換性が向上したところで、現状は変わらないでしょう。

これについては、必ずしもそうは思はないんですけど、もう少し詳しく説明して
頂けませんか。


他のアイデアももちろん大募集。
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可知 豊
Yutaka Kachi
http://www.catch.jp/
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