Adachi Junichi wrote (2007/02/26 13:23) :
>> FirefoxをめぐるDebianとMozillaの対立の背景
>> http://opentechpress.jp/opensource/06/10/13/0136252.shtml
>> Mozilla 商標ポリシー
>> http://www.mozilla-japan.org/foundation/trademarks/policy.html
> トレードマーク・ポリシーの事情を把握できていないのですが、
> 上記をさっと読んだところでちょっと衝撃的だったので書いてしまいました。
> Mozilla のソフトウェアはオープンソースであることをやめた
> ように感じてしまったのです。
> 
> 商標の法的な主張としてはまっとうでしょうけど
> 品質に関わるソースコードを改変して配布してもよいのに
> 品質に直接関わるわけではないロゴなどを変更しちゃいかん
> というのは理解に苦しむのですが。

Debianとの件は複雑な話になっていて全ての詳細を把握していない
ために細やかな解説とかは出来ませんが...

Mozilla Foundation(MF)が商標を厳密に扱おうとしている理由の
ひとつは、自分たちの守備範囲外のところで大きく改変されたものを
自分たちの製品と同じ名前やロゴで配布されると、もしもそれに
問題があった場合に自分たちのブランドに影響があるんじゃ
ないかな、それは困るなー というのがひとつあるようなんですね。

そこで、おおざっぱに言えば
「ライセンスに従ってソースコードを改変して配布しても良いけど、
 あるラインを超えた修正の場合は公式ロゴや名称などは使わないでね」
というルールが出来ました。(いかように改変したものに対しても
同梱のロゴをそのまま必ずつけなさい、ではないです)

それと共に公式ロゴや商標の使用に関して厳密な条件を設定した
ところ、それはかえって困るよ、という人達が出てきた..と
いう感じかと。

MF が示した境界線が適切かどうかという点や、それの判断に
まつわる手続き諸々の事情の是非に関して人それぞれ考え方や
立場があると思いますので。


-- 
Akira Mutsuro

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