鎌滝@ドキュメントプロジェクトです。

At Mon, 09 Jun 2008 22:14:33 +0900,
Yazaki.Makoto wrote:

> >> ・日本語プロジェクトの成果は、JCAにサインした人と、Sunの共同の著作物と
> >>  なる。
> >>  ※JCAにサインしていない人は、日本語プロジェクトの成果に対して、権利を
> >>   主張できない。
> >> 
> >> ・日本ユーザー会の成果は、JCAにサインした人と、Sunの共同の著作物と
> >>  ならない。
> >>  ※関わった人が権利を主張できるということだと思います。
> >> 
> >> ・(最後の2つから)混同していたら困るような気がする。
> >?
> >ナンとも判断できあません。
> >共同著作物となる・ならないは、そのとおりだと思います。理屈的には
> >「混同すると困った事態が発生する可能性がある」とは言えますが、今の
> >ところ、それほど大きな問題は発生していないように思います。
> 
> 今は大きな問題は発生していないと思いますが、
> 私は、http://ja.openoffice.org/aboutus.html に、
> 
> > また、諸問題でja.openoffice.orgに置けない物などについては、
> > http://openoffice-docj.sourceforge.jp/などで情報提供をしたいと思います。
> > いろんな人のいろんな立場からいろんな形で自由に参加出来る場を提供すると
> > いうのが我々の目的です。 
> 
> と書かれているところから見ても、「著作物の権利をJCAにサインした人とSunに
> 渡したくない。JCAにサインしたくない」(もしくは、日本語プロジェクトの決
> まりに影響を受けないコンテンツにしたい)、でもOpenOffice.orgユーザーに情
> 報を提供したいという要望はあるんじゃないかと思います。

JCAは今はSCA[1]と呼びます。SCAにサインが必要なのは、主にソースコードを
提供する開発者、OpenOffice.orgに同梱されるドキュメントや素材の作成者で
す。また、http://ja.openoffice.org/ サイトのコミット権の取得に必要です。

たとえば、MLで翻訳のお手伝いをする人は必要ないわけです。

http://ja.openoffice.org/ サイトに掲載されたドキュメントに関しては、必
ずしも作成者がSCA(JCA)にサインする必要はなかったと思います。[2]には、
そんなドキュメントも残っています。ただ、ドキュメントをLGPLで公開するこ
とには同意していたとは思います。また、この際に何らかの契約が必要だった
わけではなく、MLで同意すれば良いだけだったはずです。

もし、http://ja.openoffice.org/ サイトに掲載するドキュメントもSCAサイ
ンが必要なら、どこかでルールが変わったはずですが、わたしの記憶ではあり
ません。

もっとも、ドキュメントに関しては、http://ja.openoffice.org/ ではなく、
http://wiki.services.openoffice.org/wiki/Ja.openoffice.org
http://openoffice-docj.sourceforge.jp/wiki/
などで公開するという流れがあるので、問題にはならないかもしれません。

[1]SCAへの変更アナウンス
http://ja.openoffice.org/servlets/ReadMsg?listName=announce&msgNo=270

[2]過去 http://ja.openoffice.org/ に掲載されたドキュメント
http://ja.openoffice.org/documents/tips/

-- 
M.Kamataki
http://ja.openoffice.org/
http://openoffice-docj.sourceforge.jp/
http://openoffice-docj.sourceforge.jp/wiki/
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