矢崎です。

>これも取り込む形でまとめたいと思いますが、その前に私が昨日、今日で調べて
>考えたことを説明させていただきたいと思います。これは別メールで。。

本来なら、経緯を全く知らない私が、日本語プロジェクトと日本ユーザー会の
関係を解釈するのはおかしな話だと思いますが、今までにみなさまから頂いた
情報と、それを軸に自分で調べて考えた結果を説明させてください。
#解釈というか、こう考えられたらいいのになぁ。という程度のものです。



■2002年7月頃
このから、OpenOffice.orgコミュニティ(本家)の1プロジェクトとしての
日本語プロジェクトの設立作業が開始されたようです。
(どうしてそういう事が始まったのかはわかりませんでした)

以下のメールは、日本ユーザー会のメンバーである中田さんから、
OpenOffice.orgのLouisさんに送られたメールです。
http://search.luky.org/oo/openoffice.2003/msg01522.html
OpenOffice.orgの日本語プロジェクトとして、一緒にやらないか?
ということのような感じです。
#ごめんなさい、英語なので正確にはわかりません(恥

■2002年9月頃
OpenOffice.orgから返事が来たのが、なんと9月でした。
イイネ!ってことみたいです(?
http://search.luky.org/oo/openoffice.2003/msg02130.html

■2003年1月17日
日本語プロジェクトが誕生した(OpenOffice.orgから発表された)。
http://www.openoffice.org/servlets/ReadMsg?list=discuss&msgNo=20311
※ただ、それ以前から移行作業という名で、日本語プロジェクトの整備は
 始まっていたようです。


日本語プロジェクトが生まれる経緯は、こんな感じではないかと思います。


そして今回特に指摘したいのは、「移行」という言葉の解釈が人によって違って
いたのではないかということです。

日本語プロジェクト発足と前後して、日本ユーザー会でたびたび
「日本ユーザー会から日本語プロジェクトに移行する」というニュアンスの
発言が見られます。これは、

×「日本ユーザー会」が「日本語プロジェクト」に変身するという意味ではなく、
○「日本ユーザー会」から「日本語プロジェクト」に、メンバーの主な活動場所
 を移すという意味で使われている

ということはないでしょうか。日本ユーザー会から、日本語プロジェクトに変身
したと言うには、日本語プロジェクトは権限(OpenOffice.orgのリリース権限な
どを指します)を持ちすぎていると思います。


そういうわけで、私の現在の解釈はこうです。
※ここには、今までの議論で触れられていない内容も含まれますので、
 今回の議論の結論ではありません。あくまで勝手な私の解釈です。
 これを無理矢理最終結論にするつもりはありません。
 なるといいなぁとは思ってますが :-)

・日本ユーザー会(という箱)と日本語プロジェクト(という箱)は、
 スポンサーや権限の違いから見て、別物である。

・日本ユーザー会は、OpenOffice.org(本家)に日本語プロジェクトを設立させ
 た。また、日本語プロジェクト設立時には本家に大いに「協力」している。

・日本ユーザー会の情報・成果を元に、日本語プロジェクトが整備されてきた。

・日本語プロジェクト設立時に、日本語プロジェクトの参加者が
 日本ユーザー会でも活動していた。

・日本ユーザー会のメーリングリストを、日本語プロジェクトの
 ユーザー向けのメーリングリストと認めている。

それに加えて、http://ja.openoffice.org/license.htmlの内容から、

・日本語プロジェクトの成果は、JCAにサインした人と、Sunの共同の著作物と
 なる。
 ※JCAにサインしていない人は、日本語プロジェクトの成果に対して、権利を
  主張できない。

・日本ユーザー会の成果は、JCAにサインした人と、Sunの共同の著作物と
 ならない。
 ※関わった人が権利を主張できるということだと思います。

・(最後の2つから)混同していたら困るような気がする。

結論が遠ざかるかもしれませんが、この解釈が正しいとか正しくないとか
受け入れられるとか受け入れられないとか意見をもらえるとうれしいです。

受け入れられそうなものについては、まとめメールに反映させたいと思って
います。


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